<超>アイルランド<詳しく>
今回は、国シリーズ、「アイルランド」について超詳しく書いていくので最後まで見ていってほしい。また、アイルランドが前々回の記事で書いたアイスランドと誤字があるかもしれないがそこはご了承願いたい。また、前回のアイスランドについての記事を見たい方はぜひ、ページに飛んでほしい。関係ないですが、イタリアの国旗に似ていますよね。
基本情報
国名
正式名称:アイルランド
漢字略称:愛
外務省によると正式名称はアイルランドだが、他国にはアイルランド共和国が正式名称になっているものもある。また、漢字一文字にすると「愛」となる。この「愛」はアイルランドの「アイ」から来ている。
人口
総人口:499万5000人(117位)
首都:54万4100人
人口密度:71.7人/km2(124位)
アイルランドは全体的に人口が少ない。とてもというわけではないが、隣のイギリスなどと比べてしまうと、大きな開きがある。また、首都の人口も54万人弱とロンドンやパリなどと比べてかなり少ない。人口密度もは平均値ぐらいだ。
面積
総面積:70,270 km²(北海道より少し大きい(118位))
人口は、平均より少し少ないくらいだったか、面積はどうなのだろうか。面積も人口と比例して平均より少し少ないくらいだ。面積は北海道より少し大きいくらいの規模だ。下の図を見てもらうとよくわかってもらえるはずだ。
首都
首都:ダブリン
ダブリンはアイルランド共和国の首都だ。アイルランド島の東岸、ダブリン湾に面し、リフィ川河口に位置する。ゲール語ではブラークリーアBaile Átha Cliath(「難攻不落の砦(とりで)」の意)というらしい。人口49万5101人、首都圏人口は112万2600だ。
言語
言語:アイルランド語(ゲール語)
アイルランドにはアイスランドなどと同様に、アイルランド語(ゲール語)と英語、2つの公用語がある。 日常的に使われているのは英語だが、地名や住所表記、書類などには英語とアイルランドが併記されている。
通貨
通貨:ユーロ
アイルランドはEUに加盟しているのでもちろんユーロを使用している。1ユーロは5月7日時点では137.72円だ。
大統領・首相
大統領:マイケル・D・ヒギンズ
首相:ミホル・マーティン
アイルランドには、アイスランドなどと同様、大統領と首相、二人のリーダーがいる。こちらも同じく実際は、大統領は象徴的な役割を果たすのみであり、実際の行政は首相率いる内閣によって行われている。 大統領の権限は外国の駐アイルランド大使の信任状接受といった、国家元首としての儀礼的なものに限られる。アイルランドの大統領選は接戦が繰り広げられているうが、国民の政治関心は欧州の中ではそこまで高くない。
GDP(国内総生産)
GDP(国内総生産):498,891百万US$(27位)
一人当たりのGDP(一人当たりの国内総生産):99,013US$(2位)
総人口がそこまで多くない割にGDPは27位と高水準だ。また、一人当たりのGDPに限っては世界2位ととても高い。これは、国民が裕福な暮らしを送れている象徴にもなっているだろう。GDPの割合は、製造業、運輸などが多くの割合を占めている。ちなみに日本は一人当たりのGDPは28位だ。
地理
周りの国
アイルランドの周りにはさまざまな国がある。まず、北にはアイスランド共和国。また、東にはイギリス。そして南には、フランスやポルトガルなどが存在する。他にも西の方にずっと行けば、カナダやアメリカなどの国にたどりつく。
イギリスとの国境
みなさんなら、イギリスとアイルランド合わせて二つ大きな島があるということは知っているだろう。ただ、左の島がアイルランド、右の島がイギリスとはなっていない。左の島にアイルランドがあり、右の島にイギリスがあることは確かなのだが、左の島にもイギリス領はある。それが北の北アイルランドだ。ここはもともと、アイルランド領だったが、1920年のアイルランド統治法によってアイルランドが分割された際にイギリスの構成国となった。それで、イギリスがアイルランドのある島の北部を統治しているという複雑なことが起きている。
資源
肥沃な土壌
アイルランドにおける経済資源の中核をなすのは肥沃な土壌である。中部および南部には農業に適した土地が広がっている。穀物が多く生産されている。
魚
もともとアイルランドの河川では鮭や鱒などが収穫されていたが長年の乱獲によって大きく減少してしまい、未だ回復していない。回復には数十年かかると予想される。
鉱物資源
鉱物資源としては、鉛、石灰岩、石膏、亜鉛などが採掘されている。この他には銅、銀、金などが少量ではあるが存在する。
ガス田
また、アイルランドの島の南岸および西岸沖の海底には大規模なガス田が存在し、その規模は確認埋蔵量9.911bnm3にも上る。このようにアイルランドは資源においては恵まれているといえるだろう。
歴史
先史時代
アイルランドの原住民は中石器時代の狩猟採集民であり、石器を使用していた。紀元前3000年頃には青銅器時代へと進化し、穀物を育て、家畜を飼育し、武器や道具、青銅製の宝飾品を作っていた。どんどん文明は発展して行き紀元前2000年の初めには、大きな石造りの神社や墓(巨石)を建てられ、今でもアイルランドの風景の中で見ることができる。
ノルマン人の侵入
ある程度発展した頃、ノルマン人(ヴァイキング)が侵入してくることとなった。これに耐えるため、スコットランド(当時のアイルランドの名前)の王は、隣の国と同盟を結びヴァイキングを押し返すことに成功した。
植民地時代
どこの国にもあるのがこの植民地時代だ。アイルランドは、グレートブリテン及びアイルランド連合王国に属することとなった。
ジャガイモ飢饉
アイルランドで有名といえば、このジャガイモ飢饉を思い浮かべる人も多いだろう。ジャガイモ飢饉とは1845年から1849年の間に、アイルランドの人口の大多数の人々にとってはほぼ唯一の食糧となっていた作物のジャガイモが、疫病菌の侵入によって壊滅状態に陥り大飢饉が発生したことをいう。約100万人が餓死し、そのほとんどが家賃を払えないために家を追い出された後、道路をさまよっていた。移民は死活問題となり、イギリス、カナダ、オーストラリアなど他の国へのアイルランド人の大量移民があったが、その多くはアメリカ合衆国へ移住した。飢饉により、アイルランドの人口は死亡と移民により、1841年の820万人から1901年には450万人に減少したと推定されている。
国際関係
貿易
アイルランドは経済危機などもあったが、他国と比べて比較的安定した経済を保っておりそれはGDPにも現れている。その根底を支える一つが貿易だ。貿易ではなんと7000億円もの利益を生んでいる。これはなんと世界ランキング7位にもなる。では何を輸出していて何を輸入しているのだろうか。まず、主な輸出品は単価の高い、機械設備、コンピュータ、化学薬品、医療機器、医薬品などだ。対して輸入品は石油・石油製品、繊維製品、衣類などだ。
軍事
アイルランド国防軍
アイルランド国防軍は9500人の兵力を保有する国防軍だ。ただ、軍隊ではなく、以下の役割の達成に努めることとなっている。
このように、ほとんど平和維持などのものであり、日本の自衛隊のような形をとっている。
治安
アイルランドはヨーロッパのなかでも治安のよい国である。 しかし、ダブリンなどではスリや置き引きなどの都市型の軽犯罪が比較的増加傾向にある。注意していくことは必須だ。
スポーツ
サッカー
アイルランドで最も盛んなスポーツは、サッカーだ。アイルランドには国内リーグもあり、FIFAワールドカップにも多々出場している。また、隣の国がサッカー大国であるイギリスということもあり毎年多くの熱狂の渦が巻き起こっている。
ゲーリックフットボール
聞き馴染みがないと思うが、ゲーリックフットボールはアイルランドで二番目に盛んなスポーツだ。国内リーグはもちろん、世界大会にも出場している。
ラグビー
ヨーロッパでラグビーというのはあまり聞いたことがないともうが、ラグビーもアイルランドでは支持を集めている。ニュージーランドのように最強というわけではないがある程度強く国際大会にも度々出場している。
クリケット
隣のイギリスでも人気のクリケットもアイルランドでもある程度の支持を集めている。ただ、最近は、サッカーの勢いに負けて人気は低迷している。それでも、アイルランドのスポーツのトップには君臨し続けている。
まとめ
今回はアイルランドについて書いたが、いかがだっただろうか。改善点やアドバイスなどあればぜひコメントでお願いいたします。もちろん普通に感想でもありい難いです。また、社会について記事にしてほしい内容がありましたらぜひそちらもコメントでお待ちしています。これからも、社会について色々と記事を投稿していくのでお願いいたします。また、土水23(社会)と同時にスポーツについての記事土水23(スポーツ)も運営していますので、そちらの方もよろしくお願いします。また、Twitter も新しく開設いたしましたのでそちらの方もよろしくお願いいたします。
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です。
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