「変化」していくためには「不変」なものが必要

キーワードとして使い続けている「変化」を成し遂げるうえで、重要なことは何だろうとここ最近考えていました。

何を「変化」させていく必要があるだろうか?
「変化」していくためには何が必要なのだろうか?
この2点は、自身の行く道を定めるためにも必要なことです。

変化にも主体的に変わるものと副次的に起きるものがあります。
技術などは学ぼうという意思が大いに作用します。一方で、会話の引き出しのようなソフトスキルは勉強で身につけるよりは、回数を重ねた結果伸びていく能力です。
あえて副産物を狙って行動を起こすこともありですが、基本的には能動的に変化を促すことになります。
そこで目的と環境を十分に形作る必要があるのです。
もし固まらないのであれば、自分の中で「変化」の定義が確立されていないことが原因だと考えられます。
勉強でいえば分からない部分が分からない、暗中模索の状態。

自分も好きなことを好きなだけやることを貫き通した結果、何がしたいのか見失うことがあります。
人間多少は縛られた方が自身のあり方を把握しやすいのかもしれません。
自身の変わらない部分を自覚し、アイデンティティの土台を作ってあげる。
そこに変えたくないもの、趣味や好物を載せてバランスを整える。
最後は、「不変」な状態から何を変えるかを想像し、きちんと理解して実行し、受け入れる。
こうして新たな価値観を増幅させていった方が精神衛生上いいのかなと思いました。
私のように打ち込みたいものの定まらない人間は、こうした処方箋が必要なのでしょう。

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