ご主人様への借金

※フィクションであり、僕の空想です。

ご主人様に毎月3万円は貢がなくてはならない。

僕の手取りは12万円。
家賃は4万、光熱費は1万、食費などで4万円は1ヶ月で使う。
先月まで3万円はぎりぎり払えていた。

だが今月は少し遠出をした為このままでは払えそうになかった。
そこで、食費を削る事にした。
セール商品を買ったり、作り置きしたりした。
なんとか払えそう。そう思った日、帰って冷蔵庫の作り置きした物を見ると、なんと無くなっていた。もしもの時に置いておいた栄養ドリンクも無い…
ご主人様に聞いてみると、あっけなく「あー、食べたよ?美味しかった」と言われ絶望した。
なんとかその作り置きを食べ繋げば3万円は払えていたが、もう使うしかなくなった。

ご主人様に相談すると、「3万円をまず私に渡してから私からの借金って事で、来月、借りた分×10で返してくれるならいいよ」と言われた。
もう口座と財布を合せても216円しかなかったから条件を飲むしかなかった。3000円借りた。
来月は計6万円貢がなければいけないことに絶望した。もう今日で2度の絶望を味わっている。

翌月

節約したり、単発バイトをしたり、色々頑張った。だが1万5000円返せなかった。
ご主人様に捨てられるかもと思い怖かった。
でもそんな事はなく、逆に条件をつけてきた。
「来月はお詫びとして基本の3万円と、返せなかった1万5000円×10の15万円ね♡
あと、AV始めてみようか。いい感じに収益化できたら15万円は免除してあげる♡
できなかったら来月は75万円だね。さすがに×10しての150万は無理っしょw」
この条件も僕は飲んだ。正直払えなかった分×10は意味が分からなかった。
とりあえず免除してもらえるようAVを始めた。
もちろん僕が計画、撮影、編集全部した。
再生回数や高評価数に応じてご褒美ももらえた。
逆に低評価や良くないコメントがついた際には罰を受けた。
ご主人様が出演して下さった動画に低評価がついた際にはさらに厳しい罰を受けた。
できるはずもない完璧を求めて理不尽に罰せられる。
でも罰が終わると、頭を撫でてもらえて、やっぱりご主人様が大好きだと感じてしまう。

そんな罰を僕がいくら受けても、編集を苦労しても、AVの収益は90%ご主人様へ行く。
ほんとに理不尽だ。
まぁ借金をしてしまったのは僕だから仕方ない。
もう終わりは見えない。
普通の人なら、都合のいいように扱われて性行為もさせてくれない女にまだ貢ごうとなんて思わないだろう。しかも、他人やどこかの会社に借りる事は許されていないから、あくまでも2人だけの契約。離れようと思えば離れられそうだ。
でも、僕は弱みを握られ契約やご主人様の名前のタトゥーもしている。もう今更離れられない。

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