信頼されるクライアントワーカー秘密のトレーニング「クライアントノート」とは?
「単発案件ばかり…なかなか継続案件をもらえません」
「どうしたらクライアントさんに喜ばれますか?」
フリーランスのコンサルをさせていただくと、こんなご質問をよくいただきます。
クライアントさんと信頼関係を作るのはものすごく重要ですよね。気に入ってもらえれば仕事がとぎれなくなるだけでなく、お客さんから感謝され仕事が10倍楽しくなります。
メリットは無限大
新規営業にかけるコスト(時間&労力)を大幅削減
浮いた時間を作業に充てられ仕事に質が向上
新しいことに挑戦する余力が生まれる
仕事の範囲が広がれば、おのずと収入アップに直結する可能性も拡大します。今回は、だれでもできる【信頼されるワーカーになるためのセルフワーク術】をご紹介します!
私のような凡人でも、営業なしでお仕事をいただける好循環に入れるようになりました。よかったら参考にしてみてくださいね👍
1.クライアントノートの作り方
おすすめしたいのが「クライアントノート」です。
クライアントノートは、お付き合いしているクライアントに関する情報や、自分の考えを書き留めたノートです。たくさん書く必要はなく、簡単なメモ程度でOK。
例えば「この企業さんは、チーム編成に悩みを抱えてるのかもしれない」といった自分の主観をメモに残しておきます。
ノートに書くことは2つだけ
たとえば、あるお客さんは、AIに関するXの投稿が増えいたので「もしかすると、事業への活かし方を模索しているのかもしれない」とメモしました。
またサービスを販売している方は、noteでローンチをはじめたので「新しいサービスを販売開始」とメモ
他にも、打合せでポロリと「人手が足りない、コストがかかる」というキーワードが出たら、もしかすると、業務を効率化して限られた人数でもっと仕事を回したいという悩みがあるのかもしれません。
こういったように、相手の悩みに対して自分ができそうなことを列挙するクセを付けていきます。
例
◉自分の担当:「記事の執筆」「ディレクション」
◉A社のXXさん:「〇〇で悩んでいそう」「新しく〇〇を開始した」「△△が苦手で困っていそう」
◉自分ができそうなこと:
・情報整理くらいなら手伝えるかもしれない
・図解を作ってあげたら喜ぶかもしれない
・人を紹介したら助かるかな
このように、わたしは頭の中にあることをアウトプットするクセをつけるようになってから、スキルを棚卸ししながら、相手に合わせた価値を見つけ出すことができるようになっていきました。
単なる作業者ではなく、一歩先回りした提案ができると
涙がでるほど感謝の声をいただくようになりました。
価値提供は一方通行では成り立ちません。
相手の目線に合わせて、次の会話ができると作業者から、パートナーとしてどんどん昇格していきます。
2. 毎日15分だけクライアントのことを考える
実際にわたしの周りにいる、時給3,000円超えの超優秀な秘書さんや、売れっ子マーケター、仕事がとぎれないデザイナーさんに共通していることは
どんなタスクでも「経営者の目線で仕事をしてる」ということ。
自分よりも相手のこと考える時間が長いと感じます。
これは思考のトレーニングでだれでも変えていけます。
毎日10~15分だけでも、クライアントのことを考えていくようにすると、次の打合せや、ここぞ!という機会に抜群の効果を発揮します。
「最近プレスリリースにこんなことが書いてありましたね。ホームページを見てわくわくしました!」
「どんな事業を始められたのですか?」
「もしかしてAIに力を入れているのですか?」
もしあなたが事業主で、自分へ興味関心をもってもらえてるワーカーさんにこんなことを言われたら、嬉しい感情や、親しみを覚えるのではないでしょうか。
クライアントさんだって、悩みや課題をたくさん抱えています。少しでも相手に寄り添えるコミュニケーションが出来れば、距離もグッと近づきます👍
「いつも気にかけてくれていてありがとうございます」
「実はうちの会社ではこんなことがあって…」
「なぜかあなたはに色んなお話しをしまうんですよね」
信頼してくださるクライアントさんからは、次々とお仕事のご依頼が舞い込むようになりました。
朝のコーヒータイムや仕事を始める前に
「相手が力を入れているポイントはなんだろう?」
お付き合いしているクライアントさんの状況や、叶えたいゴールについて考える時間を使うのは、とてもおすすめです。
3. マーケティング脳が鍛えられる
さらに、クライアントノートはマーケティング脳を鍛えるトレーニングとしても効果を発揮しています。
商品を販売するには「ターゲットのニーズを捉える力」が必須です。
このクライアントノートは、繰返し自分以外の人のことを考えていくため、徐々に「自分の主観」から「相手目線」へと思考が切り替わっていきます。
私は低単価フリーランスから、ディレクションポジションに変わり、お客さんの集客から販売戦略を考えるプロモーション担当者へと昇格しました。
相手に合わせたコミュニケーションを続け、任せてもらえる仕事の幅がどんどん広がっていったからです。
また「クライアントノート」は自分の強みや得意分野が見えてくるおまけ付き✨最高の自己啓発にもなります。
いまのスキルをどんなタイミングで、どうやってアプローチできるか?
自然と考えていけるようになります。
4. クライアントノートの続け方
最後にクライアントノートのポイントをお伝えします。
クライアントノートは、完璧である必要は全くないんです。
仮説や思いつき程度のメモを続けることに意味があります。
細かく書こうとすると続かない可能性がありますが、簡単なメモなら気楽に続けられます。
必ず毎日書くというルールに縛られる必要はありません。
週1ペースでも習慣化できれば、自然とマーケティング思考への脳トレに切り替わり、少しずつ自分の強みやクライアントが求めていることをぱっと理解できるようになります👍
仕事へ対する自信もついてくるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
さいごに
クライアントから信頼される要素は、もちろん他にもたくさんありますが、今日は、私が実践して良かった「クライアントノート」をご紹介しました。
相手が求めることを理解する → 自分の強みで解決する
このサイクルを続けて強いフリーランスへ昇格していきましょう!
それではまた✋
追伸:クライアントワークの秘訣は、お伝えしたいことが山ほどあります。
コメントやいいねで、教えてください!