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🟦2024年AIサーバー市場の動向
AIサーバー需要拡大でHBM供給倍増!
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🟦2024年AIサーバー市場の動向
2024年には、AIサーバー市場が前年比41.5%の成長を見せ、167万台が出荷され、総額1870億ドル(約29兆円)に達すると予測されています。この市場の主力は、GPU(グラフィックス処理ユニット)を搭載したサーバーで、全体の約71%を占めます。また、ASIC(特定用途向け集積回路)を搭載したサーバーも約26%のシェアを占めています。NVIDIAは、AIチップの供給において最も大きなシェアを持っており、全体の約64%を占めています。2025年には次世代AIチップ「Blackwell」のリリースが予定されており、それによりさらにシェアを拡大することが期待されています。
🟦 AIサーバー市場、大手クラウドサービスプロバイダーの需要で急成長
アマゾンやメタといった大手クラウドサービスプロバイダー(CSP)が、高度なAIサーバーを必要とするようになり、市場の成長を強力に後押ししています。AIサーバーは、従来のサーバーよりも高価で、利益を生む力が強いため、サーバー市場全体の収益拡大にも大きく貢献しています。2024年には、AIサーバー市場の価値が前年比で69%成長し、市場全体の約65%を占める規模に達する見込みです。
🟦まとめ
2024年、AIサーバー市場は、大手クラウドサービスプロバイダーによる需要の増加と、高価で利益率の高い製品の供給により、大幅な成長が予想されています。
独自のASICを開発するCSPも存在しますが、その市場シェアは全体の約4分の1程度にとどまっています。NVIDIAは、AIチップ供給において圧倒的なシェアを誇り、サーバーCPU市場でのインテルのような存在に近づきつつあります。
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