【イベント参加レポート】XP祭り2020 オープニング
はじめに
オープニングは短いこともあり記事化しないつもりだった。
しかし、話を聞いていたらエッセンシャルでとても勉強になるものだったので、自分への備忘録を兼ねて記事にしておく。
はじまりはじまり
XPの話がない回もあったが、今日はXPの話をする
原点に立ち返るぞ、という心意気の力強い宣言からオープニングは始まった。
XPの目標
・優れたソフトウェア開発を行うこと
・もっとカイゼンできるのでは?とKent Beckが考えた
・低コスト
・少ない欠陥
・高い生産性
・投資回収率(必要なものを必要になったときにつくる)
・優れたソフトウェア開発チームの共通点
・パタン・ランゲージ
XPの焦点は技術と人
・プログラミング技術
・明確なコミュニケーション
・チームワーク
XPの価値
・コミュニケーション
・フィードバック
・シンプルさ
・勇気
・リスペクト
原則
「最初だけコストをかけてあとはかけない、となるとだいぶ失敗する」
これはXPから離れていっても重要なポイントだ。
価値とプラクティスをつなぐのは原則。原則は橋。
最近はスクラムが普及し、ビジネスサイドがチームに入るということが珍しくなくなっている。それでも、人たちまで原則を知っているということが大切
ソーシャルチェンジ
covid-19により変革を促されている今、ソーシャルチェンジという概念はぴったりマッチするのかもしれない。
結局、XPとは何なのか
役に立たない習慣を捨てて役に立つ新しい習慣を行っていくこと。
昨今「アンラーニング」が声高に叫ばれるが、XPはもう20年も前からその価値観を大切にしているということだ。ジョジョでいうとプッチ神父。
だからXP自体アップデートしていくし、アップデートしていくから20年選手の概念でもいまだ現役なのだろう。
なんて濃い前説なのだ。セッション1本分、いやそれ以上の学びがあった。