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和歌山県白浜町 地図に無い徒歩道

今回の舞台は東海地方ではなく近畿地方の和歌山県です。
そんな和歌山県白浜町には地図が無くどこに繋がるか分からない謎の道があります。
謎まみれの道ですが景色が悪くなく、普段あまり見かけない形の橋があるらしいので今回探索していきます。
久しぶりとなる未開の地での探索、果たして何が待っているのか?
最後まで見てくれると嬉しいです。
周辺図はこちら


本編

前半 主に徒歩道部分

和歌山県道31号の霊泉橋西側からスタート
今映ってる謎のスペースは住居跡なのでそこは詮索しない
本題の入り口は画像中央に向かって歩いた先にある

それがここの道
ここは車道でも廃道でもなく太刀ヶ谷神社の参道
肝心の神社は約600m先にある上に車が通れる代替道路があるため存在意義は不明

地味に道の全貌が見えるような見えないような…
山沿いに道を作ったからとにかく曲がっていることが分かる

落石注意の看板が横倒しにされている
わざと倒したように見えるけど倒す意味はあるのか?

山側を見てみると影で分かりにくいが地層が見える
どうやらこの岩は泥岩らしい
詳しい事は分からないからこれが間違ってる可能性があることに注意
ここでは泥岩として書いていく

見た感じ側面は頑丈な作りになっている
隙間から草は生えているが一応通れない事はない

この泥岩は歪な形に削れてできたものか?
仮にそうだとしてもここまで海水が影響するのか?

再び登場「落石注意」の看板
今度は普通に立っている

道自体は綺麗な状態が続く
この先は山と道が離れるように見える

山から離れたと思ったらこんなものが
ここは水たまりと思われる

影に隠れて見えにくいがこの先には橋梁が見える
実は最初の方からずっと見えていた

後半 主に橋梁部分

ここが今回の目的地である橋梁
詳細不明の橋梁からはどんな景色を眺めることができるのか?

橋梁名は「海山橋」
竣工年不明(1974年〜1978年の地図には存在あり)
欄干が石の模様なのが個人的に珍しいと感じたポイント

海山橋を北に向いた時の写真
これまで歩いてきた道がほとんど見える
そして風景もそこまで悪くない

南側はこのような感じになる
線対称に山が写り込んでいるのがいい
ここの水は海水と淡水が混ざっている感じなのか?

時間の都合上今回は行かないがこの先にも道がある
しかし初っ端からの落石で既に廃道の香りがする道になっている

下を見てみると小さなカニ?が歩いていた
内陸の人間からしたら謎の生物と思ってしまうので触る事はせずに早々に撤退

逆光で見えにくいが橋の出口側はひらがなで「うみやまはし」と書いてある
橋には細かい情報が書かれていない

そして帰りに撮りそびれた部分を撮っていく

道と海面の高さはこのような感じになる
そこまで落差がある訳じゃないから多分落ちても死なない
道に戻れない可能性は大いにあるけども…

なぜか行きの時は気づいてなかったけど、
画像手前側が崩れかけてない?
ここだけ地盤が弱いなんて事はなさそうだけどどうしてここだけ…

そしてスタート地点付近に到着
突然だが皆さんはこの画像の違和感に気づけるだろうか?
下が空洞の地面、それを支える少ない柱、この違和感の正体は…

こういう事である
奥の柱が完全に朽ちて役目を果たしていない
一応中央の柱2本と角の柱1本が生きてたら何ともないのか

最後の最後に意外な状況が見られるとは思っていなかった

(2024年10月撮影)

終わりに

今回は久しぶりに東海地方を飛び出して近畿地方の和歌山県白浜町で探索しました。
太刀ヶ谷神社の参道は景色が悪くなく、普段あまり見かけない形の橋が見れるので、もし興味がある方は行ってみるといいかもしれません。
あと橋の先の道が気になる人はぜひ現地探索してみてください。
これからもたまに東海地方以外の道も探索していきますのでよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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