ノスタルジーに溺れて
10代の頃からずっとずっと好きだったThe Pogues のフロントマン シェイン・マガウアン が死んでしまった。
いやそれはもう生きているのが奇跡みたいな人で、いつ死んでもおかしくない感じではあったのだが、実際に訃報にふれると切ない。
やたら切ない。
享年65歳。
それが早いような遅いような、そんな人だった。
合掌。
じゃあ、今日は一日中ポーグスをBGMに仕事をしよう!
と決めていたのだが、早々にギブアップ。
なにしろ切ないからだ。
それじゃあ、代わりにこれを聴こうとちょうど同時期に夢中で聴いていたボアダムズをナイスチョイス!
なわけなくて、狂気に満ち満ち過ぎてて、お客さんがいらっしゃらない時にしか店内で流せないのだけれども、これが猛烈にかっこ良くて驚いている。
当時は、こういうエキセントリックな音楽が好きなオレちゃん!
ってのを必死で演じていた痛々しい若人だったのだが、わかったよ。
今になって、やっとこの格好良さがわかったよ。
これヤバいよ!
それはもう泣けるくらいに。
そんなわけで、今日はThe Pogues と BOREDOMS ばかり聴いている。
全然違う空気感のようで、底辺に漂っているのは同じ匂い。
それはつまり、あの日あの頃の自分と対面しているようで、むず痒く、そして恥ずかしい。
こんな好きなバンド、好きな音楽があって良かったな、あの頃のオレよ。
これからも聴き続けようぜ。