半導体企業ランキング@21年2Q
2021年第2四半期の半導体売上ランキング
🟩半導体市場の状況は?
ICInsightが2021年第2四半期の半導体売上ランキングを発表しました。Top10企業全体では、前四半期に比較し売上高が10%増加して955億ドルになりました。この結果は半導体業界全体の8%の成長を上回っています。
トップ10には、米国企業:6社、韓国企業:2社、台湾企業:2社であり、4つのファブレス企業(Qualcomm、Nvidia、Broadcom、MediaTek)とファンドリ専業企業(TSMC)が含まれています。
🟩メモリー市場が好調
DRAMとフラッシュメモリの需要の急増と価格の上昇に牽引され、メモリー企業は21年第2四半期約20%増加しました。メモリICの需要は続くと予測されており、サムスンの半導体売上高は21年第3四半期にさらに10%増加すると予測されています。
一方、Intel、TSMC、およびQualcommの売上高は21年第2四半期に3%にどどまり、Broadcomの売上高は1%しか増加しませんでした。
🟩前四半期順位の変動
1位サムスン⇔2位インテル
サムスンは21年第2四半期に世界最大の半導体サプライヤに返り咲きました。 メモリ市場が好調だった2017年と2018年以来のトップ返り咲きです。
7位エヌビディア⇔8位ブロードコム
エヌビディアはデータセンターとゲームセグメントの継続的な成長により、第2四半期の14%増加しました。
9位メディアテック⇔10位TI
メディアテックは2020年の5Gスマートフォに対する強い需要に牽引され、目覚ましい売上高の増加を続けました。売上高は21年第2四半期に17%増加しました。
🟩まとめ
2021年第2四半期の半導体売上ランキングはサムスンが1位を奪還
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