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『SIREN』のボードゲームを考えてみた

※多少ゲームのネタバレを含みますのでご注意ください。

※この記事は、もはや考察とは全く関係のないお遊びなのでそのつもりでお読みください。というかもう考察のネタはほぼ無いです^^;

SIRENとは?

プレイステーション2で販売されたホラーゲーム。2003年11月6日発売。

他人の視界を覗き見る「視界ジャック」という能力を駆使し、屍人と呼ばれる敵から逃れつつ戦うステルスアクション。

2006年2月には続編の『SIREN2』、2008年7月には第3作『SIREN:New Translation』が発売されたほか、2006年にはメディアミックスとして、映画化もされています。

ドラ麦茶 自宅 昭和98年/11:59:57

その日、ドラ麦茶がお腹を空かせていると、突然天からSIRENのボードゲームのアイデアが降臨しました。これが、全ての始まりです。

始めはぼんやりとしたアイデアだったものが、何十回ものやり直しの果てにそれなりに形を成してきたので、ここに記しておきたいと思います。

ゲームのイメージ

イメージ的には、古典的名作ボードゲーム『クルード(Cluedo)』と、10年くらい前にテレビ放送されちょっとしたブームになった『ヌメロン(Numer0n)』を合わせた感じです。

『クルード(Cluedo)』は、洋館内を捜索し、6人の『容疑者』6つの『凶器』9つの『部屋』の中からそれぞれ3つの正しい組み合わせを当てることを目指ざす推理系ボードゲーム。

『ヌメロン(Numer0n)』は、2人のプレイヤーがそれぞれ設定した3ケタの数字を当て合う数字当てゲームです。

『SIREN(サイレン)/ボードゲーム』解説

※ゲーム内容はまだイメージの段階であり、実際のテストプレイは一切行っていません。バランス的に問題がある可能性もあります。

ゲームの目的

ゲームは4人プレイ専用です。
ゲーム開始時に4つの『因果律』が定められます。
プレイヤーはマップを探索しながら4つの『因果律』を説き明かし、すべての『因果律』を達成して4つの『因果律アイテム』を入手、最終的に『いんふぇるの』にて堕辰子の首を落としたプレイヤーが勝利となります。

ゲームの部品(ボード・各種カード)の解説

●ゲームボード

ゲームボード(イメージ)

ゲームの舞台となるボードです。『宮田医院』『刈割』『蛇ノ首谷』『大字粗戸』『蛭ノ塚』の通常マップ、そして最終マップである『いんふぇるの』の6つのマップで構成されています。
プレイヤーはサイコロを振って駒を進め、止まったマスの指示に従いつつ各マップのゴールを目指します。

●場所カード

場所カード・行動カード

ゲームスタート時に因果律を定めるために使用します。
『宮田医院』『刈割』『蛇ノ首谷』『大字粗戸』『蛭ノ塚』の5枚があります。

●行動カード

場所カードと同じく、ゲームスタート時に因果律を定めるために使用します。
『灯篭に火を灯す』『羽生蛇村民話集の発見』『ナースシューズの発見』『屍人を全滅させる』『爆薬を手に入れる』の5枚があります。

●堕辰子戦闘カード

堕辰子戦闘カード

プレイヤーが最終マップ『いんふぇるの』に到達した際に使用するカードです。『堕辰子の攻撃を受ける』5枚、『堕辰子を見失う』2枚、『堕辰子に宇理炎を当てる』2枚、『堕辰子の首を落とす』1枚、の、全10枚あります。

●プレイヤーステータスシート

プレイヤーステータスシート

プレイヤーのステータスを管理するシートです。

各プレイヤーには『HP』『赤い水』『幻視』『因果律アイテム』『武器アイテム』の5つのステータスがあり、マップの各マスの指示や屍人との戦闘などで増減します。
各ステータスの概要は以下の通りです。

・HP
10からスタート。最大値は10。0になると死亡とみなし、数値を10に戻して現在プレイ中のマップをスタート地点からやり直しとなります。

・赤い水
0からスタート。最大値は10。10になると屍人化とみなし、数値を5に戻して現在プレイ中のマップをスタート地点からやり直しとなります。ただし、因果律アイテム『血の契約』を所持している場合、このステータスは変動しません。

・幻視
プレイヤーはマップ探索中、サイコロを振る代わりに1度だけ『幻視』を使用することができます。
『幻視』を使用した場合、他プレイヤーを1人を選び、場所カードか行動カードのどちらか1枚を見せてもらうことができます。
『幻視』を使用した場合は取り消し線を引き、その後使用することはできません。また、使用した手番ではサイコロを振れないため、移動することはできません。
また、『幻視』は必ずしも通常マップで使用しなくてもかまいません。『幻視』を最終マップ『いんふぇるの』で使用した場合、通常1枚しか引くことができない『堕辰子戦闘カード』を2枚引くことができます。

・因果律アイテム

プレイヤーは因果律を達成することで4つのアイテムの中から1つ得ることができます。入手した場合は○で囲んでください。
各アイテムと効果は以下の通りです。

・木る伝
単体では効果なし。『木る伝』と『焔薙』の2つを所持している場合、全ての屍人との戦闘を無条件で勝利できます。

・血の契約
単体では赤い水の効果を無効化。『宇理炎』と『血の契約』を所持している場合、全ての屍人との戦闘を無条件で勝利できます。

・宇理炎
単体では使用不可。『宇理炎』と『血の契約』を所持している場合、全ての屍人との戦闘を無条件で勝利できます。

・焔薙
単体では屍人との戦闘時にサイコロの目に+2できます。『木る伝』と『焔薙』の2つを所持している場合、全ての屍人との戦闘を無条件で勝利できます。

『木る伝』『血の契約』『宇理炎』『焔薙』の4つを入手した場合、最終マップ『いんふぇるの』へ向かうことができます。

・武器アイテム

屍人との戦闘時に使用できる武器です。マップ探索で拾うことができます。入手した場合は○で囲んでください。
所持していると戦闘時に以下の効果があります。

・火掻き棒/傘/鉄パイプ/ラチェットスパナ/バール
屍人との戦闘時、サイコロの目に+1。

・拳銃/ネイルハンマー
屍人との戦闘時、サイコロの目に+2。

武器アイテムは複数所持できますが、戦闘時に使用できるのは1つだけです。

●その他、必要なもの

サイコロ……1つ
鉛筆などの筆記用具……4つ
駒……4つ

ゲームの進め方

それでは、具体的なゲームの進め方を解説します。

1・ゲームボード・各種カード・プレイヤーステータスシートの準備

ゲームボードを広げ、『場所カード』『行動カード』『堕辰子戦闘カード』を種類別に分け、それぞれよくシャッフルします。この内、『堕辰子戦闘カード』は終盤になってから使用しますので、始めはよけておいてください。各プレイヤーに『プレイヤーステータスシート』『駒』『鉛筆』を配ったら、準備完了です。

2・『因果律』の設定

まずは4つの『因果律』を設定します。

『場所カード』と『行動カード』を、各1枚ずつ伏せた状態で4人のプレイヤーに配ります。余った2枚は使用しませんので、伏せた状態でよけておきます(プレイヤーは余ったカードを確認することはできません)。

プレイヤーは他プレイヤーにカードを見られないよう自分に配られたカードを確認します。カードに記された『場所』と『行動』が、4つの因果律の内の1つです。この行動を達成することで、4つの『因果律アイテム』のうち1つを得ることができます。

例えば、あなたに配られたカードが『刈割』と『灯篭に火を灯す』だった場合、通常マップの『刈割』でゴールした後『灯篭に火を灯す』を宣言すれば、『因果律アイテム』を1つ入手することができます。

同じように、他のプレイヤーに配られた因果律も達成する必要がありますが、最初は場所も行動も不明なので、マップを探索しながら解き明かしていく必要があります。

3・各通常マップを探索

プレイヤーは、最終マップである『いんふぇるの』を除く5つの通常マップのうち好きなマップからスタートできます。
各マップのスタート地点に駒を置いたら、順番にサイコロを振り、止まったマス目の指示に従いつつゴールを目指します。

途中、ルートが複数に分かれている場合は好きな方へ進むことができます。マップによってはゴールも複数あります。どちらを目指しても構いませんが、マップを後戻りすることはできません。

また、ゴールはサイコロの目ピッタリで止まらなくても構いません。

●戦闘

『屍人と戦闘』のマスに止まった場合、サイコロを振って勝敗を決めます。
屍人には3~6までの戦闘力が定められています。プレイヤーはサイコロを振り、出た目がプレイヤーの戦闘力となります。
この時、武器となるアイテムを所持していた場合は、サイコロの目に各数値をプラスできます。
プレイヤーの戦闘力が屍人の戦闘力と同じかそれ以上なら勝利となります。
プレイヤーの戦闘力が屍人の戦闘力未満なら敗北となり、HP-2・赤い水+2となります。
サイコロを振るのは1度のみで、勝利するまで何度も振る必要はありません。

●HP、赤い水

各マスの指示に従うと、プレイヤーステータスの『HP』と『赤い水』がそれぞれ増減します。
HPが0になると死亡とみなし、数値を10に戻して現在プレイ中のマップをスタート地点からやり直しとなります。
赤い水が10になると屍人化とみなし、数値を5に戻して現在プレイ中のマップをスタート地点からやり直しとなります。
どちらの場合も、プレイ中のマップ以外に移動することも可能です。また、プレイ中のマップで入手したアイテムはそのまま所持可能ですが、使用した幻視は戻りません。

●特殊行動『Continue to NEXT LOOP...』

全てのプレイヤーは手番の際任意で『Continue to NEXT LOOP...』を宣言することができます。
『Continue to NEXT LOOP...』を宣言すると、HPを10・赤い水を5(4以下の場合はそのまま)にして、『いんふぇるの』を除くすべてのマップを最初からやり直しできます。(死亡や屍人化同様、プレイ中のマップ以外に移動することも可能です。また、プレイ中のマップで入手したアイテムはそのまま所持可能ですが、使用した幻視は戻りません)
最終マップ『いんふぇるの』では『Continue to NEXT LOOP...』を宣言することはできません。

4・行動宣言と終了条件の判定

各マップのゴールに到達したプレイヤーは、行動を宣言します。
行動は、『灯篭に火を灯す』『羽生蛇村民話集の発見』『ナースシューズの発見』『屍人を全滅させる』『爆薬を手に入れる』の5つです。このうち、いずれか1つを選んで宣言してください。それが、ゴールしたプレイヤーの行動になります。

例えば、プレイヤー1がマップ『蛭ノ塚』でゴールし、『灯篭に火を灯す』を宣言した場合、『蛭ノ塚で灯篭に火を灯す』が、プレイヤー1の場所と行動になります。

他プレイヤーは、宣言したプレイヤーの場所と行動が正しいかどうかをひとりひとり判定します。判定には『終了条件未達』『終了条件1達成』『終了条件2達成』を宣言します。

●場所・行動の両方が違う場合は『終了条件未達』
●場所・行動のどちらかひとつが正しい場合は『終了条件1達成』
●場所・行動の両方が正しい場合は『終了条件2達成』

となります。

例えば、前述のゴールしたプレイヤーの場所と行動が

  • プレイヤー1「蛭ノ塚で灯篭に火を灯す」

で、他3人のゲーム開始時に定められた因果律が

  • プレイヤー2『大字粗戸』『灯篭に火を灯す』

  • プレイヤー3『蛭ノ塚』『爆薬を手に入れる』

  • プレイヤー4『蛇ノ首谷』『羽生蛇村民話集の発見』

だった場合、プレイヤー2は『灯篭に火を灯す』が、プレイヤー3は『蛭ノ塚』が一致し、プレイヤー4は一致するものが無いので、

  • プレイヤー2「終了条件1達成」

  • プレイヤー3「終了条件1達成」

  • プレイヤー4「終了条件未達」

となります。

このとき、『終了条件2達成』だった場合、行動を宣言したプレイヤーは『因果律アイテム』のうち好きなものを1つ得ることができます。

『終了条件未達』『終了条件1達成』の場合は、(終了条件の情報以外は)何も得ることはできません。

いずれの場合も、判定が終了すればもう1度好きなマップから再スタートとなります。このとき、HPが減少している場合は10に戻します。

以上を繰り返して手がかりを集め、他プレイヤー3人の因果律を説き明かして『終了条件2達成』をし、かつ自分の因果律の行動も達成して、4つ全ての因果律アイテムを入手したプレイヤーは、最終マップ『いんふぇるの』へ向かうことができます。

5・最終マップ『いんふぇるの』

因果律アイテムを4つ揃えたプレイヤーは、最終マップ『いんふぇるの』をスタートすることができます。

スタート前に『堕辰子戦闘カード』をよくシャッフルし、伏せた状態で5枚ずつ2列に並べます。

『いんふぇるの』でもサイコロを振って出た目を進み、マス目の指示に従う点は変わりませんが、『いんふぇるの』にはゴールがなく、代わりに『堕辰子戦闘カード』のマスが複数設定されています。

このマスに止まったプレイヤーは、伏せられた堕辰子カードのうち1枚めくることができます。各カードの名称と効果は以下の通りです。

・堕辰子の攻撃を受ける……5枚
プレイヤーは堕辰子の攻撃を受けHPー2となります。

・堕辰子を見失う……2枚
プレイヤーは堕辰子の姿を見失います。全ての堕辰子戦闘カード(すでに入手した『宇理炎を当てる』カードも含む)を再びシャッフルして初期状態に戻します。複数のプレイヤーがいんふぇるのにいる場合、全員が対象です。

・堕辰子に宇理炎を当てる……2枚
堕辰子に宇理炎を当てます。勝利カードの1枚で、引き当てた場合はそのプレイヤーが所持します。2枚目の所持はできません。すでに1枚所持した状態でこのカードをもう1枚引いた場合は、宇理炎のみで堕辰子を倒してしまったことになり、最初からやり直しとなります。この場合は、後述する『いんふぇるのでの敗北』と同じ扱いになります。

・堕辰子の首を落とす……1枚
焔薙で堕辰子の首を落とします。勝利カードの最後の1枚です。『宇理炎を当てる』カードを所持していない場合はこの『堕辰子の首を落とす』カードを所持することはできません。『宇理炎を当てる』カードを所持していない状態でこのカードを引いた場合はその場に裏返します。

いんふぇるのでの敗北

堕辰子の攻撃を受ける等でHPが0になった場合、そして、堕辰子戦闘カードの『堕辰子に宇理炎を当てる』を2枚引いてしまった場合は敗北となり、HP10でスタート地点からやり直しとなります。このとき、すでに入手した『宇理炎を当てる』カードも含むすべてを再びシャッフルして初期状態に戻します。複数のプレイヤーがいんふぇるのにいる場合、全員が対象です。

以上を繰り返し、『堕辰子に宇理炎を当てる』カードを1枚入手後、『堕辰子の首を落とす』カードを入手したプレイヤーが勝利となります。

通常マップで『因果律』を説き明かすコツ

このゲームのキモは、なんと言っても通常マップでいかに早く『因果律』を説き明かすかです。運任せに行うのは効率が悪いので、説き明かすためのコツを覚える必要があります。

頭の中だけで整理できる人はかなりの天才と思われますので、整理するためのメモなどを用意しましょう。

オススメはこちらの『因果律解析シート』です。

因果律解析シート

それでは、シートの使い方をゲームの進行に従って説明します。

まず、1列目に4人のプレイヤー名を書き込みます。
今回は、仮に『美浜』『竹内』『宮田』『美奈』とします。

そして、最初に各プレイヤーに2枚の『因果律カード』が配られたら、自分のカードを確認し、自分の欄の対応したものに○を付けます。

例えば、プレイヤーが『美浜』で、配られたカードが『刈割』と『屍人を全滅させる』だった場合は以下のようになります(今回は視覚的に判りやすくするため、○ではなく青く塗りつぶしています)。

それ以外には×を付けます(赤く塗りつぶします)。

また、各カードは1枚ずつしかなく、同じ場所と行動はありませんので、他のプレイヤーの『刈割』と『屍人を全滅させる』にも×をします。

これでスタート前の準備は整いました。

では、ゲームスタートです。

ゲームが進み、まず美浜が『蛭ノ塚』でゴールし、『灯篭に火を灯す』の行動を選んだとします。

  • 美浜コール:蛭ノ塚で灯篭に火を灯す

それに対する他プレイヤーの判定は次の通りです。

  • 竹内:終了条件1達成

  • 宮田:終了条件1達成

  • 美奈:終了条件未達

竹内と宮田の2人が終了条件1となったということは、どちらかに『蛭ノ塚』か『灯篭に火を灯す』があることになります。

どちらのプレイヤーがどちらの場所・行動かまではまだ確定できませんので、△を付けておきましょう(黄色く塗りつぶします)。

そして、美奈および未使用には『蛭ノ塚』と『灯篭に火を灯す』はないことになりますので、こちらは×を付けます。

1コール目で確定できるのは以上になります。

では、ゲームを進めましょう。

今度は、宮田が『宮田医院』でゴールし、『灯篭に火を灯す』を選んだとします。

  • 宮田コール:宮田医院で灯篭に火を灯す

判定は以下の通りです。

  • 美浜:終了条件未達

  • 竹内:終了条件1達成

  • 美奈:終了条件未達

1コール目の『蛭ノ塚で灯篭に火を灯す』と、2コール目の『宮田医院で灯篭に火を灯す』に対し、竹内は両方とも『終了条件1達成』でした。
これにより、竹内の行動が『灯篭に火を灯すであることが確定します。
ということは、場所は『蛭ノ塚』ではないことになり、同時に宮田の場所が『蛭ノ塚』であることも確定します。
それぞれに○をします。
そして

竹内の『灯篭に火を灯す』以外に×
宮田の『蛭ノ塚』以外に×
竹内以外のプレイヤーの『灯篭に火を灯す』に×
宮田以外のプレイヤーの『蛭ノ塚』に×

を付けます。

さらに、美奈は終了条件未達なので、『宮田医院』でないことも判ります。そして、竹内の終了条件1は『灯篭に火を灯す』なので、こちらも宮田医院ではありません。宮田は『蛭ノ塚』で確定していますので、今回『宮田医院』は未使用であることが確定します。

全て書き込むと以下のようになります。

これで、竹内の因果律が

『蛇ノ首谷』か『大字粗戸』で『灯篭に火を灯す』

のどちらかである所まで判明しました。
宮田も3択まで行っています。

ゲームを続けます。続いて、竹内が『蛇ノ首谷』でゴールし、『灯篭に火を灯す』を選択しました。

  • 竹内コール:蛇ノ首谷で灯篭に火を灯す

判定は。

  • 美浜:終了条件未達

  • 宮田:終了条件未達

  • 美奈:終了条件1達成

『灯篭に火を灯す』は竹内の行動で確定しているので、終了条件1の判定をした美奈の場所が『蛇ノ首谷』であることが判明します。○を付け、それに対応した場所に×をします。

美奈の場所が『蛇ノ首谷』であることが判明し、竹内の因果律が『大字粗戸』で『灯篭に火を灯す』であることが判明しました。ゲームを進めます。

美奈が『大字粗戸』でゴールしました。宣言したのは『灯篭に火を灯す』です。

  • 美奈コール:大字粗戸で灯篭に火を灯す

判定は。

  • 美浜:終了条件未達

  • 竹内:終了条件2達成

  • 宮田:終了条件未達

美奈が因果律をひとつ達成しましたので、4つの『因果律アイテム』のうち、ひとつを入手できます。

美浜はすでに『大字粗戸』の『灯篭に火を灯す』は説き明かしていますので、シートに変更はありません。

ゲームを続けます。

再び美浜が『蛭ノ塚』でゴールしました。
蛭ノ塚での行動は『羽生蛇村民話集の発見』『ナースシューズの発見』『爆薬を手に入れる』の3択です。美浜は『ナースシューズの発見』を選択しました。

  • 美浜コール:蛭ノ塚でナースシューズの発見

判定は

  • 竹内:終了条件未達

  • 宮田:終了条件1達成

  • 美奈:終了条件未達

残念ながら因果律達成とはなりませんでしたが、解析はかなり進みます。

まず『蛭ノ塚』は宮田で確定していますので、宮田の終了条件1は蛭ノ塚になります。残りの『ナースシューズの発見』に対しては誰も終了条件1の判定をしなかったので、今回この行動は未使用であることが判ります。
未使用の『ナースシューズの発見』に○を、それ以外に×を付けます。

宮田の因果律が『蛭ノ塚』で『羽生蛇村民話集の発見』か『爆薬を手に入れる』
美奈の因果律が『蛇ノ首谷』で『羽生蛇村民話集の発見』か『爆薬を手に入れる』
の、それぞれ2択となりました。ゲームを進めます。

宮田が『蛇ノ首谷』でゴールし、『羽生蛇村民話集の発見』を選びました。

  • 宮田コール:蛇ノ首谷で羽生蛇村民話集の発見

判定は

  • 美浜:終了条件未達

  • 竹内:終了条件未達

  • 美奈:終了条件2達成

美奈の因果律が『蛇ノ首谷』で『羽生蛇村民話集の発見』であることが判明し、同時に宮田の因果律が『蛭ノ塚』で『爆薬を手に入れる』であることが判りました。

これで、全員分の因果律が判明したことになります。

後は4つ全ての因果律を達成して全ての因果律アイテムを入手し、最終マップ『いんふぇるの』を目指しましょう。

以上のように、情報ひとつひとつを的確に整理して行けば、かなり早い段階で全員分の因果律を説き明かせます。最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れてくるとすばやく整理できるようになりますので、頑張ってみてください。


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