Scrum Fest Osaka 2020 セッションレポート「あなたの中に世界がある」RSGT2018 Closing Keynote 動画放映+Discord #ハッカーライフラボ
世の中がもっとよくなるために
いわきりさんの、RSGT2018 Closing Keynoteのセッション動画を見ながら対話するセッション。2018年、2020年、我々は何が変わったのか。何が変わらないのか。
リアルで密に人と集まれない、という新しい課題
2020年現在の大きな課題は、これだろう。
奇しくも、このSFO2020というイベントがその課題を乗り越えて見せたというのは印象的だが、世の中の様々な局面でこの制約は大きな課題になっている。
ある日、自分がリーダーになる
・最初は、誰しも親がリーダーだった
・やいのやいの文句をいいながら成長し
・気が付けば自分がリーダーになっている
こういうイベントに参加する人は、自分で自分の手綱を握っているというのはたしかにそう。
なんでいつも自分なんだろう?
・基本的にはムチャぶられて生きてきた
何と驚くなかれ、ここまでの感動的な話は本編前のイントロダクションなのだ。そしていよいよ本編が始まる。
あなたの中に世界がある 再演
ムチャぶられたときに考えたこと
・そこに大義があるか
・共感できるか
・自分が貢献できることがあるか
大義とはなにか
・世の中にパンチを与えること
・未来にバトンを渡すこと
「人は大義のもとに集まる」-。これは、コロナ禍でリモート中心社会にシフトしつつある今、より重要性を帯びている。
未来会議
・未来会議をリモートでやれないか?という質問を2度もらった
・みんなで、これからの会社の方向性を確認したいというニーズが高まっているのではないか
・「やりたい」じゃなくやってしまえばいい
チームを定義する
・パートナーを単なる外注だと思ったら、モノはできない
・親会社は大きなラインを握っている
・自分たちの外側も含めてチームととらえる
奇しくも、今週チームで話し合ったときに「チームが機能しているというのは自分たちの個別最適ではなく、全体最適まで思いを馳せ行動できるようになること」という発言が出ていた。そこと奇妙にリンクしていて鳥肌が立った。
あなたの中に世界がある
答えは自分の中にある
自分が参加することで自分が変わり、世界が変わる
変化しつづけること≒生命をかけた戦略
・変化しつづけるために学び続ける
・読む、書く
自分の心の中を断捨離する
・一週間くらい、なにもやらない
アンラーニングの話にも通じる。
安心基地を作る
・何を言っても誤解されない仲間を作る
宮仕えでやらなければならないこと
・次の人に大義のバトンを渡すこと
・本当に大義があれば後継者が現れる
つまり、大義を大義たらしめるように磨きこむこと。見直し続けること。それが肝要なのだろう。
あなたにとって大義とは何か
変わらないものが大義だ、と岩切さんは語る。
大義がなければ働いていくことも、生きていくこともつらいと。
自分にとっての大義は何か。
世の不幸や不快をなくし、幸や快をふやす。
これが自分の大義だ。そしてこれは、このセッションに参加し問いかけれらたことで言語化されたことだ。こういう機会がなければ自分の内側の大義に気づくことはなかったかもしれない。
おわりに
過去のセッション動画を流しつつ、ときおり止めながら現在の状況にアップデートする。それも、参加者たちと双方向に。
これはありそうでなかった体験で、今後こういう形式は増えていくんじゃないかな、と予感した。
過去からの差分でとらえることで、今考えるべきこと、変わっていないことが浮き彫りになった。素敵な話と、参加者との対話。いわきりさん、ハッカーライフラボのみなさん、ありがとうございました!
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