「ジョー・レアルの生首」完結 おれい&あとがき(ネタバレなし)
2019年10月16日に、冒頭800字の面白さだけで勝負する「逆噴射小説大賞2019」に応募。
同年11月2日からその「冒頭」より連載をはじめ、丸3ヶ月を経て、2020年2月4日。
「106つ、または107つ、ないし108つのジョー・レアルの生首」
無事、完全完結いたしました。
中学生の時に原稿用紙100枚(34000字くらい?)の愚にもつかぬ中編を3ヶ月ほどかけてコリコリ書いたのが最長の執筆体験だった自分が、135000字ほどの長編を3ヶ月で書き上げられたのはひとえに、
逆噴射小説大賞応募時に様々な形で褒めてくれた方々。
執筆開始時/執筆中/連載中に感想や♥をこまめにいただき、あるいはサポートまでしていただいた方々。
いろんな形で拡散・宣伝をしてくださった方々。
そして、ただただ「面白いなぁ~」と読んでくださった方々。
皆様のおかげであります。本当にありがとうございました。
…………まだ読んでない人は、上のリンクから読んでいただいても大丈夫ですよ…………?
また本作執筆のきっかけを与えてくださった上、大賞の次点(?)として的確な選評を寄せていただいた逆噴射総一郎氏とダイハードテイルズの皆様にも厚く御礼申し上げたいと思います。
ご指摘にあった「目新しさに乏し」いという点は時制を行ったり来たりしつつホラーになったりコントになったりする語りのスタイルで、「(この800文字の時点では)ややキャラが弱かった」との指摘は、ひとりひとりを掘り下げていくこの長編によって解消されているものと思っております。
…………しかし。一つだけドヤ顔するのをお許し願いたい。
大賞が発表されて、「とにかくこのまま書いていけばよいと思う」とのコメントをいただいた時点で…………俺はもう全部書き終わっていたのだ!!
どうじゃァ!!! わしの勝ちじゃァ!!!!!!
…………失礼しました。
とまれ、「私生活がガタついて不眠症に悩む」「リンクを貼り間違える」「こともあろうにタイトルを思いきり間違える」などのトラブルもありましたが、そんな荒波を乗り越えて、ピリオドを打つことができました。後の二つはおどれの不注意やんかというご指摘はまぁほら、アレですよ、アレ。
なお色々と曖昧な部分を残した作品のように見えますが、ある程度までは「わかる」ように作ってあります。
なので詳しい解説や、元ネタになった(かもしれない)作品紹介などはいたしません。よろしくお願いいたします…………
…………でも、一部だけ置いておきますね。サービスサービス!
あと、キャラクターの名前のほとんどは西部劇……ならぬマカロニ・ウエスタン(戦後、諸事情によりイタリア人監督がスペインあたりをロケ地にして撮った西部劇のこと。詳細はレッツ検索)からいただいております。セルジオ・レオーネ万歳。セルジオ・コルブッチ万歳。
──最後に、繰り返しになりますが、読者の方々、支援者の方々、ダイハードテイルズの方々、本当にありがとうございました。
お礼として布の袋や箱に入った何かをお届けしたいところではありますが、たぶんご迷惑かと思いますので、控えさせていただきます。
【こんごのよてい】
怒濤の3ヶ月隔日・2節ずつ連載(ちなみにこの形式にも一応ほんのりと意味が)を終え、今ホゲ~ッとなっていて頭がカッパラポッケな状態です。
ただ執筆中にポコッ、と生まれたアイデア(※noteに書いちゃった変なやつとは別物)が幾つかあるので、それが芽吹いたら何か書くかもしれませぬ。先に書いておきますが、相当にアホな内容です。
それとは別に、私が大ファンである実話怖い話ツイキャス「禍話(まがばなし)」の文章化=リライトは、月に数本ペースで続けて参りますので、怖いのが大丈夫な方は是非お読みください。
★禍話リライトはこちらから……
…………なお、お祓いなどは一切済ませておりません。あしからず…………
【おわり】