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心霊玉手匣其の一感想:薄汚えアパートの中
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久しぶりに心霊玉手匣を視聴。
買って何年か経過しているので観られるか心配でしたが無事に観ることが出来ました。
関係ない話ですがガラケーとスマートフォンの両立だったり、ノートパソコンに時代を感じるけれど色褪せない世界観。
あとホラーじゃない。
バリバリのヒューマンドラマ。
あまり追えてないけれど他のAMUMO98ドキュメンタリーでも異質。
今見て改めて気がつきました。
当時は怖くも面白く美しいと思っていた両角奈緒さんもよくよく考えると怖い。
上園さんが良くも悪くも唐澤さんに恋愛代行サービスで働く両角奈緒さんへの潜入捜査を頼んだのが結果論として投稿者から八百比丘尼の儀式から助けることが出来た…けれど最終的に…
一度見ただけでは分からない魅力のある2010年代作品。
霊能者万能説否定、現代にとけこんだ妖怪なのか人間なのか不明の存在。
所々にシリアスな展開でも見やすい笑いなどのバランスが絶妙に霊の怖さをやわらげてくれるからつい最後まで観てしまう。
結局両角奈緒さんは霊能力を使いたくないわりに恋愛代行サービスで担当した久保山さんや同期の女性に能力を使って最低限助けたり、助けようとして廃墟を一人でいったりただものじゃないけれど人間らしさがあったり謎は謎のまま終わってしまうのですが主役がいるわけではない世界感だからこそ出来る話だと最後まで観てしまった。
ここではほぼキーパーソン的なゲストだったから両角奈緒さんがヒロイン的な扱いでないのも当時でも珍しい。
彼女は根はいい人なのかもしれない。
ここから幽霊も妖怪も超能力も交えた話になってくるのですが…それは見てのお楽しみ。
次も感想どうしよう。
面白かったです。