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私の概略2

思い通りになることなんて無い

そもそも田舎から出てきた新社会人です。
会社員で転勤は当たり前と言いますが、そこまで覚悟していません。

入社当時・・・


研修で千葉へ行った後は、東海へ戻れると思っていたら高松に配属。
その高松では上司と反りが合わず、退職を決意したところ、北大阪に転勤となり、そこでしばらく仕事をしていたが、南大阪へ行けと言われ、その次は和歌山、そしてまた違う場所へ・・・との情報が入り、決意しました。
14年目のことでした。

会社での友人はずっと同じ場所で家庭を持ち、勤務していました。
そこを格差と感じてしまう心の弱さもありました。
一説には同期で最も早く取りまとめのポジションについたとも言われましたが、 支店の惨状からすれば島流だったとのでは・・・とも思ってしまいました。

そして、営業の毎日です。
日々、惨状を重ねるだけで進展はありません。
こんなことがしたいわけでは無いのに・・・と腐っていき、出社しもて1日惚けてることも多々ありました。

楽しいときが無かったわけではないですが・・・

進みたい道が見えてきたのに、その道とは程遠く、思い通りになることは無いと痛感しました。
目の前は荒野で、修行だと割り切れるほどのこともありません。
引き止めてくれた先輩もいましたが、パートナーの実家が商売をやっていたこともあり、そこに厄介になることを決めて和歌山で退職しました。
そこで今度は違う形で厄介が起きました・・・

大きな会社しか知らなかった私にとって私企業というのがこんなもんなのかとショックを受けました。
現在でこそ、様々な中小企業様と関わることができ、色々知ることができましたが・・・本当にショックでした。
AM中に集金を終えて、そのお金を持って午後からゴルフ場でラウンドを回る社長の義兄。
会長という名前で社員に好き勝手方言し、かつ、社屋建設を従業員の家族に依頼して支払いを滞納する義父。
日々のお金は回しているが、約束した給与は遅延に次ぐ遅延させ、経理を一緒に担当するパートナーにお金を渡してくれない義母。
そんな義実家が嫌いで顔も出さない義兄の奥さん(義姉)。
パートナーは元々、義父との折り合いが悪く、商売がうまくいかないことで金策に走る羽目に・・・
後々知ったことですが、自分と結婚した際にも義実家会社のために個人借金を重ね、自分の稼ぎもそこへ渡されていたと・・・(今は返済されてます)
自分はアレコレ経験を積んできたと勘違いしていました。

世間知らずってこういうことだったんですね。
入社して半年もしないうちにパートナーは出勤しなくなり、合算で貰ってた給与も半分以下となり、自分も出社するのをやめました。
そして、会社も傾きかけ・・・倒れる寸前・・・
これからの人生、どのようにすれば、夢を持てるのか悩み、義実家の元を離れたのが翌春のことです。
元の世界へ戻れることになりました。

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