馬油は毛が生える

肌が目も当てられないクオリティなので、どっかで話題の馬油を塗ることにした。幼少期大きなやけどをした際、根気強く母が患部に塗ってくれたおかげで跡もなくきれいに治った栄光を思い出し、自分に合うのではと期待に胸を躍らせた。

意気揚々と顔に塗ってみたところ、顔全体から毛が生えた。肌はざらついた。これが畑なら良質な土。野菜がよく育つ。おめでとう。でも私はゴリラを目指してるわけではないので使用を中止した。塗る順序がちがうと効果の出方が違ったので忘れないよう記す。

・入浴後、顔を軽く拭いて液体馬油一滴【△】
翌朝毛穴が少し閉じる。顔全体が乾いた石鹸みたいな変な触り心地になる。脂は浮いてるけどテカテカしてなくてザ・インナードライといった感じ。小さい白ニキビがぷつぷつできる。

・入浴後、水分を残して液体馬油一滴【✕】
ほぼ同上。だけど毛穴はだらしなく開いたまま。

・入浴前に洗顔→液体馬油を一滴。(その後入浴)【○】
翌朝毛穴が少しだけ閉じる。ちりめんじわが気持ちやわらぐ。でもざらつきと毛は増す。笑う。

・浴びるように馬油→ちょっとおいてクレンジング→入浴【◎】
翌朝毛穴が消える。ちりめんじわがやわらぐ。なぜか肌がふわふわになる。最高。でもざらつきと毛からは逃れられない。甘い顔してるから近づいてみたら命とる悪魔と同じやり口。


砂利が出る!といわれる馬油洗顔も最高に潤ったが毛が生える。毛根、元気ね。あとソンバーユと安い馬油じゃ荒れ方が違った。ソンバーユのほうが愛嬌のある荒れ方してた。ああ、デメリットがなかったら馬油一択だった。来世が人間なら馬油が合う肌になってますように。

そういや毛が生えるってことは最近気になる生え際に良いのでは?と使ってみたが、効果ない上にベタベタになっただけなのでやめた。そんなうまいこといかないよね。人生楽しいわ〜。

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