共通テストの民間試験活用について
「中学校の教科書が変わる」という内容の記事を以前紹介しました。
教科で学ぶ内容・身に付けさせたい力が書かれた「学習指導要領」の改訂に合わせて教科書も変わっています。
中学校では今年の4月から、新しい学習指導要領に沿った授業がスタートしていますが、高校生は来年4月からの実施となります。
今回は、来年の高校1年生(現 中学3年生)の、大学進学希望者の多くが受験する「大学入学共通テスト」についての記事です。
記事に出てくる「2025年の大学入学共通テスト」というのは、現在の中3生が受験する年のものになります。
今回の有識者会議で議論されたのは、
「英語の民間検定試験を活用するか」ということです。
結論が出されるのは今年の夏とのことですが、
「居住地域や経済状況によって受験できる回数に格差が生じる」
という課題があることや、
「個別入試で独自に評価すべきだ」
「個別入試で民間試験を活用すべきだ」
というような、全員一律ではなく各大学で判断できるのが望ましいとの声が多いようです。
【最後に】
大学入試に英語の民間検定を活用されるかどうかに関わらず、英語が得意、自分の力をはかりたいと思っている人が英検を受けてみるのはいいことだと思っています。
中学2年生が英検4、5級を受けて、これまで習ったきたことが身についるが確認する機会にする
英検3級取得を目指すことが、中学3年生で習う文法を先取りするモチベーションになる
高校受験までに、「試験」の緊張感を味わうことができる
いい面も多いように思います。
ただ、学校の勉強と同時に進めていくので負担にはなります。
本人の成績や、意欲の問題など、考慮しないといけない点もあるので注意が必要です。
興味を持たれた方は、過去問をチェックしてみたり、試験日程などを確認されてみたりしてはいかがでしょうか。
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