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惑ってばかりの不惑〜40代最初の一年をふりかえる #HappyBirthday私

誕生日です(1年ぶり41回目)

41歳になりました。

41歳です

去年までは、その年齢でのふりかえりと意気込みをnoteに書いていました。

今年は、10月頭に転職してから1年のふりかえりのnoteを書いたのと、マネージャーとしての10年ちょっとをふりかえるnoteを書いたばかりです。なので仕事面でのふりかえりはそちらにまかせ、本稿ではいつもより内面寄りでふりかえってみようと思います。

生活のリズムが変わった

40歳になってから、家で過ごす時間がグッと増えました。フルリモート・フルフレックスという働き方になり、朝は子どもの園バスが来るまで子どもと遊んで、参観など行事があるときは中抜けし、夕方は妻と交代で子どもの送り迎えの送迎をするなど、ずいぶん子ども中心の生き方にシフトしている感があります。

お昼ごはんは、近所にめぼしい飲食店があまりないこともあり、もっぱら自炊 or Uber Eatsになりました。お気に入りは、朝のうちに水につけておいた乾麺パスタでつくる水漬けパスタ。いいかんじにもちもちして美味しいです。

また、家にいる時間が長く、通勤時間がないため、家事に使える時間が劇的に増えました。家にいて何がいいって、「午前中は晴れだけど午後は雨」みたいなときに午前中は洗濯物を外に干して午後から取り込む、みたいなことをできるんですよね。

前よりハードワークになった

久しぶりの転職でキャッチアップすることがたくさんあったのと、変化の激しいスタートアップではいくらでもやることがあることから、前職よりいくぶんハードワークになりました。といっても深夜残業や土日勤務があるわけではなく、ほどよく疲労感のある働きぶりになったかんじです。

最近はフルリモートの是非を問うような記事・事例も増えてきました。仕事にフルコミットするという観点では一箇所に集まる出社のほうがやりやすいとは思います。自分たちのチームも、自主的に集まることがよくあります。
けれども、上記の「家族・家事に時間を使う」ということはやりつつ、自分のペースでハードに働くことができるフルリモート・フルフレックスは子育て世代にはとてもありがたい働き方だなーって思ってます。

個人事業主を始めた

転職してから副業がOKになったということで、お声がけをベースにいくつか副業する機会がありました。
初学者向けのアジャイルセミナーを実施したり、ふりかえりの支援をしたり、記事を寄稿したり。

という話を同僚にしたら、「収入が発生しているなら個人事業主として届け出を出したほうが、控除など受けられていい」とアドバイスしてもらったので個人事業主の届け出を出しました。

面倒くさいなぁ・・・大変そうだなぁ・・・と思っていたのですが、freee開業を使ったら驚くほど簡単にできました。すごい!

せっかくだからと屋号もつくりました。名前の「育生」からとって、「Growth and Living」としました。お受けする仕事の内容はアジャイル開発・OKRの導入推進やワークショップのファシリテーターなどで、そこらへんとマッチした屋号なんじゃないか、と密かに気に入っています。

会食が増えた

転職してフルリモートの環境になったことから、飲み会は劇的に減るだろう、と想定していました。最初の数ヶ月はそのとおりだったのですが、ありがたいことに連日、会食のお誘いをいただくようになりました。

誘われたらなるべく行きたいなーと思いつつ、家で働いているのに夜、会食のために都心に出かけていくのがけっこう大変だったり、家族との時間をとりたいなーだったりから、1週間あたりの外出・会食はMAX3回まで、という自分ルールを定めています。これでもまぁまぁ多いから、週1くらいまで減らしたいなという気持ちと、とはいえ誘っていただけるのはありがたいからなるべくそれには応えたいという気持ちのせめぎあいがあります。

ということを妻に話したら、「誘ってもらえるうちが花だからいっておいで」とのことだったので(なんともありがたい話)、しばらくは週3MAXルールでいくと思います。

いきつけの店ができた

今年になってから、町田に「きままクラフト」というビアスタンドができました。店長がセレクトするビールがツボをおさえたもので、おつまみも美味しく、店内ミュージックも心地よい。というわけでついに町田にもいきつけの店ができました。

最新の「散歩の達人」でも紹介されているようです。みなさん、町田にお越しの際にはぜひ、きままクラフトへ。

ホームステイを受け入れた

5月末には、ロシアからのホームステイを受け入れました。
ご存知のとおりロシアとウクライナの戦争はまだまだ続いており、日本との直行便も途絶しています。そのため中国経由でないと渡航できず、かなりの長時間フライトとなったようです。
他にも、ホームステイ受け入れ前にもろもろ連絡をとりたかったんだけどe-mailが届かなかったり(ドメインが弾かれたりしてるんですかね)、親がもたせてくれたクレジットカードが使えなかったり、「戦時下にある国家」との交流の難しさを感じました。

ホームステイに来てくれたお子さんはとてもほがらかで、うちの子どもたちともすっかり仲良くなっていました。戦時下にあっても子どもは子ども。だからこそ、子どもが、市民が自分たちらしく生きられるように、平和であってほしいなと思いました。

海外に行った

初めて家族で海外旅行に行きました。私も妻もパスポートが切れていたので、再発行するところから始まりました。

マレーシアのコタキナバルはとても素敵なところで、ゆったりとした時間を過ごすことができました。コタキナバルに行って以降、ちょっとピリピリしがちだった長女と長男(そろそろ思春期やら反抗期やらの時期)が穏やかになったりしていて、ああ外の世界に触れるっていうのは良いことなんだなあと思いました。

そして、パスポートが切れるくらい海外に行っていなかったのに、まさかの一ヶ月のインターバルで今度はベルギーに行くことになりました。
こちらはDevOpsDays Antwerpに登壇するための渡航でしたが、家族旅行とはまた違った楽しさ、刺激がありました。海外で新しい刺激をもらってくるのは、今後もやりたいなぁ。

だいたい11時くらいには寝るようになった

これがけっこう大きな変化かもしれません。
何もない日は、だいたい11時台には寝るようになりました。早いときは10時くらいにコロンとすることもあります。
前は「趣味に時間を割きたい・・・」「今日インプットできてないからしなきゃ・・・」みたいな気持ちで過ごして、気がついたら12時を超すなんてこともあったのですが、そこに時間を割いて睡眠不足になるより、たっぷり睡眠をとって高いパフォーマンスでコトに臨んだほうがよい、ということに気づいたのです。

なので、会食などで眠たそうにしていても、それは退屈しているわけではありません。単純に日頃の習慣ではおねむの時間なだけなのです。

ふたたびバンドを始めた

個人的には、これはけっこう大きな変化でした。
8月くらいにCTOな方々とビールを飲みに行き、カラオケに行き、気がついたらバンドを結成していました。

面白いのが、CTOな方々はコミット力が高いので、バンドをやるってなったらちゃんと練習してくるんですよね。だから初回の練習からなかなかクオリティが高い。そして、お互いに「今日はここまで練習したよ」というログを共有しているので緊張感がある。

久しぶりにバンド活動をやってみて、純粋に「楽しいな〜!」と感じています。プニプニになっていた指先も、だんだんと硬くなってきています。この感じ懐かしい。

ガンプラをあまりつくらなくなった

バンド活動という趣味ができたからか、めっきりガンプラを作らなくなりました。9月10月は1−2個しか作らなかったんじゃないかな?
妻にも「最近ガンプラ作らないね。あ、作ってほしいってことじゃなくて作らなくていいよ」と言われたりしています。あー、そういえば高校生の頃も、ギターを弾くようになってから徐々にガンプラ作らなくなったなー。歴史は繰り返すなー。なんてことをしみじみ考えたりしています。

などと申していたらプレミアムバンダイからクラスターガンダムが、AmazonからガンダムEXとザクが届きました。仕方ないなぁ。

というわけで惑っております

こんなかんじで、生活リズムが変わったり、趣味にも変化があったり、個人事業主を始めてみたり、いろんな変化があった1年でした。「これだ!」と決めた方向に直進するのではなく、ふらふらとそのとき楽しそうだと感じた方向にいったり、周囲に流されたり。めちゃ惑ってます。不惑とは。
まあでも、こういう川を流れるような生き方がやっぱりしっくりくるなぁ、と思っています。

とりとめもなく書いて来ましたが、40代最初の1年はこんな感じで楽しく過ごしてきました。
41歳をどう生きるか?仕事もプライベートも全部、めいっぱい楽しむ。これに尽きるな、と思っています。ケセラセラ。

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