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産まない選択

「人生は選択の連続だ」
幾度となくその言葉を実感してきた。
生きていると、なんて言葉を使うと大きいものに感じるかもしれないが、生活をしていると多くの選択に悩まされることがある。
小さいものから、大きいもの。
すぐに答えが出せるものから、時間を十分すぎるほどかけて答えが出るもの。
選択をするということは、私たちは当たり前に行っている。
毎日の服装、毎日の食事、睡眠時間、人付き合い、仕事…
挙げるときりがない。
そんな人生におけるたくさんの選択の中で、私が最近選んだ道がある。


それは「産まない」ということである。

※個人で様々な価値観があり、これから述べる私の考えに対して批判的な気持ちになる方もいるかもしれないが、そこはクールにスルーしていただきたい。批判的な気持ちになるのも、共感してくださるのも、私がここで自分の考えを述べるのも、全て自由であるから。

私はアラサーになり、前述通り「産まない」ことを決めた。
社会に出る前は声を大にして、早く結婚して、子供を産むんや!
と言っていた時期もある。
しかし働き始めて、人生に対する価値観が変わったと思う。
子供は大好きだけど、私には他にも大好きなものがたくさんある。
働き始めて仕事も好きなことになった。仕事を通して、何かを成し遂げることへの達成感がなんとも言えない。
結婚して子供を授かっても仕事はできるが、なんせ私はそんなに器用ではない。一度に、同時に多くの存在・コトを大切にはできないということに気がついた。
そんな不器用な私だからこそ「しない」選択を考えるようになった。

他にも、私自身の身体のこともある。
生理不順に悩まされていたことも、産むか産まないかを考えるきっかけにもなった。生理不順でも生理は来ていたから、当たり前のように排卵してると思っていた私。でも排卵しなくても生理は来る、病院で初めて知った事実。
今すぐにではないにしろ、将来子供を授かりたいと思っている女性はちょっとした生理不順、ひどい生理痛などの女性特有の悩みは早めに解決しておいた方がいいと思います。

人生においてたくさんの選択があるけど、どんな選択をしても私の人生
正解も不正解もない。
でも早めに選択をすることで、心が少し軽くなることもある。
私にとってはそれが子供に関する選択であった。
きっと「産む」選択をして送る人生も、「産まない」選択をして送る人生も、どちらかにしかわからない喜び、悲しみ、苦しみ、楽しさ、いろいろあると思う。

ただ、私は今の人生でどちらかを選んだだけ
ただそれだけ。

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