算命学余話 #U69「守護神#3 甲×秋」/バックナンバー
「古来より遊牧を生業としてきたモンゴル人の知恵によれば、当地の羊の群れの中には必ずヤギを混ぜる。割合はおよそ100:1。なぜかというと、羊は群れへの帰属意識が強い動物なので足元の草を食べ尽くすと動かなくなり、やがて群れ全体の毛づやや肉質が悪くなってしまう。これに対しヤギは群れない性質なので、草がなくなれば新たな草を求めて勝手に移動する。するとヤギの移動に釣られて羊たちはぞろぞろと移動し、また新しい草を食べられるという仕組みだ。だから遊牧においてヤギは是非とも必要なのだ。共同