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【2022/12/19】イラスト練習の備忘録-03【ノルン編】

こんにちは、Donuts Men(ドーナツメン)と申します。

イラスト練習に関する備忘録、実施したことを書き記していきます。


▼前回の記事



前置き

今回のイラストは「Skeb」というサービス内でいただいたリクエストをもとに作成したものになります。

1年前から開設していたのですが、リクエストが届いたのは今回が初めてです。(本当にありがとうございます)
使用用途はアイコンということで、普段のイラストよりもコントラストを効かせて映えさせる必要があると感じました。

試しに過去イラストをアイコンにしてみる①
試しに過去イラストをアイコンにしてみる②

やはりパッとしない印象になってしまいます。これが今回の最も大きな課題となるのでした。



今回描いたイラスト

CHUNITHMのキャラクター「ノルン」を描きました。

椅子に腰かけて、こちらに手を差し伸べているシチュエーションのイラストです。


※ラフ時点のイラスト

上のラフを完成させるのに一番時間がかかってしまいました。
理由としては「寝かせ」に多く時間を取ったからですね。

私は基本的にラフを一旦仕上げたら、1時間PCを閉じるようにしています。その後にもう一度完成したラフを眺めると、不思議とフラットな視点で見ることができるので問題点の発見につながります

これは、着彩が最後まで完了した後も実施するようにしています。


今回は以下の描き方を実施しました。

【01】顔周りのコントラストを強める

前述のとおり、普段の私の着彩だとどうしてもパッとしないアイコンになってしまいます。
そこで、「こんなにハッキリさせていいのか?」と思うぐらいコントラストを強めてみました。結果が以下の通りです。


▲Before
▲After

線画の色を濃くし、髪色の明度を下げた結果、だいぶ印象が変わって見えるようになりました。
髪色と肌色の差がつけられない場合は、影や線画の太さでカバーするといいのかな?今度試してみたいと思います。


【02】服、被り物の質感

モコモコしていそうな質感を描くために、1ストロークの細い線で描いていく必要があります。

ただモコモコ以外の線画はそれなりに太く描いているので、ここを細く描くとバランスが悪くなってしまうような気がしました。

結果、曲線の交差点を細くすることで、バランスを保ちつつ柔らかい雰囲気が伝わるようになりました。


最後に

誰かのためにイラストを描きたいがために、2年前ほどからちまちまと練習を続けてきたわけですが、ようやくその目標が達成できて本当に嬉しく思います。
直近の目標を達成できて燃え尽きるのではなく、もっといい絵を提供できるよう勉強をし続けるようにしたいと思います。

実は納品したあとにSkebの依頼が別の方から届いていまして、この記事を書いている最中も構図を考えていたのですが、なかなか良さげな案が浮かびません。
結局、一番苦悩するのって構図決めなのかもしれない。。。

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