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【小さなお子さんの熱中症の予防に】紙芝居『あついひのおばけさん』

大人以上に気を付けたい子どもの熱中症。
子どもの汗腺は働きが未発達で体の熱がうまく放出できないため、大人以上に熱中症に気をつける必要があるそうです。

熱中症予防に必要な知識を、小さな子どもたちに楽しく伝える紙芝居をご紹介します。

今日はいい天気。
砂場であそんでいるひろくんですが、おうちに帽子をわすれてきてしまい、だんだん頭があつくなってきました。

「どうしよう」

「ぼくがたすけてあげる!」

やってきたのは、小さなからかさおばけちゃん。
ぼうしみたいに、ひろくんの頭の上にぴょこんとのりました。

「ありがとう」

すずしくなったひろくんですが、だんだんのどがかわいてきました。

「ぼくもたすけてあげるよ!」

やってきたのは、かっぱくん! 
かっぱくんがもってきたのは、さあ、なんでしょう?


熱中症をテーマにした作品ですが、からかさおばけ、かっぱなど、子どもたちの好きなおばけが次つぎ登場し、主人公のひろくんと遊ぶ楽しい紙芝居です。

頭のお皿がかわいてしまったかっぱくんを助けようと、最後には意外なおばけも登場し、大きな体で日かげをつくってみんなを休ませてくれます。


8場面で2歳頃から楽しめる作品です。
ぼうしをかぶること、水分補給をこまめにすること、ときどき日かげで休憩することなど、熱中症の予防に必要な知識を、小さな子どもたちに楽しく伝えています。

裏面には、この作品を監修していただいた全国保育保健師看護師連絡会会長の藤井祐子さんによる解説つき。
ご家庭や園での子どもの熱中症対策にどうぞお役立てください。

(苅田澄子 脚本/市居みか 絵/藤井祐子 監修)
https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494081059


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