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岐阜県道290号 大矢田廃道

岐阜県道290号は岐阜県美濃市上野から岐阜県関市小瀬までを結ぶ一般県道です。
そんな道の道中、美濃市大矢田には1年前に廃道になった道が存在します。
ただし探索時点では進入禁止だったため、現道から見えた廃道の一部や現道の設備を見ていく記事になります。

周辺図はこちら↓


本編

南側の様子

早速現道と旧道の分岐点からスタート
旧道は「関係者以外進入禁止」と白黒の張り紙がある

拡大したらこんな感じ
バリケードの先には大量の落ち葉とスリップ注意の標識がある
流石にたった1年では廃道らしい荒れ方はしない模様

別視点
黒い方の貼り紙は地図だろうか?
詳細は後で詳しく書き込む

現道はスリップ注意ではなく8%の上り勾配の標識がある
カーブの線形は非常に良好

木々の隙間から見える旧道のガードレール
まさか現道から観れるとは思ってもいなかった…
もし廃道に入れる機会があればこの辺りから現道を見下ろしたい

線形の良いカーブを過ぎると正面にトンネルが見えてくる
まだ完成から1年しか経ってないから色々綺麗
拡大画は次の画像で

南側のトンネル出入り口はこんな感じ
次の画像はトンネルに関連する諸情報を掲載

建設分野に精通する人であれば理解は容易か?

トンネル内はこんな感じ
ほぼ全域で時速80km出せそうな右カーブが連続

次は北側の様子を見ていきます。

北側の様子

北側もこんな感じで封鎖されている
流石に廃道歴1年ということもあり白線がはっきり残っている

やはり関係者以外進入禁止のようだ
そして見た感じ廃道化工事も終わっているように見える
うっすらと白線の跡が見えるがあれは一体なんだろうか

黒いやつが添付された貼り紙
どうやらこの地域の地図で施工箇所を示していたようだ

そんな進入禁止の道の先がこちら
廃道は次の左カーブまで現道工事のための付け替え道路、それ以降はオリジナル
真の道筋は現道に潰されかけていることに注意

拡大したらこんな感じ
オリジナルには既に葉や枝が積もっているように見える
場所の違いだろうか?
(2024年3月撮影)

それでは最後に南側のバリケードのさらに南側を見ていきます。

おまけ 線形改良廃道

大矢田廃道の南側には1枚目の画像のような線形改良廃道があります。
当時は線形改良廃道があるとは思わなかったので撮影はすごく適当です。
周辺図はこちら↓

南側の廃道入り口から少し南に行くとこんな場所が出てくる
ここから線形を推測するのは個人的には難しい

若干高い場所(フェイク廃道)を撮影したやつ
当時はこれで道の本体を撮れたと思っていたが違った模様

2008年頃にはここに道があった
しかし今では道筋が見当たらない

不本意ながら撮った写真
実はここにも昔の道筋が見えていた
やはり怪しいものはとことん撮影すると意外な発見が生まれる
(2024年3月撮影)

地理院地図の年代別航空写真を見ると違いが一目瞭然なので是非見てください。

参考になるサイト

動画は存在するので検索してください…

終わりに

今回は1年前に廃道になった道とその南側にある線形改良廃道を探索しました。
バリケード周辺は廃道歴1年の荒れ具合らしい状況になっていました。
いずれバリケードがガバガバになるか廃道に入れる機会があることを願います。
もしかしたら1年に1回のペースで現在の状況を投稿するかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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