成長と変化

年月が経つにつれ奥深く、広くいろんなものを知っていく
その学びに気付いたとき自分の成長を感じ嬉しくなる
新しいものを知るとワクワクする、もっと知りたくなる

新しいものが入ってくると、何かが出ていく
でも何が出て行ったのか、わからない
出て行ったことにすら気付かない

出て行ったものに再びふれた瞬間、大切なものを
忘れ失っていたことに気付き、淋しさを感じる

奥深いものが必要なときもあれば、浅いものが必要なときも

深くなればなるほど多くのものが絡み合い
何かに包まれる、そんな気がする

包まれる安心感、本当の貴方にふれられない空虚感

ふれたいけどふれられない、ふれ方がわからない
昔はできていたのに、いつ間にか出て行ってしまっていた

昔は何も考えずに、当たり前のようにできていたのに
いまは必死に考えて行おうとする

でも今の自分にはできない、新しく得たものがあるから
それも譲れないから、大切なものだから


何も考えずに当たり前のようにできるものの澄んだ美しさ
必死に考えて行うものの繊細な美しさ


それぞれに美しさがあり、輝き方が異なる美しさ

知れば知るほどいろんなものが絡みあっていて
あっちもこっちもどこかで繋がっている
より多くの糸を見つけ、それぞれを輝かせる
糸たちがうまく調和のとれるように
それぞれの輝きてる部分が見えるように
そんな繊細な美しさを織りなしている
人によって異なり、同じものはない
そんな繊細な美しさを大切にしたい

でも澄んだ美しさに触れるたび、羨ましくなり憧れる
もう自分には得ることができないから 

だからこそ美しいものたち

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