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今週の重賞(ダイヤモンドS、小倉大賞典、阪急杯、フェブラリーS)
今週も府中、京都、小倉の3場開催です。府中と京都は今回の開催の最終週です。
土曜日にはダイヤモンドSと阪急杯が行われます。
日曜日には小倉大賞典と、今年初めてのG1のフェブラリーSが行われます。豪華4重賞です。
◆ ダイヤモンドS (芝3400m @府中 ハンデG3)
数少ない長距離重賞です。
長丁場のレースは各騎手の駆け引きが面白く、各馬にそれぞれのストーリーが生まれ、個人的には大好きです。
昨秋豪州メルボルンカップで僅差の2着だったワープスピード(6歳牡)が、今年の初戦を迎えることが注目点です。
また、昨秋の菊花賞2着へデントール(4歳牡)も、今年の始動戦にダイヤモンドSを選びました。
◆ 小倉大賞典(芝1800m @小倉 ハンデG3)
小倉競馬場で行われる今年初の平地重賞です。今年もフルゲートに近いメンバーが集まりそうで、賑やかなレースが期待されます。
最大の注目点は、砂の大器ヤマニンウルス(5歳牡)の芝レースへの初挑戦です。しかも、トップハンデタイの斤量を背負います。
迎え撃つメンバーには小倉巧者が集まっています。昨年の小倉大賞典の1着エピファニー、2着ロングラン、3着セルバーグが揃ってエントリーしました。
因みに、この3頭は昨夏の中京記念でも顔を合わせており、エピファニー2着、ロングラン4着、セルバーグ12着でした。
お互いに「久しぶり〜」とか、言葉を交わしているんですかね。
◆ 阪急杯(芝1400m @京都 別定 G3)
前年までよりも1週間早い開催となりました。レーススケジュールの再編により、高松宮記念のトライアルレースは、総じて前年よりも1週間前倒しの開催となりました。
推し馬では、オオバンブルマイ(5歳牡)とモズメイメイ(5歳牝)がエントリーしています。
また、ここまで5戦4勝2着1回という上がり馬フォーチュンタイム(4歳牡)の走りにも注目です。
◆ フェブラリーS (ダート1600m @府中 定量G1)
ダートマイル王決定戦のフェブラリーSは、今年初のG1であり、今週のメインレースです。
ダートマイルの絶対王者レモンポップが引退し、さらに例年通りとはいえ、超一流馬たちはリヤドに向かったので、メンバー構成に懸念がありました。
しかし、エントリーメンバーを見ると、強力且つ魅力的なメンバーが勢揃いした、華やかで楽しみな一戦になりました。
出走予定馬にも幾つかのストーリーがあり、見応え満載のレースです。
改めて、近年のダート界の層の厚さを感じました。