2024年も大変お世話になりました
大晦日だよ!dora_e_m
まだ少しばかり、昨日のアルコールが抜けきっていないような頭で、年末らしく人影がまばらな小田急線に乗りながら筆を執っています。なぜ大晦日に電車に乗っているのかというと、さだまさしのカウントダウンライブに参加するからです。念願!
というわけで、今年1年なにがあったか、月単位でふりかえってみます。
地震から始まった2024年
2024年の元旦。実家の新潟に新幹線で向かい、家についてひとごこちついたタイミングで、非常に大きな揺れが襲いかかってきました。
幸い我が家に大きな被害はなかったものの、この日北陸を襲った地震は能登地方を中心に大きな爪痕を残しました。
当然新幹線は止まりましたし、鳴り止まない津波警報に次男が泣き出してしまったりと波乱含みの年明けでした。
毎年参加しているRSGT(Regional Scrum Gathering Tokyo)2024では、自身の登壇だけでなくKAGさんのスポンサーセッションやアラウンド83のOST前説に参加するなど、これまでにない関わり方ができました。来年も何かできるといいな。
旧交を温めた2月
2月は、たぶん10年ぶり?くらいで、大学時代のオケ同期と集まりました。変わってなかったり変わり果てていたりする久しぶりの友達との集まりはなんとも楽しい時間でした。
みんな、あれだけ毎日練習してたのに、今も楽器を続けている人はごくわずか。特に管楽器は家で手軽に演奏というわけにもいかないから、仕方ないよねーと思いつつ、またみんなで演奏したらそれはそれで楽しそうだなーとも思いました。
キーノートスピーカーをつとめた3月
3月は、スクラムフェス神奈川春の陣でキーノートスピーカーをつとめさせていただきました。この時の「循環する学び」というキーワードは、ふりかえってみると今年の自分のテーマになっていたなぁと思います。
帰りの道すがら、肉に火を灯しながら語りあったことをきっかけにStartup in Agileが立ち上がるなど、まさに学びが循環する起点になった会でした。
本格的に副業を始めた4月
4月は、アジャイルウェアさんのセミナーで登壇したり、とある企業の開発新卒研修プログラムを作ったりと、本格的に副業を始めた月でした。依頼されたものをかたっぱしから引き受けた結果、若干オーバーワーク気味になりましたが、今はバランスの取り方がわかってきました。
そして、4月はなんといっても「きままクラフト」と運命の出会いを果たした月でもありました。町田には他にも良いタップバーがいくつかあるのですが、なんともいえない居心地の良さがあって、週に1回以上は通っています。
留学生を受け入れした5月
スクラムフェス新潟を始めとして、様々なイベントに参加したり登壇したりしていた5月ですが、なんといっでロシアからの留学生のホームステイ受け入れが印象的でした。
日本でいえば中学生になる屈託のない少女は、あっという間にうちの家族とうちとけ、ディズニーランドに行ったり花火をしたり、子供たちとゲラゲラ笑ったりしていました。
ロシアから持ってきたクレジットカードが使えなかったり、そもそも直行便が中止しているので大きく迂回しての入国だったりと、節々に戦火の影響が感じられ、目の前にいる普通の少女が、この先も笑顔のままでいられるといいなあと願わずにはいられませんでした。
EMConfが本格始動した6月
EMConfの準備が本格的に始まったのもこの頃。941さんがジョインしてからの加速が本当にすごくて、これが大人の仕事か…と感動しきりでした。
スクラムフェス大阪神奈川トラックに参加したのも6月でした。今年は小田原との縁が深かったのか、よく小田原に行った思い出。
アジャイルチームによる目標づくりガイドブックを出版した7月
7月は、なんといってもこれ。
前職時代から企画を進めていた本書は、発売後ありがたいことに高く評価いただき、Amazonレビューではなんと平均4.9!感謝感謝です。
夏サミでベストスピーカー賞を受賞したり、当日の物販で本が完売したりしたのもいい思い出。
家族でコタキナバルに行った8月
8月はStartup in Agileの最初のイベントがあったり(畠中さんが登壇してくれて、めちゃうれしかった!)、チームメンバーでオフサイトをやったりといろいろありましたが、家族で初の海外旅行、マレーシアはコタキナバルを訪問したのがぶっちぎりで印象に残っています。
Grabめちゃくちゃ便利だなーとか、海めちゃくちゃキレイだなーとか楽しいこともあれば、トランジットの接続が悪くて空港で一夜を明かすみたいなハプニングもありました。でも、なんもかんも楽しかった!
EMFestやvsLTも8月でしたね。楽しかった。vsLTみたいな謎イベント、またぜひやりたいです。
DevOpsDaysに登壇するためAntwerpに行った9月
パスポートの有効期限が切れるくらい海外に行っていなかったというのに、まさかの2ヶ月連続での海外渡航でした。
2024年が始まった時には、海外カンファレンスに参加するとも思ってなかったし、ましてや登壇なんて想像だにしていませんでした。
海外登壇にあわせてカケハシのみなさんが海外出張まわりの規則づくりに奔走してくださったり、DevOpsDays Tokyo実行委員の岡本さん、川口さんが手厚くサポートしてくれたり、様々な人に支えられて無事に登壇することができました。
ちいとぽのManuelさんがLinkedInで僕の講演についてポストしてくれたのにはいたく感激しました。
9月はもうひとつ大きなトピックがあって、長年の夢叶ってついにIron Maidenのライブにいくことが出来ました。メンバーがステージに現れた瞬間、涙腺は崩壊。2011年からずっと観たかったんだよ!!
そういえばバンドの練習を初めてやったのも9月でした。コロナ禍以降、すっかりスタジオとは疎遠になっていたのですが、やっぱりバンド活動は楽しいですね。
縁がつながっていった10月
YAPC函館への参加を始めとして、様々なところで縁がつながっていったのが10月でした。Perlのカンファレンスとか、自分には縁がないと思っていたけれども、941さんが誘ってくれたりCTO仲間が大挙して押し寄せていたり、そのたもろもろの縁で参加することになりました。
懇親会に向かう道すがら、同僚のもっちさんと「個人技を磨く時間を、僕たちのチームにも作ろう!」と熱く語り、実際にチームのプロセスに手を入れていったのもこの頃。
9月にAntwerpで僕の講演を観てくれたDatadogのJasonさんが声をかけてくれて、Datadog Summit Tokyoに登壇することになりました。これも楽しかったなー。
Techカンファレンスで刺激を受けまくった11月
10月のYAPCもですが、11月に参加したTSKaigi Kansai 2024からはたくさん刺激を受けました。まず、一緒に参加したカケハシのエンジニアたちが、みんなキラキラした目をして技術トークをしている。その姿が本当に良くて、こういう場にエンジニアをどんどん送り込んでいきたいなーって思いました。
狂気の師走、12月
今年は、自分自身の記事も書きながら、アドベントカレンダーを2つ運営していました。どちらも完走!
特に「いくおのアドベントカレンダー」などという謎カレンダーに参加していただいた皆さんの大人の悪ふざけ、大好きです。
デブキャリでキーノートやらせてもらったり(そーだいさんと同じ時間帯!観たかったな、そーだいさん…)、社内の大規模イベントの司会をやったり、これまでに経験しなかったことが12月になってもまだ経験する機会があって、ハチャメチャに充実してました。
チームで新しい取り組みを始めたのも12月で、その取り組みで起こった変化については来年どこかで話せるんじゃないかなーとワクワクしてます。
きままクラフトの年内最終営業日に打ち抜き祭りに参加したのは昨日の出来事。ようやく酒が抜けてきた気がします。
今年もお世話になりました
つらつらと書いていきましたが、もうじき、さだまさしの物販の順番がまわってくるのでここらへんで失礼します。
みなさんのおかげで、楽しい1年でした。ありがとうございます。
来年は、きっともっと楽しい1年になるはず!よいお年を。