死にかけた一年間
※個人の一年です。
思い出したくない日々と忘れてはいけないストーリーが交錯した2023年でした。
そして一番小説を書いた年でもある。
けれどなあ…自分一人で作品を書くってほぼ限度があるという当たり前のことに気がついた、いや実感した年でもありました。
六年ぐらい続けているからか、または二次創作上がりだからか流石に作家を目指すモチベはないものの、「あれ?この題材誰も書いてないの?」と気が つくこともあるもののWeb投稿では忖度しないようにしないでいると今度は規制だったりを意識して気がついたら手慣れているジャンルを書くようになってしまいがちでした。
そこで白幡裕星選手の登場です。
別に今までのファイターがストーリーが無かったとかそういう話では全くありません。
むしろストーリーだらけで書く時もいいモチベーションになりました。
だからこそファイター達には頭が上がらない。
ただ…ダークだったり、ダークヒーローは何度も見てしまってきたからか
「この世界にメスを入れる物語がないのか?」
とその手の現場へ赴くことを決意しようか悩んでいた時に
2023年2月に白幡裕星選手が(当時)新生K-1へ参戦。
お兄さんの白幡太陽選手参戦でもう少し察しておけば良かったもののあらゆる 意味で初参戦時の試合はインパクトでかい!
RIZINランドマークの試合の頃まではそこまで知らなかったのに、インタビューをお聞きしていると
「そうかぁ…いや、そうかもしれないかぁ…」
となんだか自分自身のかつてを思い出してしまいました。
こちらの九、十年前の掘り下げがあるかは別として、壬生狼一輝選手との会見で 白幡裕星選手が現れて他団体サイドとして様々なつつかれたら痛いところかつ大事な部分を 壬生狼選手に言い放っていた時に彼が熱い返しと、すっかりK-1 ファイターとして育った壬生狼 一輝選手と周囲のファイターとのギャップ差に色々と考えてしまったこともありました。
その後の壬生狼一輝選手と白幡裕星選手の試合はどちらを応援しようか迷うほど見入っていましたがここから白幡裕星選手も活躍が増えていく。
その頃ぐらいに「オカルティクスの魔女」を聞いて、「うみねこのなく頃に」コンシューマー版を財布の痛みを犠牲に購入して本編クリア。
ネタバレにならない範囲でお伝えしますが右代宮縁寿と白幡裕星選手の快進撃に感情移入して真相まで読んでいき、更に積んでいた「ひぐらしのなく頃に奉」の「影紡し編」をクリアして公由夏美編もやっとクリア。
いつの間にか竜騎士07さんワールドにまでハマってしまった。
噂には聞いていたけれど凄い世界観を何度もリリースするとは。
話は戻しますが白幡裕星選手が自分が描きたかったかもしれないけれど、既に読んだり観て知っていた のか、初めてなのかどこか分からない部分の世界をポンッとリングの上で魅せられる姿はシンプルに別格!
まだ具体的な強さに関しては分からないことの方が多い選手ですが、他団体王者の実力は確かなのか。
なら白幡裕星選手の公開練習で掘り下げしていただきたかったなあ。
とは思うものの色々とスケジュールやご本人の都合があるので今月の煽りVが出てきたのでそれだけでも有難いのです。
いやあ、創作活動…というか発信を続けたことによって白幡裕星選手達の恐ろしさと素晴らしさに感銘を受けたのは最高でした。
そこで自分自身の課題にまたぶつかり、
『やっぱり独りじゃアイデアも出ないし、限度があるなあ。』
という現実と
『それで屈していいのか?』
と問いかける自分とも向き合うことが出来つつある。
もっというと風潮や脚色されているこの世に負けたと思われながらこのまま去るのは悔しいなあと。
ただ、そこと戦い続けながら自分が到達したい目標はなんだったのか?を見失っていたことに白幡裕星 選手達の激闘で思い出してきました。
確かに共同体へ所属することへの安心感があるとなしでは違う。
ただ、実体験的にそこで苦しい思い出ばかりが積み重ねていった。
だとしたらその経験は無駄だったのか?
あのまま居着いてしまっていたら確実に「願い」にはたどり着けない。
限度を感じながら、保留と計画の繰り返しがどれだけ辛いかを伝えるのではなくて解決するために動くしかない。
分かってはいても相談したり何気ない集まりで他人からそれを言われるのがこちらの合理性を否定されただけな気がして疲れてしまう一方でした。
ただこのままでは終われない。
今まではその原動力が恨みでした。
しかし今は、それでもこうして過ごさせてくださる この世に少しだけでも傾いて何かサポートか助力が出来ないかを考えられるようになった。
芸術でどうにもなることはないけれど、せめてやりたかった音楽の練習をしつつ現実の労働をこなすの も目的へと繋がるかもしれない。
それにここで凹んでいたらファイター達に申し訳がない。
そう!
更にそこを加速させたのが「RIZINウエハース」!!
今までは「仮面ライダーとウルトラマンとスーパー戦隊やらで売り上げやら語ってるファンとは距離をとって独りCSMを買うか買わないか迷いながら見送って公式レビュー動画で楽しむ。
もう三つとも応援しているから。
そうは自分は思ってもまたオタ達は売り上げだの下世話なこと言ってるんだろうなあ。」
ですんでいました。
し、か、し!
そこで新作のフィギュアーツをプレバンページを閲覧していたら当たり前のように萩原京平選手の私服姿のカードと平本蓮選手の私服姿のカードがあって
「いやいやいや。
いくらバンダイでも武尊選手のフィギュアーツや他会社でらfigmaもなかったし、西京春馬選手フィギュアーツやチンギス・アラゾフ選手真骨頂やねんどろいど金子晃大選手も夢の中でしか見たこと無かったし、ないない…」
えぇぇぇぇぇぇ!
ちょっと失礼に聞こえましたら大変申し訳ございません。
国内選手達のタトゥーや刺青規制もちゃんとしながらウエハース?
あのバンダイが?
現実を直視させられました。
全く別ジャンルで直視できるわけがない現実を直視しました。
私生活による現実の直視ならまだなんとかしてしまうものの、こればかりは後のバンマニ公式の初めての人にも分かりやすい説明と親近感を抱かせるプロモーションに本気で悔しく感じておりました。
なんだかんだでRIZINと少しだけUFCも勉強して格闘技をただ楽しむためではなくキックボクサーの選手達を国内外偏りがないように試合に対して浮かんだ感想や想いを死ぬまで記録しようと決意した段階で
バンダイから「総合やMMAが凄いのだ。」みたいな圧力を感じ購入意欲よりも
「ここで負けてたまるかあ!いや、THE MATCHの結果は重く受け止めているから黙ってはいるもののこればかりはちょっと!」
そうして普段使わなかったアクセルを踏むことになりました。
ああ…悔しいのだ。
まあ百歩譲ってRISEとKNOCK OUT、NJKFは別として新・新生K-1ファイター達が新体制でいろいろあるなかその方面を目指してリスク背負っているのだからせめて…せめてアーツだけでも!
もっと言うならキックボクサー達の誰か三人でもフィギュアーツかfigmaにもっていけたら…。
那須川天心選手はfigmaよりはある程度稼働が約束されているフィギュアーツ(※買い続けているものの2014年の知識で止まっていたら申し訳ないです)映えするから仮面ライダーディケイドと組ませたらなんか出来そうだなくらいは構想しております。
素直にいえば武尊選手フィギュアも嬉しかったは嬉しかった。
ただ自分がサブカルに染りすぎただけ。
話を戻しましょう。
長く支払い続けたバンダイにまでこのようなアプローチを受けたまま「自分自身の願いだけで押しつぶされてどうする?潰れてもこの現実が続くだけ。それでいいの?」
よくはない!
だからこそ全く知らない物語をくださった白幡裕星選手と再就職後の孤独を悪霊を払うごとくとっぱらってくださった天野颯大選手とこれまでのファイター達のファンとして恥じない存在になることを目指し、この世を生きていくことを決意。
誤解されそうですが別にRIZINがどうとかそういう話ではないのです。
ただ!ただこのままではいられない。
それだけなのです。
このような形でバンダイに思うところが出来るとは。
人生、何が起こるか分からないものだ。
2023年の振り返りはこの辺りにして、年末を過ごし来年へ。