RSGT2025参加記 #RSGT2025
6回目のRSGT
年始に開催されるスクラムの祭典、RSGT。2020年に初参加してから、気がつけば6回目の参加となりました。
スピーカーとしての参加
今年も登壇させていただく機会に恵まれました。
カケハシに転職してからずっと在籍しているチームyabusameが辿った変遷についての話で、ここ最近の自分の発表では珍しくN=1の体験を綴ったものでした。
CanとWillは違うんだけど、仕事はCanベースでアサインされやすいし、シニアになるほど「そこを落とし込むのもあなたの仕事です」と言われがちだったり。それはそうなんだけど、もっとWillを活かしたチームの在り方もあるのでは?というのが僕の考えなのですが、そこに共感してくださる方が多く嬉しかったです。そして僕の講演には珍しく「泣きました」というフィードバックもいただきました。圧倒的に多かったのは「面白かったです笑」でした。
RSGT2日目というとだいたい飲み過ぎて体がボロボロになっているものですが、今回は早めに帰宅してノンアルコール、かつ早めに入眠したためか過去最高に健康な登壇でした。
そのせいかいつも以上に声が大きくなり、隣の部屋や控室まで私の声が轟いていたそうです。ごめんなさい。
スポンサーとしての参加
去年に続き、今年もカケハシがスポンサーとして参加していました。
カケハシメンバーがスクフェス界隈のみなさんとワイワイしてるのを見て、とても胸が熱くなりました。
941さんのブース設計はさすがで、自然にカケハシについて紹介したり、カケハシメンバーと対話する機会が生まれていました。ありがたい!
アラウンド83としての参加
去年に引き続き、今年もOSTの前説をアラウンド83のみんなと担当しました。「蜂」をやるおーのさんが変な恰好なのにカッコよくて、ずるいとおもいました。
ほんとにこの寸劇は必要なのか?という疑問がないわけではないですが、83のみんなと真剣に練習したり全力で寸劇したりするのはとても楽しかったです。
いくおとしての参加
「アジャイルチームによる目標づくりガイドブック」や、カケハシブースで配布しているふりかえり本にサインを求められることがとても多かったです。ありがたすぎる!
また、目標づくりだったりマネジメントだったりについて相談したい、と声をかけていただくことも多く、ロンダルキアの洞窟ばりのエンカウント率で色々な方とお話させていただきました。
印象的だったのは、aki.mさんが「目標について悩んでいる人がいたからいくおさんと話すといいと思って」とつないでくれたことです。つないでくれたこと自体ありがたいのですが、私が話しているあいだaki.mさんが大きくうなずきながらそばにいてくれたので、とても話しやすかったです。こういうことを自然にできるのって素敵です。
おそらく何人かお話できなかった方もいらっしゃると思います、ごめんなさい。ぜひ別でワイワイしましょう!
参加者としての参加
スピーカーやったり寸劇やったりいろんな人と話したりで、ほとんどセッションには参加できていません。あとでじっくり動画を観ようと思います。
ジェフパットンがAARRRとOKRの話を始めたときは興奮が止まりませんでした。
また、クロージング後の写真撮影で83メンバーに「ムカデダンス(HONDAシティのCMのダンス)やろうぜ!」と呼びかけたら、まさかの本間さん(クロージングキーノートスピーカー)参加というのもかなり胸熱でした。背中を本間さんに預けているという高揚感と緊張感。
いろいろ思ったこと
OSTで「3回目だけど今回はあまり楽しめてない」というテーマを出している方がいらっしゃいました。こういうフィードバックってとても勇気がいるものなので、表名されてるのがまず素晴らしいと思いました。
「内輪ノリが強い」に対しては、「内輪ノリってなんだろう?何を指しているんだろう?」「そのことによってどんな課題が発生しているんだろう?」が気になったし、この点についてご本人と意見交換できたのもよかったです。
コミュニティに参加し続けている人が楽しみを増幅しつつ、ニューカマーも楽しめる環境であるといいな、と思います。そしてそれはコミュニティだけでなく参加者自身が場にgiveをしていくという姿勢が大事だと僕は思うので、みんなでよくしていきたいですね。
さらばソラシティ
次回は違う会場ということで、RSGT会場としてのソラシティとはしばしの別れとなります。
僕が初めてRSGTに参加してからはずっとソラシティが会場だったので、感慨のような寂寥感のような想いがあります。ありがとうソラシティ。
そんなラストソラシティのクロージングで、本間さんが「貴方がたに未来を託す」と話してくださったのが本当に感動的で、込み上げてくるものがありました。
またギャザろう
キーノート、セッション、OST、廊下。RSGTだからこそ得られる学びや出会いが、今年もたくさんありました。
来年もまた、それぞれのインクリメントを持ち寄ってギャザリングしたいものです。今年もありがとうございました。