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燈織屋さんのリネン長襦袢を紹介!~内側から着物を楽しもう~

京都府長岡京市にある和裁教室・燈織屋(ひおりや)さん。
和裁を教えることにとどまらず、着物で出かけるイベントの開催や、着物に関連した商品の開発など、「着物をもっと好きになる」をコンセプトに、様々な活動をされています。

現在、Makuakeにてオリジナルのリネン長襦袢の販売(2024年4月21日まで)をなさっています。

このたび、縁あってこちらのリネン長襦袢のモニターになりました。
実際に使用してみて、リネン長襦袢は着物が内側からより楽しくなる素敵な長襦袢だと感じたので、この記事で推させてください!


長襦袢とは?

長襦袢は、着物の下に着る下着のひとつです。

着物が直接肌に触れないようにして汗や皮脂などの汚れから着物を守ります。また、保温と防寒の役目もあります。

着物の衿や袖からのぞくので、コーディネートのポイントにもなります。

着物姿。長襦袢が見えているところを赤い丸で囲んでいる
赤い丸で囲われた、白く見える部分が長襦袢

長襦袢の生地は、絹やポリエステルなどがよく使われています。
色は女性向けの長襦袢だと、白か薄いピンクが多いです。

燈織屋さんのリネン長襦袢の魅力

1年中着用できる肌に優しいリネン

燈織屋さんの長襦袢の素材は、麻の一種であるリネンです。

リネンというと夏のイメージが強いかもしれませんが、リネンは通気性が高い一方で保温性もあり、夏は涼しく冬は暖かく、一年中快適に着られます

私が着物を着るとき、いつも悩むのが帯周りのかゆみ、肌荒れでした。

オーソドックスな和装をすると、帯周りには多くの枚数の布が重なります。
まずは肌襦袢が1枚、次に長襦袢は前で重ねるから2枚、長襦袢を留める伊達締めが1枚、そして着物も前で重ねるから2枚……と数えていくと、10枚以上の布が重なっていることも珍しくありません。

そうなると、季節問わずどうしてもお腹周りは蒸れてしまいます。
私の場合、長時間和装をしていると、かゆみが気になり出し、着物を脱ぐとお腹に発疹ができていることも多々ありました。

着物でパターゴルフを楽しむ様子
着物で楽しそうにしつつ、必死にかゆみを我慢していることも……。

ですが、リネン長襦袢を使うと、お腹周りのかゆみと荒れがかなり軽減され、着物をずっと快適に着ることができるようになりました。

リネンはさらりとしていて、少しひんやりした感触があり、肌触りもいいです。たくさん汗をかいても、吸水速乾性があるのでずっとさらっと気持ちよく着られます。気軽に自宅で洗えるのも嬉しいところ。

体に優しいリネンのおかげで、着物でのお出かけ中にかゆみに気を取られることがなくなり、目の前の楽しいことに全力で心を傾けられています!

好きな色をまとえる

女性向けの長襦袢は、白か薄いピンクのものが定番で、それ以外のカラーのものはなかなか見かけません。

私は濃いめのはっきりとしたブルーが大大大好きなのですが、そんな色の長襦袢はなく……。そもそも長襦袢というと白か薄いピンクのものばかりを見るので、別の色の可能性を考えたことすらありませんでした。

ですが、燈織屋さんのリネン長襦袢は全10色あります。
私が選んだのは、ラピスラズリをイメージした深い青色の長襦袢です。

濃い青色の長襦袢をまとったトルソー
見て!!!! なんていい青なんだ!!!!!

私の場合は、着物を着るとき、長襦袢を着るのは単純作業のように淡々とこなしていたところがあるのですが、今では大好きな色の長襦袢を目にして、思わず笑顔になってしまいます
着物の衿や袖から大好きな色がのぞいて、ワンポイントになるのも嬉しいです。

浴衣を着物風に着たトルソーの上半身アップ。衿から濃い青の長襦袢が見えている
濃い青の襦袢が明るいコーデを引き締めてくれる
浴衣を着物風に着たトルソーの斜め後ろ姿。袖から濃い青の長襦袢が見えている
袖からのぞく青も良き

リネン長襦袢の他のカラーは、エメラルドをイメージした明るい緑や、シトリンをイメージした優しいレモン色などがあります。

他の色も見てみたい方は、ぜひ燈織屋さんのnoteを読んでください。(記事の「青色すべてを手に入れようとする青ハンター」って誰のことかな??)

セミオーダーでサイズが選べて使いやすい

着物を身に着けているとき、着崩れしてしまうことがあります。
衿元が開いてきてしまったり、しわが気になってきたり、衣紋(後ろ襟の部分)が詰まってきたり、私もたくさん着崩れを経験しています。

着崩れを防ぐのに大切なのは、サイズの合った長襦袢を使用することです。
サイズのあった長襦袢だと、自然と体に沿うので衣紋が抜きやすく、ズレやしわも発生しにくいです。
しわを処理するなどの手間もぐっと省けるので、着付け時間も短くなります。

ですが、既製品の長襦袢だと「身丈は合うのに裄(腕部分の長さ)は合わない……」となることも多いです。かといって1からお仕立てとなると費用がかかります。

燈織屋さんのリネン長襦袢は、身丈・身幅・裄をそれぞれSS・S・M・L・LLから選べます

明るい色の着物を着た上半身のアップ。衿から濃い青の長襦袢が見えている
マイサイズなのでとても着やすい

私の場合、実際の裄は75cmとLLサイズ並みなのですが、手持ちの着物はリサイクルが多いのもあって裄68cmくらいのものがほとんどなので、リネン長襦袢の裄はM(67cm)でオーダーしました。

自分の体形や手持ちの着物事情に合わせて、長襦袢のパーツごとにサイズが選べるので、リネン長襦袢はとても使いやすいです。

まとめ

サイズが合うので着付けが楽だし、肌に優しい素材なのでかゆみが気にならなくなったし、大好きなカラーで心が躍るし……。

燈織屋さんのリネン長襦袢のおかげで、着物を着る段階から一日中着て脱ぐまで、より一層着物が楽しめるようになりました。

リネン長襦袢は、着物の内側の下着である長襦袢から、そしてさらにその内側である体と心から、着物をもっと楽しめる長襦袢
です。

私の推し長襦袢・燈織屋さんのリネン長襦袢の良さが着物が好きなあなたに届きますように。

燈織屋さんリネン長襦袢Makuake

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