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架空書籍紹介(134冊目~140冊目)

134冊目「警備員だけが機能している刑務所の廃墟」

人類が滅びた後も残っている刑務所と、警備ロボットの話。永久電力搭載の警備ロボットは、永い時を武装の整備に費やしてきた。他の惑星から来た廃星旅行者が刑務所内を撮影し終え、刑務所から一歩踏み出すと、脱獄者と見なして発砲した。

※ぬいぐるみ小説集「刑務所の廃墟を警備し続けるライオン」の別パターン。

135冊目「最後の紙切り虫」

紙が印刷されなくなったことにより、紙を食料としていた紙切り虫も絶滅することとなった。一何かが一つ終わることは、別の何かの終わりを示すことを教えてくれる。紙切り虫の最後の一匹は、文字が示されたPCのモニタに向かって噛みつく試みを繰り返して息絶えた。

136冊目「一冊の絵本を読み続けるぬいぐるみ」

廃墟となった公園で、かつて子どもたちに絵本の読み聞かせをしていたクマのぬいぐるみが、人類が滅びた後も仕事を続けている。彼に話しかけるロボットが、たくさんの本が並ぶ図書館のことを彼に教える。人の消えた世界で続く、本に纏わる物語。

※kindle出版もした「公園の廃墟で最後の絵本を読むクマ」の別パターン。

137冊目「語り方により変わる印象」

語り方が違うと印象がまるで異なるという話。
例:「このアニメのOPは好きだがEDは好きではない」という場合。
A:好きな部分だけ語る
B:好きな部分、好きではない部分を語る
C:好きではない部分だけ語る
D:好きではない部分を誉める人を攻撃し始める。

※ちなみに娘は全く興味のない曲の場合OPを観ずに飛ばす。

138冊目「盲目の最強剣士対策」

最強の剣士となった盲目の男がいた。悪に染まった彼を止められる者はいなかった。失った視力の代わりに、異常に発達した嗅覚で敵の位置を知ることができた。正義の剣士たちはなりふり構わず、盲目の剣士を混乱させるためにうんちをばらまいた。しかし負けた。

※息子とのごっこ遊びの様子。

139冊目「うんち生成画像発案者の苦悩」

「AIはうんちの画像を生成してくれる」と発見してしまった男の記録。ネット上にはあっという間にAIによるうんち関連の画像で溢れてしまった。AIの愚かしい使い方に有識者たちの批判が集まる中、発案者は追い詰められる。最終的に男はうんちになった。

※本気でうんちの生成画像があふれかえるかと思ったが、全くそんなことにはならなかった。

140冊目「創作習慣を続けるためのChatGPT、DALL-E3活用法」

著者が続けている創作習慣の影で活躍しているChatGPT、DALL-E3の使い方について解説した一冊。「創作アイデア出しには使えない。だが使えないからこそ「自分ならこう書く」が浮かぶ。「思ってたのと違う生成画像に刺激を受ける」等。

※こちらは本気で出そうと考えている一冊。

この企画から実際に巣立っていった本たち。


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