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Doppo

Doppo。
2021年1月11日に開業したDIYとリノベ/薪ストーブ提案事業。
2023年現在、30坪サイズの住宅が3000万円という時代に突入。
厳しい住宅購入事情の時代に、DIYを交えたリノベーション・薪ストーブのある暮らしで、工事コストを1000〜2500万円を抑え、心のゆとりとお金のゆとり、趣味を楽しむ余裕がある暮らし方を推奨している古民家と薪ストーブ好きの39歳。

今回は自己紹介と建築を学んだ時のお話。

ちょっと長めなので気長に読んでください☺︎



自己紹介

まずは自己紹介。
名前 池田 隼哉
   ↑これで イケダ ジュンヤ と読みます。
性別 男子 
血液 AB      
   ↑あ〜なるほどねとよく言われる。
年齢 39歳 
   ↑今年2023年で40歳)
趣味 バスケットボール
   ↑ここ数年できてない。
   ボルダリング
   ↑半年ほど行けてない。

尾瀬散歩中

とまぁ基本的な紹介は簡単ですがこんな感じの私です。


建築の仕事に出会うまで。

ここからは建築の仕事に就く前のお話。
雪がめっちゃ降るって言われる新潟県の十日町市で生まれ育ちました。
高校卒業後、大学に入るため東京へ。
満員電車、人混みが苦手すぎて東京にいるにも関わらず全く都心には縁がない生活を送る日々。
買い物は行っても下北沢くらい。
鎌倉とかの方が好きで行っていたかなぁ。
という何気ない日常を過ごしておりました。
まぁ居場所はほぼほぼ体育館でしたね🏀

大学卒業後十日町に戻ってこようと決意した理由は人混みが嫌い、満員電車が嫌いという理由から。
これガチです。
そのくらい人が多いとこ嫌いなんです。
なので速攻、田舎の十日町へ帰省を決めました。


面接での出会い。

さて、就職先は当時地元十日町で一番大きい工務店。
面接の時に面接官をしていただいた常務がめっちゃかっこよくて憧れを抱いたのを覚えています。
↑面接の日に建築現場に連れて行ってくれて色々説明してくれたんですよね。
その姿が衝撃的にかっこよかった。

この出来事が家づくりの深みにどっぷりハマっていくきっかけになりました。


工務店に入社。

さて、営業として入社したはずの僕ですが。
というか営業として入社したんですね。
で、出勤初日、
「何もわからない奴がどうやって家を売るんだよ?」
とS先輩からのご質問。
これにイラッ。
というかこの時この人と初対面。
初対面の人間が初出勤のド新人にこれを言うのか。
と思ったんですが、、、
考えてみれば確かに。と納得。
↑これは後々本当に感謝。
このS先輩、やる気ない人、仕事できない人嫌いなもんでw
普通に会話できるようになるまで数年かかったな〜。
↑本人曰く認めてくれたらしい☺︎
で、翌日から現場に出たいですと上司に交渉。
「まぁ最初は営業といっても何もできないと思うから現場に行って勉強してきなさい」
と許可をいただき工務店での勤務が始まりました。


始まりは現場から。

最初は構内の掃除から始まり、徐々に現場へ呼んでいただけるようになり、解体現場の手伝い、土木工事の手伝い、慣れてきたら現場監督のお手伝い、さらには大工さんのお手伝いなど1年はまるで営業しないで現場作業中心でした。
ここで問題。
現場に出るには道具が必要。
借りるにも限界ありますからね。
で、道具を買っていたのですが薄給で道具を買うのがめちゃくちゃ苦しかったのを覚えていますw
最初はとりあえず解体用のバールを購入。
スケール(メジャー)買う時は何もわかんないからデザイン優先みたいな。
電動ドライバーなんて買うのにすんごい躊躇しましたよね。
↑確か3万くらいしたやつ買ってめちゃくちゃ大事にしてた。
営業なのに工具色々買っちゃってたんですよね。
それからずっと営業といいつつ作業着を着て出社するスタイルができあがっちゃって。
現場8割営業2割見たいな日々を3年くらい過ごしていました。
今となっては現場で作業しているところを間近で見たり手伝ったりすることでリアルな知識を身につけることができたのですごい貴重な時間でした。


見積りしたいです。

そこから数年後、興味は見積りへ。
これも勝手に思い立って見積り覚えたいんですけどーーーと上司に相談。
やれるならいいんじゃないと言うお返事をいただきました☺︎
思い返すと興味があるのは営業の仕事じゃないんですよね。
自由にさせてくれた会社に感謝です。

この会社では現場監督が見積りをするのがセオリー。
なんですが、お仕事をいただくときに見積りの金額を自分で提示できたらお客様にも自分にもいいんじゃないとふと思ったからトライしたくなっちゃった。
引継ぎだと落としがあったり伝えきれてない部分があったりなので二度手間、三度手間になっちゃうこともあって。
なので先輩方の仕事の邪魔をしながら、あれ教えて〜これ教えて〜と勉強してました。
先輩たちからしたらいい迷惑だったんだろうな。
ほんと良くしてくれて感謝しかない。


仕入れが気になり出しちゃった。

見積りをし始めてから気になったのが仕入れの単価。
当たり前に同じ業者さんからしか見積りを貰わない仕組みに疑問。
建材(材料)関係は同じ製品なんだからどこから買っても同じなんじゃないか。
なら安い方がいいんじゃない?
と、色々な商社さんに足を運んで交渉しました。
とはいうものの20代の役職もなにもない兄ちゃんが行ったところで大した交渉にはならなかったので、これを常務に相談。
そしたら再度一緒に回ってくれることに。
これが効果覿面、すんごい仕入れの価格が下がったんですよね。
お客様に還元できちゃう仕事ができたと自己満全開だったのを覚えています。
↑自分だけでは何もできなかったんですけどね。。。
このことがきっかけで会社から仕入れ交渉の役目を仰せつかりました。
そこから建材屋さん、メーカーさんとの交渉や価格の在り方を学べました。


職人さんの金額の謎。

その後取り組んだのは職人さんの金額についての疑問解消。
職人さんによってお仕事の金額が違うんですよ。
例えば壁紙だと㎡あたり100〜200円違います。
もっと違うときもありますけどね。
結論から言うとこれにはきちんとした理由がありました。
真剣に取り組んでいる業者さんはそれなりに高くなるんですよね。
きちんと仕上げるために手間暇かけて細かい作業をしている。
その結果、綺麗で丈夫なものができる。
逆に安くするために手を抜くこともできるんです。
ある程度綺麗とかそこそこ丈夫な品質。
これも全然ありだと思うんです。
なのでここはお客様が何を求めるかってところの線引きでいいのかなって。
ただ電気とか給排水(水道系)の工事は事故があると怖いので間違いないところじゃないとお願いできませんけどね。

このような日々の積み重ねで私の住宅建築の知識を得ることができました。

まとめ

まとめると家づくりってたくさんの人が関わってたくさんの材料を使って一つのものをつくる作業だからすごく複雑ですごく大変。
だからこそ出来上がった後に、住んでいるお客様が喜んでくれていると苦労した分めちゃくちゃ嬉しいし楽しい。
その経験を何度もさせていただき導き出した答えが、
暮らすことを楽しめる住宅をつくること。
シンプルだけどこれがDoppoの暮らしづくりのコンセプトです。

と区切りのいいところで今日はここまで。
長い文章になりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

次からは近況の内容などをアップしていきます。
文章短めでw

では、次回もお読みいただけたら幸いです☺︎


Written by Doppo / Junya Ikeda
地元工務店で営業、仕入れ、企画を経験後、独立。
リノベ / 薪ストーブのある暮らしを自分で体感しながら推奨中。

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