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終わりは始まり ~振り返り、前へ進む~
こんにちは!株式会社Wizの教育担当 ナツ🌻です。
2021年度も、間もなく幕を閉じようとしていますね。
皆様、今年度もお疲れ様でした!
(絶賛追い込み中の方はあとちょっと!頑張ってください!)
年度末ということで、
今年度の振り返りをする方も多いのではないでしょうか?
ということで、今回は、明日から始まる2022年度に向かって、
気持ちよいスタートを切れるような、
「振り返り方」を紹介したいと思います。
仕事は勿論、プライベートも、
様々な視点から振り返ることで、
より良い未来を描けるようになります。
自分の成長に気づき
もっとできそう!という可能性を見出したり
こんなことをしてみたい!と、挑戦したいことを見出したり…
さらなる成長のチャンス、より良い未来を描くチャンスです!!
振り返る時、
目標があれば…
目標に対して結果はどうだったか?
結果が出るまでの行程はどうだった?
上手くいった点、行かなかった点、改善点は…?
と、考えることができますね。
課題が見つかり、改善できるように次の行動を考え、
次の目標を立てられる。
目標がなくても…
例えばプライべートなどでも。
振り返ってみると、
新たな気づきを得られたり、成長を感じたりすることがあります。
こんなことがあったな
あの時こう思ったな(楽しい!辛かった。面白い!悔しい…)
またやりたいな!もう二度とやりたくない…
など。
振り返ることで、
自分を知ることができ、
やりたいことが見えてくるかもしれません。
さて、じゃあどうやって振り返る?
いろんな振り返りの方法があると思いますが、
その中でも私がお勧めしたい振り返り方をご紹介します。
①リフレクションノート
一言で言えば、とにかく「書き出す」ということです。
言葉として書き出すことで、
何となく考えていたことや、思いや、気づきが明確になります。
文字に起こして見ることで、
考えや思いを整理でき、アイディアが浮かぶこともあります。
【書き出すこと】
・出来事を書きだす
・思ったことや考えたこと…とにかく書き出す
日頃パソコンやスマホが使われるようになり、
字を書くことって、少なくなりました。
でも、書き出すことで頭が整理されることって多くて。
私も何か悩んだ時や、何かを覚えたい時は、
今もペンを取ってノートに書きだしています。
「こんなことがあって、その時こう思って…」
「あんなことがあったけど、〇〇して乗り越えたな…」
「そんな時は、〇〇しておけばいいんだ!」
書きだすことで、自分が何を考えているのかが明確になり、
何が良かったのか、何に困っていたのか、どうすればよかったのか…
頭が整理できます。
紙とペンさえあればすぐできますし、
書くのが難しい時は、スマホにメモしておいてもいいですね!
おすすめです。
②自分に質問をする
なにから振り返ったらいいのかわからないという方は、
自分へ質問してみるのもいいですね。
例えば…
・うまくいったことは?
・楽しかったことは?
・続けたいことは?
・辞めたいことは?
・感謝していることは?
・大きな変化はあった?
・変えたいことは?
上手くいったことは、
成功体験として成長を実感できるし、
充実感や満足感を得られます。
楽しかったことや続けたいことを考えると
自分はこんなことに興味を持っているんだ、とか
得意とすることを見出すきっかけにもなるでしょう。
感謝していることを考えることで、自分にとってだけでなく、
周りの良さに気づける事にもつながります。
ぜひ、年度末の締めくくりに、お相手にありがとうを伝えてくださいね。
感謝の気持ちを持ち、伝えることは大切です。
また、どんな変化があったか、
その時どう感じていたか、どう対応したかを振り返ることでも、
自分の思いに気づいたり、次はこうしようと生かしたりもできます。
このように、自問自答することで、
自分を知ることができ、未来へ向かって進む糧がきっと見つかります。
③フレームワーク
フレームワークに当てはめて考えることで、
効率的、汎用的に振り返ることができます。
組織単位で振り返る場合は、
レベル感を全体で合わせられるのも良い点ですね。
このことから、フレームワークを用いた振り返りは、
ビジネスシーンでも多く用いられています。
これらのフレームワークは、
過去の出来事を思い出し、
良かった点、悪かった点、学んだ点を明確にして、
より良い未来にするために、今後どうするかを考えやすくします。
KDA・PDCA・YWT などなど、振り返りに適切な
様々なフレームワークがあります。
【KDA】
Keep :保つ (続ける)
Discard :切り捨てる (やめる)
Add :追加する (始める)
【PDCA】
Plan :計画
Do :実行
Check:評価
Action:改善
【YWT】
Y :やったこと
W :わかったこと
T :挑戦したいこと
様々なフレームワークがありますが、
シーンや目的によって使い分けることで
より有効的に活用できるでしょう。
例えば
明確な目標に対して振り返りを行う際や、
同じ目標に対し、継続して取り組む場合はPDCA
過去の経験をどう生かすかを重点的に考えたい場合はKPT
過去の経験を整理して、活かす方法を考えたい場合はYWT
など。
それぞれに合ったフレームワークを活用してみてください。
ということで、
私がおすすめする、振り返り法を紹介させていただきました。
振り返りは過去を見るようですが、
実は未来のために行うもの。
前向きに、次の成長に向かっていくために必要なもの。
上手くいかなかったことや、課題が見つかっても
「こうすればうまくいくんだ!」ということが分かれば、
モチベーションのUPにもつながります。
新たなスタートをよりワクワクした気持ちで迎えられることでしょう。
大きな節目のこの時期、
ぜひ皆様も、振り返ってみてはいかがでしょうか。
新たなスタートを、気持ちよく切れますように…☆
それでは、2022年度も頑張っていきましょう!!