vol.125/ 南十字星に恋をして
小学生だった私は教科書に載っていた南十字星(南十字座)に恋をした。先生が授業で日本では見られない星だというもんだから尚の事、心を鷲掴みされてしまったじゃないか。
“絶対この目でこの人生で、南十字星を見るんだ!”
と心で誓い、小さな小学生の私に大きな夢ができたのもこの時だったと記憶している。
Southern Crossという響きもロマンチックだし、どこか神秘的で神々しい感じがした。日本でも見られる場所はあるのだともう少し大人になった私は知ったが、それでも北半球からより南半球から眺めてみたいという気持ちは変わらなかった。そんな(初々しい)私も、気がつけば32歳。でもまだ南十字星をこの目で見ていないし、恋し続けている。
なぜ今この話なのかというと、たわいも無い夫との会話で急にこの話をすることになったのだ。どういう経緯だったかは覚えていないんだけど、この話をしていた私はとてもウキウキしていたし、当時恋した感覚と高揚をそのまま夫に伝えていた。そこでわかってしまったのだ。
“私、これやりたいことだったんだ、叶えたいことだったんだ”
もはや思わざるを得ない感じ。もちろんネガティブにじゃなくとってもポジティブに。
そして話は以前もここに書いた2拠点海外生活の話になった。趣味嗜好は変わるもので、ちょっと他にも気になる国が出てきていたのだ。それは紛れもなく南半球にある国。この南十字星と、どうしても気になるあの国。これら点と点がずっと私の近くをウロウロしていたのだがここで繋がり線になるとは自分でも驚きだった。だからかそういうことか、ふむふむなるほどなと。
何が言いたいかというかはっきり言えるものはないのだが、この点と点が繋がる感覚はあの南十字星を教科書で見て恋をした感覚にとっても似ていたように感じたのだ。数十年後にこうしてまた思い出すとも、本当に叶えたいことだったんだという感覚を思い出すとも思ってもいなかった。子供だった私の感覚は結構正しかったみたいだ。
少しづつ、でも確実にその夢を叶えるため行動する。
急がず焦らず。
タイミングが緩やかに合致していく、
大らかに堂々とその時を待っていればいい。
私とあなたにこの言葉を送ります…♡
だからたくさん恋して夢を持ちましょう、叶えましょう!
それでは今週も愛ある日々をお過ごしください^^