【インタビュー】インドネシアの伝統工芸品のトータルプロデュースや、話題のBIOPACの取り扱いも行なっているnusantaraとは?
皆さんこんにちは!
今回はインドネシアの伝統工芸品の商品開発・PR・卸売をトータルプロデュースや、話題のBIOPACの取り扱いを行なっているnusantaraの阿部さんにインタビューさせていただきました。
nusantaraはインドネシアの職人さんや現地のメーカーと協力して、日本にはないインドネシアの”いいもの”を紹介。
ブランド名であるnusantaraはインドネシア語で「インドネシア列島・マレー全体」を意味しています。
また、nusantaraのロゴに使われている鳥はツバメを表しているそうで、ツバメが渡り鳥として象徴されるように、南国(インドネシア)と北国(日本)をつなぐ架け橋にという思いが込められているそうです。
事業を始めたきっかけを教えてください。
現在は様々な事業を展開している弊社ですが、一番初めはラタンのオリジナルカゴバッグ作りからスタートしました。現地で売っているカゴバッグは内布が派手なものが多いので、日本でも使いやすいシンプルなデザインにして、より多くの人にインドネシアのハンドクラフトの魅力を伝えたいと思い始めました。
BIOBACを導入した経緯を教えてください。
BIOPAC開発者が弊社スタッフの大学時代の教授であった バンク・ラヤット・インドネシア(Bank Rakyat Indonesia,BRI)の企業マッチングからBIOPACとのコラボレーションがスタートしました。
BIOPACとは...
インドネシアの企業である「PT Seaweedtama Biopac Indonesia」が、海藻を原料にした包装資材の開発を行なっています。この素材はプラスチックの代替品として現在世界中で注目を浴びています。BIOPACの特徴は3つあります。まず、海藻ベースで作られているため、廃棄物がゼロであること。さらに、100%生物分解可能なため、万が一海や土地に捨てられても環境への負担がありません。そして、BIOPACの使用はプラスチックの代替として、プラスチック廃棄物の問題への解決に貢献しています。
特に力を入れている事業を教えてください。
OEM商品開発(ラタン、木製品)とパッケージ事業(BIOPAC)です。
仕事をしている中で、最も印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
弊社では販路開拓支援事業としてインドネシアの職人やメーカーの日本市場進出をサポートしています。サポートしているブランドが現地で取材を受け、弊社の取り組みに大変感謝してくれていたことです。やりがいを感じ、嬉しく思いました。
日本とインドネシアを繋ぐ仕事をしている中で、困難な状況になった時はどのように対処していますか。
しっかりと話し合い、お互いが納得できる着地点を見つける事です。
nusantaraの今後の目標を教えてください。
BIOPACをより多くの企業に導入してほしいです。
nusantaraの始まりやBIOPAC導入のきっかけ、そして日本とインドネシアをつなぐエピソードなど、非常に貴重なお話をお聞きしました。
特に、インドネシアの職人やメーカーの日本市場進出をサポートしたお話が印象に残りましたし、困難な問題が起こってしまった時の対処法は参考にしたいと思いました。
このインタビューを通して、多くの方々にインドネシアの素晴らしい伝統工芸品の魅力を知っていただきたいです。地球環境に貢献する一歩として、BIOPACを試してみてはいかがでしょうか!