24-25 B1東地区順位予想
はじめに
中地区と西地区で力尽きた。
内容も文章も手抜きクオリティです。
中地区と西区の予想はこちら
8位 レバンガ北海道
基本的には堅実な継続路線。寺園とウェルシュの残留は大きい。
昨季は3Pt成功率リーグ23位 31.2%が得点に大幅に響いた印象。合わせてリバウンドも20位でかなり苦しかった。(平均12本獲得していたウェルシュの離脱が痛かった)今季の補強でその辺りを改善できるかどうか。
新加入組は昨季出場が大幅に減った盛實のブレイクに期待。安定したプレータイムさえあれば絶対結果を残すはず。また、U22枠である内藤も気になるところ。ユース期待の星なのでじっくり育成して欲しい。
外国籍はまずはウェルシュが健康であること。さらにクリーナーがB1でどれだけやれるかが重要になると思う。アレンは某所で評判が良かったので期待大。
7位 仙台89ers
昨季のPACEはリーグ4位で速いバスケットを実現出来ていたが、OFFRTGは14位で効率的なオフェンスは展開できていない印象があった。
昨季の外国籍はブース以外が3ptを打たなかった影響もあって3Pt試投数は20位23.7本 %FGA3PT最下位となった。このあたりはスタントンキッド(平均7.7本34.6%)の加入により大幅に改善が見込める。また、フェリシオの加入によりリバウンドの強さもある程度維持出来そうではある。絶対に残した方が良いと考えていたブースとヤンジェミンの残留も大きい。数字に現れない部分での貢献度も高いと思う。
だが、それらを差し引いても昨季大ブレイクしたエースの阿部、リーグ2位のリバウンドを支えたゲルン(平均12本)の移籍があまりにも痛い。
今季も阿部に続くような日本人で得点できる選手が出てくるかどうか。(岡田は残しておきたかった…)
6位 越谷アルファーズ
本当に順位が読めないチーム。
日本人の継続組はB2をあまり見れていないので分からず…。でも松山はかなり楽しみ。新加入組の闘将・橋本はまだまだやれる上にまとめ役としても良い補強だと思う(DF面はちょっと厳しいかも)
外国籍のソアレスは怪我の完治したシーズン後半から調子を上げており、今季も安定した活躍が見込めると思う。211cmのサイズに加えて高い精度の3Pt(昨季39.4%)は大きな武器になる。
一方で、ギブスの獲得はかなり意外だった。昨季も56試合24分の出場など年齢を感じさせないタフさやウィングスパンの長さは大きな武器だと思うが、
バランス的にどうなんだろうという気がする。ローテーションのイメージがつかないが、井上なども加えつつ上手に回していくんだろうか。
(と思ってたけど、天皇杯の渋谷戦で12得点 8R 4AS 1ST 1BSのスタッツを残してるし、やっぱりギブスは超人かもしれない)
また、アジア枠のビッグマンとしてはカイソットはトップクラスの選手だが、使われてこそ真価を発揮するタイプ。特に昨季は河村と組んでいたことを忘れてはいけない。PG陣がどう活かすかが重要になってくる。あとはメンタルコントロールも。
22歳220cmと44歳188cmのインサイドの外国籍はバスケ史上でも面白い組み合わせじゃなかろうか。ちなみにこの2人のウィングスパンの比較は以下の通り。
5位 茨城ロボッツ
昨季はGMとHCの交代、開幕前に故障したジェイコブセン、マックスヒサタケの契約解除、代わりに獲得したオブライアントの怪我、1試合で消えたコンクリンなど大厄年だったと思うしかない。本来は残留争いをするようなチームではなかった。
B1残留の立役者となったメイの離脱はあったが、代わりに獲得したフランクスの獲得は大きい。個人でゲームメイクしていくタイプではないが、ディフェンス面は強化されるので昨季リーグ最下位だったDEFRTGの改善を見込める。
また、山口が抜けてウイングの得点源が減ってしまった。フランクスがSFとしてプレーできる時間を伸ばしたいのでアジア枠ビッグマンのサンシャオに期待。(個人的に中国人ビッグマンには良いイメージがある)
日本人組は中村や長谷川など良いハンドラーが多いが、個人的にはモサクにブレイクして欲しい。(インスタでスキルの動画上げてくれるから好き)
4位 秋田ノーザンハピネッツ
昨季も前半の乱がなければ間違いなくCS出場していたと思う。とにかく外国籍に悩まされた年だったので今季はその点を安定させたい。
チームの得点源だった古川(昨季唯一の2桁得点)は京都に移籍となったが、熊谷と中山の2人が残留した。一方で両名共に3Pt成功率を大きく落とした(熊谷34.2→29.5%,中山39.6→29.4%)ため、シュートタッチを取り戻せるかが鍵となりそう。(展開的にタフショットが多くて下がったのかまでは分からず…)
外国籍も新加入の2人はスタッツといくつか動画を見た程度だが、少なくとも昨季よりは強化されそうな印象はある。インサイドの得点(昨季ペイントエリアの得点は23位)はもう少し増やしても良さそう。
最も大きな変化はアジア枠。これまでワンウェイジャが主にバックアップだったため、スターターとして活躍できそうなアルバシールの獲得は大幅な強化となる。オフェンス面に課題(OFFRTG21位)を抱えるチームの新しいエースとなれるか。
去年あれだけ外国籍の編成が荒れても5割勝てたのは日本人組や戦術の基盤がしっかりしていたからだと思う。個人的に外国籍に依存していないチームは好きなのでCSに食い込んでほしい。
3位 群馬クレインサンダーズ
藤井、細川と国内のビッグネームを補強。フリッピン、辻と合わせてリーグ屈指のバックコート陣を形成する。特にPGは並里に代わってシュートの上手い藤井の加入は大きな変化になる。
一方で、昨季の得点源であったベンティル(3Pt平均4.4本 44.6%)が抜けてしまったのは痛い。ただし外でプレイする時間が長い分リバウンドが取れないという問題(5.5本)があったので、ペイントエリアを主戦場とするティーマンの加入で改善を期待したい。(ティーマンもキャリア通じてリバウンドが多いわけではない点が気になるけど…)
また、昨季優勝の経験を持つミリングHCの加入によりどのように戦術が変わるか楽しみ。間違いなくディフェンスを重視すると思うので、これまでのスタイルと噛み合うかどうか。
ロスターとしては申し分ないので今季こそCS出場を目指せると思うが、上2つのチームが化け物すぎるのが大きな問題。
2位 宇都宮ブレックス
(ロスター確定報告が公式で見つからなかった。毎年してなかったっけ?)
今季の補強はU22枠とHCの変更のみ。東地区はほとんどのチームが大きな変更があっただけに昨季の手応えと自信が伺える。佐々HCは継続で良いと思ったが両者合意の上なのでやむなし。
正直良い意味で書くことがない。チームとしてまとまっている上に、個人に依存していないので怪我人が出ても上手くカバーできるだろうなという安心感がある。隙がない。
不安な点は全体的に高齢化が進んでいるところ。個人に依存していないものの、年々稼働率の減っているギャビンとそれをカバーする竹内は健康であることが求められる。来シーズン以降の世代交代も気になるところ。
ただし、前述した通りそれ以外で心配な点は無いのでCS進出は固いと予想する。継続路線の強みを生かしてシーズン序盤から独走態勢に入れれば優勝も十分にあり得る。
1位 千葉ジェッツ
プレシーズン見てもまだまだ噛み合ってない印象があるのに圧倒的スターパワーで勝ってしまう。野球で言うと昔の巨人、今のソフトバンクみたいな強さを感じる。現時点でも十分強いのにチームとして完成したらどうなるか想像がつかない。荒尾や西村のベテラン勢が脇を固めていることも大きい。
率直に言って、間違いなく地区優勝はすると思う。唯一心配なのは怪我などのアクシデントぐらい。(それすら何とかしてしまいそうなフロントの手腕もすごい。去年はシーズン途中にクックスやスミスを連れてきたし…)
あとはCSの短期決戦を勝ち抜けるかどうか。A東京や宇都宮などDFが固いチーム相手には3Ptが下振れた場合に苦戦すると思うのでどう対策するかだと思う。
まとめ
1位 千葉ジェッツ
2位 宇都宮ブレックス
3位 群馬クレインサンダーズ
4位 秋田ノーザンハピネッツ
5位 茨城ロボッツ
6位 越谷アルファーズ
7位 仙台89ers
8位 レバンガ北海道