🟦オンセミとフォルクスワーゲンがEV部品の供給契約を締結
🟦オンセミとフォルクスワーゲンがEVパワーボックスソリューション供給契約を締結
オンセミは、世界第2位の自動車メーカーであるフォルクスワーゲンと、次世代電気自動車(EV)向けのフルパワーボックスソリューションを提供する画期的な供給契約を締結しました。複数年契約により、オンセミはフォルクスワーゲンのスケーラブルシステムプラットフォーム(SSP)の一部である次世代トラクションインバーター向けの主要サプライヤーとなります。
このフルパワーボックスソリューションは低電力のトラクションインバーターまで、すべての電力レベルに対応可能な統合モジュールを提供します。
🟦技術とサプライチェーンの優位性
オンセミのEliteSiC M3e MOSFETをベースにした独自のパワーボックスソリューションは、エネルギー損失を大幅に削減し、より小型のパッケージでより多くの電力を処理できます。冷却チャネルに搭載された3つの統合ハーフブリッジモジュールにより、熱が効果的に管理され、システム効率が向上します。これにより、EVは1回の充電でより長い距離を走行できるようになります。
さらに、オンセミはチェコ共和国に新たにSiC製造工場を設立することで、サプライチェーンの優位性を確立しています。この工場の設立により、オンセミは製造プロセスの迅速な統合を実現し、フォルクスワーゲンのサプライチェーンが強化されるとともに、物流の改善が図られます。
🟦まとめ
フォルクスワーゲンとオンセミは、東欧のリソースを活用してサプライチェーンの安定化に取り組んでいます。
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは電子立国 日本を支える子どもたちのためにに使わせていただきます。