いつのまに。
秋はいつも寒くなるのが突然で
あんなにも楽しかったはずの夏の余韻すら
かき消してしまうほどに夜は冷たくて
いつのまに。
ベランダで鼻をすするのも迷惑な時間に、
夜空を見上げて一人。
電話越し、歌う斉藤和義
愛してるって言葉を避けたあなたの正直さが
憎いほど大好きでした。
罪悪感からか、上手に嘘もつけないほど
不器用なくせに
遊びなんて向いてないから。
その中途半端さが、私をいつも傷付けた。
私だと、責任を持たなくてもいいから
あなたは私だったのだろうけど、
私はすべての責任をあなたのために取りたかった
だけど、今だからこうして
あなたの犯した罪も、
自分で自分の行動に責任をとる。
自業自得の罰。
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