14時間も寝たところで
14時間も寝た。これはすごいことだ。普通の大人なら寝られない。オレは特殊な大人だ。たしかに『バキ』では花山薫と同じぐらい柳龍光が好き。それは毒手。
14時間も寝られた要因は疲労が大きい。先日、親戚の集まりがあり、一泊二日ほど嫁の地元で過ごした。頂いた結婚祝いのお礼をようやく伝えられて一安心。しかしながら、本当はもっとカマせた気もする。なぜなら、集まりに参加した小中学生たちが軒並みつまらなそうだったから。これは本当に悔しい。先陣を切って、コロコロコミックの話をすべきだった。一人の子に至っては、終始スマホをイジっていた。オレが『スーパーマリオくん』ぐらいの勢いで「いや、スマホすなーっ!!」と言っていたら、事態は変わっていただろう。そりゃもう、悪い方で。
あと、自分のコンディションが悪過ぎた。旅行中、ずっと腰を患っていたのだ。しかも、その原因は運動不足。なさけない。先々週に発症した毛包炎からの多汗防止で、身体を動かすことが出来なかったのだ。仕方ないとは言え、移動の車もずっとお義父さんに運転させてしまい、心苦しかった。お義父さんは本当に優しい。逆の立場だったら、腰痛で動けない義息をグルグル巻きにする。そして、山に埋めるか海に沈めるかしていたと思う。なんてったって愛娘を取り返す千載一遇のチャンスだ。ちなみに、お義父さんの風貌はスキンヘッドにヒゲ。実行しそうなパーツではある。加えて、ディグダに似ている。そう考えると、オレの処理場所は海より山を選ぶ気もする。お義父さんはディグダだが、ウミディグダではないのだ。オレは一体何の話をしている。
そんな複合的疲労から、14時間も寝てしまったわけだ。ただ、せっかくそれだけ寝ても頭は冴えないらしい。この話のオチもまっっったく浮かばない。導き出される結論として、人が上手く落とすには15時間以上の睡眠が必要と言うことだろう。もう寝落ちするしかない。