[前編] 帰化アジア枠のために期限付き移籍の可能性はあるのか?
はじめに
長かったので前後編に分けました。
後編は少しハードな内容なのでご注意ください。
Xで期限付き移籍あるんじゃないか?って意見をけっこう見たので、
ドルフィンズであり得るか?あった場合はどうなるか?を考えようと思った。
まず、俺は期限付き移籍は好きじゃない。
少なくとも契約時に発表するべきだと考えている。
「〇〇選手が契約した!嬉しい!」
「〇〇選手がいるからファンクラブに入った!」
っていう人たちが必ずいると思うから。
ただし本人が望んでいた場合は良い制度だとは思う。
「契約したけど今季のメンバーを見るとプレータイムが少なそうだから
他のチームでもっと試合に出たい」選手を救うことができる。
また、若手選手は環境の変化で大きく伸びる可能性もある。
そういう意味で決して悪い制度ではないと思う。(その上で俺はあんまり好きじゃないけど)
期限付き移籍の可能性はある?
80%ないと思っている。
理由は以下の通り。
現時点でロスターのバランスは十分良い。
帰化アジア枠を入れた場合、新加入の選手が6人となるためフィットするまで時間がかかる
有力な選手はほとんど契約済のため新規で探す必要がある(残っているのはアイラとラベナ)
チームのスタンスとして、その選択はしないだろうなという直感(願望)
ご覧の通り、大した根拠はない。
だが、贔屓目抜きでドルフィンズはBリーグの中でも選手に優しいチーム。
(脱線するけど、特別指定ではなくユース枠を使ってるあたりからもそれを感じられる)
契約した選手に対してプレータイムないです、移籍ですって選択はない気がするんだよな…
帰化アジア枠使わないって大丈夫?
リスキーだと思う。
B1のメタを考えると使った方が圧倒的に有利であるのは間違いない。
※昨季は最終的に帰化アジア枠を使わないチームはゼロ。
特に帰化ビッグマンを採用しない場合、3ビッグにどう対応するかという問題が付き纏う。
来季、帰化アジア枠でビッグマンを採用したチームは現時点で12。
特に中地区ではロシター(東京)、ホーキンソン(渋谷)、ニカ(三遠)の強力な帰化枠選手がいる。
これにどう対応するのかは来季の大きな課題になると思う。
また、CSではインサイドやリバウンドがより重要になるため、さらに価値は高くなる。
(ウッ・・・セミファイナルの記憶が・・・)
それでも使わないって道を選ぶならリスペクトしたいし、良い意味で面白いチームだなと思う。
シーズン中に期限付き移籍した例は過去にある?
そもそも日本人の期限付き移籍は契約時に発表されるイメージがあったので、シーズン中のパターンはどれぐらいあったっけ?と思って調べてみた。
結論
一応あった。パッと調べた限りで3例。
経緯とかは全然覚えてないけど出場機会を求めて…だった気がする(たぶん)
琉球 寒竹
2020/5/11 契約 → 2020/7/28 期限付き移籍
仙台 寺澤
2022/5/27 契約 → 2023/3/1 期限付き移籍
長崎 小針
2024/5/18 契約 → 2024/7/5 期限付き移籍
特に小針は積極的に試合に出して育てると思ってたし、このタイミングで?ってのは驚いた…
おわりに
前編はドルフィンズにおいて期限付き移籍があるのか?という観点で書いた。
後編は万が一、期限付き移籍があった場合にどういうロスターになるのか?ということを書く。
後編へ続く
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