ハワイ島ダイジェスト
最後に行ったのはもう8年も前。
それまでは毎年のように行っていたのに
またすぐ来れるよって思っていたのに。
わたしが最も多く訪れたのが
ハワイにある132の島々の中で
マグマが吹きだすホットスポットの上にあって
今もなお成長し続けている
いちばん新しくて大きな島。
通称ビッグアイランドと呼ばれるハワイ島。
ワイキキビーチのあるオアフ島も、
ハレアカラ火山のあるマウイ島にも
何度か行っているし大好きだけど
なんていうかハワイ島はただいま〜って
言いたくなる島でした。
コナ空港を南下するとコナのダウンタウンや
キラウエア火山があって、
北上すると有名なリゾートホテルが建つエリア
それから島の東側にはクラシックな街並みがあるヒロ
あまり知られていないかもしれないけれど、
ハワイ島の南端はアメリカの最南端だそう。
そこはサウスポイントという断崖絶壁があって
そこに行くと運命が変わると言われるパワースポットで
その時は変わるとは思っていなかったけど、
その後何年か後に芸術大学に通いだし、
結局、会社を辞めていたっけ笑
その大きさと圧倒的な自然は海であり、
森であり山であり空であり、
とりまくすべてが何層にもなって包んでくれるように
深く優しい感じがする
シュノーケリングで海に潜ると、
そこはまだ生まれる前でお母さんのお腹の中、
羊水の中に浮いているみたいだし、
森ではすべての植物が大きくて圧倒的な緑の中、
大気が濃厚に身体を取り巻く。
富士山より高いマウナケア山の山頂での
雲の上からのサンセットの眺めは
もう気がついたら涙が止まらなくて、
誰になのか何になのかもわからず
ただただ心が震えてありがとうって繰り返していた
そして星空は最高にゴージャスで
天の川、流れ星、それから遠くに
噴火中のハレマウマウの火口が赤く浮かび上がっていた
これ、地球だ、地球なんだって。
わたしたちは宇宙の星のひとつの地球っていう星に
いるんだって、気がついた。
それにムーンボウを見た！
マウナケアの星空ツアーの帰り道でのミラクル。
満月前後の明るい月の光が小雨が降った後の
水分に反射して、夜空に虹がかかる
それは昼間の虹とは違って白っぽいパステル色。
今でもひとつひとつを思い出して文章にするだけで、
なんだか心が震えて、そして癒される。
会社を辞めて芸術大学を卒業したわたしは
その後、ハワイ島のカウコーヒーを淹れる
ギャラリーカフェをはじめたものの、
経営にまったく向いていないことに
遅ればせながら気がつき、コロナ騒動とともに閉店。
またすぐ行けると思っていたハワイ島には
その後のコロナ禍で旅行に行けなくなり、
今は信じられない円安とインフレで
ハワイ島が遠くなってしまいました（ ; ; ）
そういえば、最後に行った時、
今まではそんなことなかったのに、
コンドミニアムではエアコン代と部屋のクリーニング代を
別途請求されるようになっていた。
今思えば、その頃からすでにインフレは始まっていたのかも。
でも、また必ずハワイ島に行ってやる！
そう心に誓い頑張る毎日。
今度行ったらやってみたいアクティビティがある。
ハワイ島のジップラインで、
自然の中を疾走したらどんなに爽快なんだろうって。
そう言えば、ホテルのビーチでシュノーケリングしたら、
ウミガメに遭遇したこともあったなー。
ダメだ、思い出が止まらない笑
ハワイ島のことをイラストエッセイにして卒業制作したものを
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ハワイ島のこと