20200824|じぃちゃんの玉子かけご飯。
昭和生まれで四角い顔立ち。
酒もタバコも飲みまくって、
体力も半端なかった、
そんなじぃちゃん。
幼少期の発熱で片耳が不自由になり、
補聴器をつけての生活を死ぬまで続けてた。
偏見やいじめなど相当不自由だったはずたが、
関係なく何でもこなしてた強いじぃちゃん。
朝ごはんはどんぶりで大盛りの白飯食べてた。
とにかく美味しそうに食べてたなぁ。
特に美味しそうだったのが、玉子かけご飯だ。
僕ら子どもも食べてたけど、
じぃちゃんの玉子かけご飯は美味しそうだった。
僕らは玉子を別の容器に開けて、
醤油垂らしてかき混ぜてから、ご飯にかける。
でもじぃちゃんは大盛り白飯に直接玉子割る。
醤油もご飯に垂らす。
軽くかき混ぜてそのま食べる。
そんな野蛮な食べ方ってじぃちゃんすごい!
って、幼いながら思ってた。
ちょっと憧れだった。
最近、
玉子かけご飯は白飯に直接割るようになった。
昔は別容器に割ってかき混ぜてたのに。
そんな事しなくなってしまった。
気付いたらじぃちゃんと同じ食べ方してた。
めちゃくちゃ美味しいなぁって、ガツガツ食べてる。
あの時の憧れの味。
憧れの食べ方。
玉子かけご飯ってなんで美味いんだろ?
もしかして憧れもあって食べてるのかな。
じぃちゃんの思い出ってめちゃくちゃあるね。
玉子かけご飯、これからも食べるよ。
そんでいつもじぃちゃん思い出すよ。
気付くと17回忌か。