格闘技小説が少ないため、どうしても自分で出来ることで書いていきたい
※個人の感想です。
最後にもお伝え致しますが、もし格闘技小説が執筆されていたらご紹介頂けると幸いです。
とある場で『格闘技小説ってなくない?』
そうお聞きして「そのとおりだ!」と実感。
ただ、それだけなら流していただけでした。
そこで別の情報が入ってきたのです。
少し関係ないかもしれませんが、「進撃の巨人」の作者は格闘技好きらしくエレンとライナーとの戦いで総合格闘技、MMAの技術をきっちり描写されていると話をお聞きし進撃の巨人を初めてアニメで知った十年前と自分が全く意識が変わっていました。
『エレンのあの動きは格闘技を参考にしていた描写だったの!?』
それだけ当時は自分の中で格闘技は今のようにメインでは無くゼロの状態でした。
当時は(※進撃の巨人の世界観も考慮しております)ストーリーの考察ばかりで動きについて話してくれる人もほぼいなかった。
諫山先生が格闘技好きなのも全然知らなかった。
進撃の巨人を買うしかない。
そこはさておいて、本題です。
キックボクシング系統の話になりますが、漫画自体はあるものの、ほぼ打ち切りが多く(※クオリティの話は別)ボクシングでもメジャーな作品である「はじめの一歩」も2023年現在完結していない。
格闘漫画や武道漫画も歴史を辿れば複数あるとはいえ「格闘小説」は存在が確認されていない。
キックボクシング自体はマイナーであるというのは六年間観戦して実感している。
また別の話になりかもしれませんが、インターネットでブログなどの媒体を検索しても旧格闘技の話があったとして旧K-1やPRIDEについて公平性を持った意見は少なく、もっといえばキックボクシングに置いては「沢村忠」さんが発足した時の事を発信する当時のファンも自分の場合は確認しておらず、幸運な事に沢村忠さんの歴史本が見つかったので購入致しました。
二年前に沢村忠さんが鬼籍に入られたのを知って、自分自身思う所もあったかもしれません。
次はイラストも含む投稿サイトについて。
格闘技はイラスト投稿サイトでもアダルト扱いが多く、正統派イラスト投稿者はいてもサイトの流れで描きづらいといった話も小耳に挟みました。
キックボクシングと幸か不幸か縁のあるムエタイについても知っている限り感想をお伝え致します。
間違っていたらご指摘頂けると幸いです。
ムエタイに至ってはキャラクターはサブで出るものの扱いが難しいのか役割に苦労されていたり、プロや関係者、会員でも技術の説明を口頭で伝えるのには困難とおっしゃっていて苦悩が伝わってきます。
那須川天心選手の漫画でもロッタン・ジットムアンノン選手の描写はされず打ち切り。
那須川天心選手の幼少時の話も空手時代が多めなのが色々と興味深い。
格闘小説と言えるのかは別ですが、
プロレス小説は『草凪 優』さんが「ラストバトル」を執筆。
ヒューマンドラマやその世界観のプロレスの歴史、技の応酬は一読の価値があります。
この著書については自分も以前noteに投稿させていただきました。
話を格闘技に戻しますが、
トップ選手の自叙伝は今も昔も発表されています。
ただ、
「技や技術の説明を文章でお伝えしていてかつヒューマンドラマも描かれている。」
そうした物よりは団体や業界の暴露本がある話を聞いただけで、掘り下げられている作品はゼロではないかもしれませんがインターネットで自分の出来る範囲で確認しましたが見つかりませんでした。
私が見たキックボクシングの感想になってしまいますが、独特のエンターテイメントとスポーツの狭間であり、選手それぞれの抱えている目標やリングに上がる理由は掛け替えのないストーリーであり、人生があり、莫大な吸着力があります。
私は未だに彼彼女らのキックボクシング技術について語れず、公開練習などで描写されたファイターのドラマにハマっているのにどれだけ自作に取り入れても、描いても…書いても…満足の行く内容の作品ができなくて格闘家の方々に申し訳がたたない。
そんな考えも浮かびました。
アングラだから!とか売れない!とか
書いてくれる人や頼める人がいない!
とかそういう話ではなく。
これだけ熱い世界観を頂いているのに自分自身の勉強不足にいつも挫けている。
だからこそ。
どうしても描いていきたい。
その為に苦手なMMAや総合格闘技(諫山先生が羨ましいというのも一つ)、とあるショックで離れたボクシングにもアンテナを張り直し、今観ているキックボクシングに関してもせめて別ジャンルですが総合格闘技の技のひとつ「テイクダウン」といった単語を覚えたた用量でキックボクシングの技や選手の特徴など記録してしっかりコトバにし書いていきたい。
※「カーフキック」は某MMAファイター発祥なので例外として扱います。
正直な話
素直にお伝えしますと旧格闘技についても風化され、新格闘技はその余波を受け、
国内がー!
海外がー!
そういった話を聞くとモチベーションが下がる。
『端末やPC切ればいいじゃん。』
ええ。
すると会場で聞こえることもあります。
気にはしているかどうかの話ではなく今では避けられないということです。
そもそも別競技ですが、相撲が日本選手に対する残酷な現実を突きつけていると言うことに関しても個人的に無視はできない。
自分が格闘技に出会い、選手達のドラマを知ってから
「数多くのコンテンツを知っていき、自分が今できる事で発信していきたい。彼彼女らのように!」
と一つの世界にこもって倒れていた時に可能性を示してくださり、六年間も応援できるコンテンツまで自分の中で浸透したのは格闘技でした。
億劫だった小説投稿もイラストも、その他の趣味への実践もこの一歩があったからです。
テレビだと家庭内やシェアしている人間の優劣でチャンネルを変えられてしまうので自分は旧格闘技を知る事が出来なかった。
だからインターネットを頼れば全盛期と言われている格闘技の話を自分は一ファンの発信からでしか知らされていない。
だからこそ意図していなくても様々な誘導があって偏ってしまっていることに反省をし、少しずつ情報をアップデートしているつもりです。
格闘技小説があれば自分も読みたい。
そして旧K-1やPRIDE、格闘技のルーツ等を出来るだけ自分も知りたい。
※現代の国内外の競技性のレベルや興行の在り方、クオリティ等の否定をしているつもりは御座いませんが捉え違いが御座いましたら失礼。
それぞれの時代の格闘技を楽しんでいる方のモチベーションや世代の移り変わりや好みやライフスタイルの変更は避けられないのでファン目線の意見を過度に期待してしまうのは野暮ではあると考えております。
間違っていたら失礼。
それに自分の好みで書きたい小説や記事を投稿しても、納得や手応えがないのはもしかしたらこの悩みのモヤモヤの可能性が高いのでは?
そう仮定し言語化致しました。
もし上記に当てはまる書物が既にあるのなら情報のご提供をいただけたら幸いです。
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