吉田哲
なにを思い出したかと言うと『1986年、モスクワの暑い夏』のこと。 当時のわたしは、国立モスクワ大学(MGU)経済学部政治経済学科の5年生、最終学年で寮の部屋で卒論を書いていました。 テーマは『国家独占資本主義』ー これは、資本主義経済から革命を通じて社会主義経済へ移行する間のハイブリッドな経済体制のことです。従い、社会主義経済についても論文に書く必要がありました。 ところが、当時のソ連では、社会主義経済に関する絶対条件と必要条件について、わが母校のモスクワ大学が『経済
戯れにChatGPTに現代のデジタル社会におけるプロティアン・チェック・リストを作らせてみたら、けっこうイイのができたかも?(笑) デジタルリテラシー: 基本的なコンピュータスキルを持っている。例えば、エクセルやワードを使いこなせる、プログラミング言語を一つ以上理解している、など 情報収集能力: インターネットを活用して必要な情報を効率的に収集できる。例えば、Google検索の高度な使い方を知っている、専門的なデータベースを利用できる、など。 デジタルコミュニケーション
◆リスキリングについて リスキリングは、現在のスキルや職業が陳腐化し、新しいスキルや職業が必要とされる場合に、個人や労働者が新しいスキルを習得し、自己啓発を行うプロセスを指します。これは、テクノロジーの進化、組織の変化、市場の需要の変化など、さまざまな要因によって必要とされることがあります。 リスキリングの目的は、個人や労働者が新しい職業やキャリアパスに適応し、成功するためのスキルを獲得することです。これは、職業訓練、教育プログラム、オンラインコース、実務経験の取得など、
さて、新年早々、常日頃、キャリアについて考えていることに関して「うん、そうだよね」と感じた記事があったので二つほど紹介します。 その前に、なにを考えているのかと言いますと、 「わたしたち、組織で働く人間が古いキャリア観から脱却し、キャリア自律をすることが出来れば『失われた30年』と呼ばれる日本の経済、社会の停滞から脱却できる!」 ということです。(本当に考えてます(笑)) それでは、 「日経、読んでますか!?」 というわけで、一つ目の記事がこれで
キャリアを取り戻せマルクス資本論の労働者 ⬇️ ドラッカーの知識労働者マルクスの資本論による価値を作り出す公式 生産手段+労働=生産物 生産手段は、資本家等による私的所有が原則 だから生産物は労働者ではなく資本家のもの 一方、労働者は高価な生産手段を 所有できなかった だから 労働者は自らの労働を資本家、企業へ売り 生活の糧を得ていた ところが、時代は変わり ドラッカーが目を付けたのが 知識労働者の出現 知識労働者とは 知識により付加価値を生み出す労働者 な