「ねこの日」におすすめの絵本、大集合!
2月22日は「ねこの日」。
ねこを愛するすべての人におすすめしたい、童心社の「ねこ」絵本をずらりとご紹介します。
『いいおかお』
ふうちゃんが ひとりで いいおかおを していました
そこへ いいおかお みせてって ねこが きました
にゃー
表紙の好奇心旺盛な顔、そしてなんだかおすましした「いいおかお」。
表情豊かなねこのかわいさが味わえる作品です。
ねこはあかちゃんにとっても身近な動物。くらしの中で出会うねこと重ねながら、読んでみてくださいね。
1967年に『いないいないばあ』と同時刊行され、210万部を突破したロングセラー絵本。
(松谷みよ子・ぶん 瀬川康男・え)
『いいおかお』に登場するねこといえば! 「いないいないばあ にゃあにゃのゆびにんぎょうセット」には、かわいいにゃあにゃの指人形が入っています。『いいおかお』とあわせてお楽しみください。
『くろねこさん しろねこさん』
あそびに出かけたくろねこさんとしろねこさん。
家の影にかくれてしまったくろねこさん、どこ?
せんたくものの白いシーツの前にいるしろねこさん、どこ?
くろねこさんしろねこさんとあそびながら、色の不思議を楽しむ認識絵本。元気よくあそぶ2ひきのねこの動き、愛らしさが魅力です。
(得田之久・ぶん 和歌山静子・え)
『ばけねこになりたい』
せなけいこさんによる、こんなねこの絵本、知っていますか?
「せなけいこ・おばけえほん」シリーズの1作です。
ねずみにもばかにされてしまう小さなねこ。
ばけねこになりたくて夜の墓場に行くと、「足をとられた」と泣いている幽霊がいて……。
ばけねこになるために頑張るねこですが、しっぽが2本にならないと、ばけねこにはなれないみたいなんです。
貼り絵で描かれるちょっと不気味なばけねこや、くるくると動きまわる愛嬌たっぷりの小さなねこは、せなけいこさんならでは。とっても魅力的です。
(せなけいこ・作)
『ねこなんて いなきゃ よかった』
ともにねこが大好きな村上しいこさん、ささめやゆきさんによって生まれたのが、こちらの絵本です。
はじめはももちゃんが天国にいったことを受けいれられず、悲しみにふたをして「ねこなんていなきゃよかった」と言う「わたし」。
でも家のそこここに、ももちゃんとの思い出ばかり見つけてしまいます。
「なこうか」
お母さんの一言をきっかけに、ももちゃんとの思い出を語りあいながら、家族みんなでたくさん泣きました。
「死んでしまうことは生きているのと同じくらい、尊い意味があること」と語るのは、著者の村上しいこさん。大切な家族がいてくれてよかった、とあたたかな気持ちになれる1冊です。
(村上しいこ・作 ささめやゆき・絵)
『たまちゃんとしっぽ』
「こねこの たまちゃん なに みてる?」
「しっぽ しっぽ みてる しっぽ しっぽ だーれの?」
たまちゃんがみていたのは、こねこのみみちゃんのしっぽでした。
たまちゃんとみみちゃんは、「おはよう」とごあいさつ。
2ひきの前に、こんどは、長いしっぽがあらわれました。
「しっぽ しっぽ だーれの?」
2ひきが遊んだ、長いしっぽは……、だいすきなお母さんのしっぽでした。
ねこたちのやわらかな表情やしぐさ、「しっぽ しっぽ」というはずむ音のくりかえしとともに、親子で遊ぶほんわかゆったりした時間を心地よく楽しめる絵本です。
(カズコ G・ストーン さく)
『えのすきなねこさん』
絵を描くことが好きなねこさんは、毎日絵を描いてくらしていました。
ある朝、うさぎさんがやってきて言いました。
「あら、また えを かいているの。
えなんて なんの やくにたつのかしら。
わたしは まいにち ミシンかけ。
ねこさんの シャツも できたわよ。」
ねこさんのことを不思議がるともだち。
けれど……。
自分のすきなことを大切に、まっすぐに。
「えをかくって すてきだ」
ねこさんの一言が心に響きます。
1986年刊行のロングセラー絵本。
(にしまきかやこ・さく)
どの絵本にも、ねこならではの魅力がたっぷり!
今年の「ねこの日」にぜひお楽しみください。
(広告宣伝担当・はな)
こうして見てみると、絵本の中でも昔からねこは人気者だったんだと感じます。愛くるしいたたずまい、くるくるかわる表情、気ままなくらしぶり。ねこのそんな姿に子どもたちは共感するのかもしれません。
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