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<超>アフガニスタン・イスラム共和国<詳しく>

 お久しぶりです。大変だった用事がようやく終わったので記事制作を再開していこう。今回は、「アフガン」でお馴染みのアフガニスタン・イスラム共和国について詳しく書いていくことにしよう。

基本情報

国名

正式名称:アフガニスタン・イスラム共和国
漢字略称:単
国名コード:AFG
 外務省によると正式名称はアフガニスタン・イスラム共和国となっているが、一般的にはアフガニスタンやアフガンと呼ぶことが多い。また、漢字に略称するとアフガニスタンの「タン」から取ってとなる。国名コードはアフガのAFGだ。漢字なら下の部分を取るのに国名コードは上の部分を取るという興味深い略称やコードの決め方だ。

人口

総人口:30,551,674人 (40位)
首都:443.5万人
人口密度:46.80人/km2(143位)

 人口は40位と多い方だ。ただ、日本の1億人強という人口には敵わない。首都人口は、443万人だ。これも多い方だが、突出した数字ではない。日本で言うと福岡県と同じくらいだ。人口密度は面積がある程度大きいと言うこともあって143位となっている。

面積

総面積:652,230km2(41位)
 面積も41位と人口とほとんど一緒だ。トルコやフランスとほぼ同じ面積を持っている。ちなみに日本は377,915km2でアフガニスタンは日本よりも面積では勝っている。

首都

首都:カブール
 首都は「カブール」だ。カブールは、アフガニスタンのやや北東よりに位置する。首都ということもありながらアフガニスタン最大の都市だ。人口は先ほども書いたように福岡県と同じくらいだ。

カブールの位置

人種・民族

人種・民族:パシュトゥーン人、タジク人、ハザラ人、ウズベク人等
 
アフガニスタンは、多民族国家だ。パシュトゥーン人、タジク人、ハザラ人、ウズベク人など聞き馴染みのない人種や民族がいる。基本的にパシュトゥーン族が多く、北西には、ハザラ族、ウズベク族、アイマク族が多い。また、南にはバロチ族もいる。

アフガニスタンの民族分布図

宗教

宗教:イスラム教
 
アフガニスタンの国民の90%はイスラム教のスンナ派を信じている。また、残りの10%はイスラム教のシーア派が占めており、イスラム教の人気の高さが伺える。

言語

公用語:ダリー語、パシュトゥー語
 
公用語は、ダリー語とパシュトゥー語となっている。アフガン・ペルシア語とも呼ばれているこの言語は全体の50%を占めている。パシュトゥーン人に似ているパシュトゥー語は全体の35%、その他はトルコ系言語や少数言語が使われている。基本的に都市部の人は、上位二つの「ダリー語」と「パシュトゥー語」がわかるそうだ。

通貨

通貨:アフガニ (افغانۍ)
 通貨はアフガニスタンから取ってアフガ二だ。6月15日時点では、1アフガ二は1.51 円となっている。

100アフガ二

元首・首相

最高指導者:ハイバトゥラー・アクンザダ
首相:ムハンマド・ハッサン・アフンド
 
アフガニスタンには多くの国に存在する大統領というものがおらず、代わりに「最高指導者」が国のトップとなる。また、首相も存在している。他にも副首相が第一副首相、第二副首相、第三副首相と三人いたりバリエーションが豊富だ。

GDP(国内総生産)

GDP(国内総生産):20,136百万US$(112位)
一人当たりのGDP(一人当たりの国内総生産(GNP)):19,793百万US$(116位)
 
GDPとGNPはそれぞれ100位強とそこまで良いわけではない。経済的にはそこまで強くないがわかる。しかし、世界的に見れば平均レベルと悪くはない。

地理

周辺の国

 アフガニスタンは、下の図のように多くの国に囲まれてる。中国やイラン、キリギスを除くと多くの国が「スタン」で終わっていることがわかる。このスタンはペルシア語で「土地」という意味がある。例えば、タジキスタンだとタジク人の土地という意味を表している。

周辺の国

土地の特徴

 アフガニスタンの特徴としては、海がない内陸国ということが挙げられる。また、国内にも水源や川が少なく水資源に乏しい。

地形

 南部は砂漠に覆われており、その他の地域では平野が広がっているものの、国土の3/4は山脈に覆われている。3/4で山脈が広がっているのは日本と全く同じだ。

地形

資源

鉱物資源

 アフガニスタンは鉱物資源帯に属しており、それらの資源に恵まれている。金、銅、宝石、リチウムなどが多く取れる。これらの豊富すぎる資源が、アフガニスタンの内戦の種となったとも言われている。

歴史

先史時代

 先史時代は、多くの民族が存在し、十王戦争など様々な争いが各地で勃発していた。

ペルシアとアレクサンドロス大王の支配

 その後、ペルシアに編入された。アフガニスタンの第二の都市カンダハールはこの時代も栄えていた。また、紀元前4世紀ごろになると今度はアレクサンドロス大王に支配されることになった。アレクサンドリアオクシアナという都市が建設された。

さまざまな王国による支配

 その後この地は、アッバース朝、ターヒル朝、サッファール朝、サーマーン朝、マームーン朝、ゴール朝、モンゴル帝国、ティムール朝、サファヴィー朝、ムガル朝、オスマン帝国など多くの王国に支配されてきた。

アフガンの王家による統治の始まり

 さまざまな王国の統治の末この地はようやくアフガンの王国により統治された。しかし、その後も分裂や対立を繰り返しなかなか安定が続かず、何度も再独立が続いた。

国際関係

アメリカとの関係

 アフガニスタンとアメリカの関係は、特にタリバンとアメリカの関係は最悪だ。2001年9月11日同時多発テロが起き、タリバン政権が犯人の引き渡しを拒否し、はじまった。アメリカはこれに激怒し、アフガン侵攻を開始した。結果的にタリバン政権は崩壊した。

アフガン侵攻

パキスタンとの関係

 では、お隣のパキスタンとの関係はどうなのだろうか。こちらは国境問題を抱えているため友好国というわけではない。また、アフガニスタン侵攻の時パキスタンはアメリカの味方を認め国民はパキスタン員は反感意識がある。しかし、仲が悪いというわけでもなく簡単に言えば普通だろうか。

治安

 お察しの通り治安は良いとは言えずテロも頻発している。特に殺人や暗殺などをするタリバン系にはよく注意しておくべきだろう。だ。渡航はできる限り控えておいた方が身のためだろう。

まとめ

 今回はアフガニスタン・イスラム共和国について書いてみたが、いかがだっただろうか。三週間予定があり、休んでしまいましたがこれからもどうぞよろしくお願いいたします。改善点やアドバイスなどあればぜひコメントでお願いいたします。もちろん普通に感想でもありい難いです。他にも、社会について記事にしてほしい内容がありましたらぜひそちらもコメントでお待ちしています。ぜひフォローの方もしていただくと本当に嬉しいのでよろしくお願いいたします。また、土水23(社会)と同時にスポーツについての記事土水23(スポーツ)も運営していますので、そちらの方もよろしくお願いします。また、Twitter も新しく開設いたしましたのでそちらの方もよろしくお願いいたします。

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