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湘南移住記 第240話

木曜日。タイミー入れず。逗子の〈cas!ca〉のDIYを手伝いに行くことに。

〈cas!ca〉はユニラジの元メンバーのおおばくんが経営しているフリースクールだ。現在の場所から、古民家を改装して、新しい拠点を作っている最中。

2025年のhatisのお客さんがおおばくんだった。正月、普段来れないからという理由で来てくれた。お礼も兼ねて。余りの木材や建具がないか聞きに行った。

〈cas!ca〉は発達障害やアスペルガーの子供たちも抱えている。エデンといいい、やすきはそうカテゴライズされたひとたちと縁がある。

現場のお手伝いを少しさせてもらって、〈cas!ca〉スタッフのりょうさんや共同経営者の方と話させてもらった。みないい人たちだった。おおばくんは学生時代から行動を起こしているので、この事業は6年くらいやっているらしい。やすきのコミュニティより、一歩先に進んでいることを感じる。いい場所になりそうだった。

りょうさんに奄美のミキという発酵飲料のことを教えてもらう。自作してhatisのメニューとして出す。

帰って店開ける。今年初の平日夜営業。ゆうきくんが来てくれた。休みなく稼働しているので、週一休みは取るように注意される。

営業後、もりあいくんが作っている古着屋〈Petner〉に着なくなったアウター3着を届けに行く。改装が進んでいた。〈yaam〉がいい影響を及ぼしている。もりあいくんは映画から内装をサンプリングしていて、その視点が面白い。

金曜日。昼はタイミー。田浦のマンションの遺品整理。よく会う学生の方に会う。タイミーに入ってるのは大体、就活の終わった四年生。

1時間で終わったので昼から開けようとしたが、しんどくなって夕方のオープンまで寝る。ゆうきくんの言葉が心に響く。

夜営業。エデンのりょうさんくる。忍たまの映画を見に行きたいのだが、一人で行きづらいので一緒に行ってくれないかと頼んだ。詳しい誰かも連れてくると言ってくれた。入れ違いで高橋さんくる。高橋さんは時代の稜線を見据えている。損得より、楽しいが勝つ時代。

〈yaam〉のオコゼに呼ばれて新メニューの試食に行く。営業後にも新メニューの開発をして、夜12時まで仕込みをしていた。完売が続いてるし、調子もいい。で、ものすごく謙虚。学生時代から知っているのだが、オコゼは新しい自信を作っている。俺も変わらなければ。

土曜日。フル営業。この日はそんなに。インスタでフォロワーしたプロのドラマーの人が来る。音楽で飯の食い方を教えてもらった。ヒップホップの世界しか知らないので、食うには売れるしかないと考えていたが、本当に技術があれば学校で教えたり、仕事が舞い込んで来るのだそうだ。

プロの世界で、さらに技術が高い人は楽しんでいる傾向にあるらしい。努力を努力と思わないから。努力と思ってる時点で食えんというか、勘違いやな。たのしもう。

日曜日。土曜ほどではないが振るわず。夜、スミーさんくる。hatisが土日がそんなにだったことを話す。腐ってる暇はなく、ひとつひとつ積み上げいこうと熱いバイブスを得た。スミーさんも農園を訪れようとしたり、行動をしている。熱をもらえる。スミーさんも横須賀を動かす存在になると確信している。

月曜日。いい感じ。十夢さんの誕生日。aizukさんとやってくる。水星逆行の珈琲をくれた。横須賀コーヒーフェス運営しいねさんもきてくれた。

この日、〈Tea Cross〉といい連携がとれ。新規のお客さん二人も紹介すると足を運んでくれて、夕方の買い出しでのぞくと店が繁盛していた。新規の方は〈圏外書房〉さんの紹介で、小麦をつくっている女性。ちかごろ、新規は市外のお客さんが多いので、紹介してもらえるのはありがたい。


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