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【Shake it off. vol.088】 尊重できる自分に/また旅できる日を願って ー Spain 2019.2

ふっとこの前思い出した。
スペイン旅行から3年、最後の海外旅行から3年も経ってしまった。

パンデミックになり2年。
相変わらず感染者数や変異株のニュースを聞くが、少しずつ国のボーダーも解除され始めている。また国によってはワクチン接種を行っていて、検査が陰性であれば隔離なしでその日から外へ出て観光できるところもある。そういった政策一つとってみても、国によって全く異なるから面白い。

そんな国独自の発見を、そして良さをこの目で見たくって知りたくって旅に出ていたのに。

でもそれには続きがあったことに気がついた。

他の国を知りながら、私の住む日本を知るために旅に出ていたのだ。



どうしても慣れた場所にいるとあらゆるものが凝り固まってしまうと私は感じていて、たくさんの有難いものやことさえも当たり前となりがちだし、感謝も薄れてしまいがち。そんな状況が自分でも汲み取れてしまって、あーーー!と行き詰まりを感じてしまう。それをパンデミック以降旅以外の方法でできないものかと試行錯誤を重ねてきたが、やっぱり旅に出て思考をリセットしたくなる。(逆にそれほど私にとって旅が大きなことだったことにも気付かされたのだけど。)




ここ日本に居れば仕事もあり暮らしを営め会話は第一言語で不便は全くない。ある程度のルールや法律を理解し買い物もスムーズに行え、愛する友人や家族もいるここはパラダイス。
なはずなのに、それでも遠くに行きたくなる、離れたくなるという感情は、外を知ることでやっぱり内を知りたいから。不平不満を言うのは容易いが、外を知って内を知っていないからでもあるんじゃないかと、私はどこか思ってしまうのだ。

不平不満を言うより、尊重できる私で在りたい。

そんな思いがあるんだと言うことに、最後の海外旅行から3年経って改めて気が付けた2022年の2月。
前にも書いたが、今や旅の代わりとなっているジャーナリング、そしてこのnoteは欠かせない大きな存在となっている。旅同様これらは私にとって五感を使い表現できるツールとして重宝している。もう一回思考をグニャングニャンにして新たな視点を持ち内側も見たい。いつもなら気がつかずスルーしがちな小さな小さな幸せや有難いことを、一つ一つ丁寧に拾い上げて感謝したい。
そんなことに気が付けた2022年の2月。

まだまだ知らないことの方が多い世界、知った気でいるなんて勿体無いから。
いつでも旅に出られるよう準備を整えて。



それではまた来週^^
素敵な一週間を!



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