愛知・岐阜県道17号 旧庄中橋探索の続編
愛知・岐阜県道17号は岐阜県関市から愛知県江南市までを結ぶ主要地方道です。
そんな道の途中、岐阜県関市の津保川付近には興味をそそられる小さな廃道と廃橋梁があります。
津保川の南に廃道、北に廃橋梁が存在する位置関係となっています。
今回は北にある廃橋梁をさらに追求していく記事です。
前回残した謎や気づかなかった事もこの記事で書いていきます。
前回の記事と併せて最後まで見てくれると嬉しいです。
周辺図はこちら
前回の探索を見ていない人は先にこちらを見ておくと今回の記事がわかりやすいと思います。
本編
最近この橋が除草されたので前回見つけることができなかった部分の探索
主に橋の親柱に書かれてる文字の解読
これは前回読めなかった竣工年が書かれていると思われる親柱
相変わらず読めないが独断と偏見と根性と力技で読んだ結果…
×××七年×月竣工
解読に自信がないため正確度は低いと思ってほしい
結局細かい年代は解読できなかったので、これ以上は有志の方の解読に任せたい
完全な妄想にはなるが、おそらく最初の2文字は昭和か大正だと思う
銘板をさらに拡大
やはり「七」という文字は何となく見える
それ以外はよく分からなかったり完全に消滅してたりする
銘板の後ろから見てみると、親柱と欄干の位置が違う
親柱がズレているのが分かる
橋の老朽化がかなり進行している様子
続いてはこっちの親柱
除草のおかげで親柱がはっきりと見えるのはいいが、上先端部分が完全に破壊されてる
おそらく人為的に破壊されたものだろう
名盤を拡大してみると…
××う×か×し
おそらく平仮名で「庄中橋」と書かれている
橋が古すぎるのか銘板が読みにくい
こちらも後ろから見てみると、
ズレは生じていないものの結構危ない
橋桁じゃない部分には柵がないのでこれでは簡単に落ちてしまう
橋の先はこのような感じになっている
いくら除草されたとはいえかなり道が荒れている
途中のガードレールがある場所が行き止まり地点
近づいてみるとこの有様
橋桁を撤去されてから完全に道なき道となってしまった
この先を強行突破しても川に落ちるだけなので非推奨
ここの銘板は前回にも記載した通り漢字で「庄中橋」と書かれている
少し草が生えてきているから今度はこっちが見えなくなりそうだ
橋の欄干を写した写真
よく見てみると隙間に鉄の棒があったと思われる構造が2つある
これも人為的に破壊されたのか、完全に錆切ったのか
この写真だけだと分かりにくいので言及している構造に赤丸をつけてみる
5箇所に丸をつけてみた
この部分は元々欄干と並行するように鉄の棒が2本あったと思われる
旧橋梁と現橋梁が同時に写った写真
こうして見ると差は一目瞭然
旧橋梁に関しては完全に雑草の楽園となっている
でも除草されたということはこの橋は今でも管理されている?
(2024年8月撮影)
終わりに
今回は愛知・岐阜県道17号にある旧庄中橋を再び探索しました。
結局竣功年という謎が解決することがなく探索を終えることになりました。
竣功年の謎については有志の方の解読に任せます…
所々不自然な破壊がされていますが、それも含めて楽しいのが廃橋梁探索だと私は思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。