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演劇の観客サイドの高齢化と言う記事を読んで小劇場演劇界隈に思うこと色々、批判とかも含めての心からの愚痴~女だ男だで客呼ぶな~

小劇場演劇ってマジで客層が高い。俺37だけどその辺以降しか居ない。若い人も点々と居るけれど、雰囲気からして同業の方々。それでU-25割とかあるのだけど、正直効果には疑問符が浮かぶ(実際知らんけど)。

なんでかと言うとその世代で、2.5次元とかでは無い舞台演劇に関心を持っている人は、もうやる側に行ってると思うのよ。多分。だから純粋な意味での観る側のU-25って果たして?と思ってる。勿論、同業だって観たいし、刺激や勉強になるんだろうけれど、観客の高齢化の歯止めにはなってないと思うのね。

もし同業≒若い観客を増やしたいなら、絶対それじゃないと思う。正確に言えばそれだけじゃないと思う。無料でも行かないものは行かないもん。

そんな小手先より役者個人に頼りきった集客システムや、宣伝の拙さ、ネットを巧みに使えていない点などを改善するのがとりあえずはひとつの手だと思う。

あととてつもなく酷な事を言ってしまうと小劇場演劇って、もうほんと眩暈がするほど沢山ある。沢山あるってことはモノの道理として、クオリティの低い作品も多くなる。参入障壁が低くて、それこそやる気さえあれば誰でもやれる、立てるっていうのは小劇場演劇の良さである一方で、何らかの貴重なキッカケで、初めて舞台を観てみた若人が居たとして、安くはないよ。安くて3000円だよ。若人じゃなくても安くはないよ。で、つまんないなぁってのに当たったらもう来ないでしょ。ほーん、こういう感じかって。それでおしまいになる。

だから、小劇場の長所であり短所が、色んな楽しい安いコンテンツがある時代には、余りにも無謀なスタイルなんだと思う。コリッチとかも全然機能していないし、客観的な評価が出てくるとこが無いんだもん。大金はたいて、月かスッポンかわかんない世界って、俺は、程度問題だけど、どうなのかなぁって思うの。

ほんで中の人達の葛藤や現実だとかは度外視して外側の人間として思うのは『作品で客呼んで!』ってずっと思ってる。キャスト扱いチケットとかクソ喰らえだと思ってる。何で『演劇≪作品≫』を観るのに『推してる人』とかの要素が観る、観ないの材料になるの。いや俺もそりゃ、大半の観劇は以前観て、いいなって思った人をビーコン代わりに作品を見つけて、気になったら観に行くよ。勿論その役者さん自身に魅力あればこそだけど、要は『この人はコレに出た。素晴らしかった。これにも出た。面白かった。この人が出るものは楽しいことがありそうだ』って思って追う事が多い。作家の作った脚本、演出家が立体化した劇、その世界の人を担う役者が居て、照明や音響がいて、それで作品って成立してるんだと思うわけで、だから役者っていうのは世界を作る一部だと思うので、その世界は作家の作ったものじゃないですか。

役者さんは僕は尊敬しているし
凄い人達だと思うです勿論
ただだから、役者も含めた人々で作った『作品』で客呼ぼうよって思うからなんだ。うーん。凄く嫌。俺が。俺が勝手に。端的に言えば、『女』や『男』で客が並んでく感じが凄くイヤ。俺はいや。色んな形があっていいなんて、公式サイトの定型文だよ。作品で行けよ。作品側が売れよって。以上魂の愚痴でした😑

歪んでるよ

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