2024年総選挙東京都小選挙区展望
10月15日、第50回衆議院議員総選挙が公示された。10月27日の投票日に向けて12日間の選挙戦が繰り広げられる。
前回2021年の総選挙で、私は都内の小選挙区の当落を予想していた。
結果は、個々の選挙区では予想を外したものの、議席数を見事的中させることに成功した。
これに気をよくして、今回も都内の小選挙区の予想を行ないたいと思う。
今回の総選挙から全国の小選挙区の区割り変更が行なわれている。東京都内の小選挙区も25から30に増えた。前回と選挙区が変わったことで候補者の顔ぶれが大きく変わった可能性がある。くれぐれも間違えないで欲しい。
都内の党派別立候補者数は次の通りとなっている。
比例区には、11の政党・政治団体が候補者を擁立した。
衆院選初挑戦の参政党は、前代表の松田学・元代議士を比例区単独1位で擁立。
現在国会議員のいない「みんなでつくる党」は4人の候補者を擁立した。大津綾香党首は東京9区と比例区の重複で立候補。その他の候補者は「AIメイヤー」候補など、どうにもイロモノ感が強い。
作家の百田尚樹代表率いる日本保守党は、比例区にのみ4人を擁立し、有本香事務総長が比例第1位。
諸派は東京1区に新藤伸夫代表を立てた「お金をみんなへシン独立党」。
以下、選挙区ごとの予想をあげていくことにする。なお、予想の際には次の記号を使用する。
◆東京1区(千代田区・新宿区)
東京いや全国の顔ともいうべき東京1区。最多9人の候補者が立候補した。
毎回のように自民党の山田美樹代議士と立憲民主党の海江田万里代議士がしのぎを削る選挙区。山田代議士は裏金問題で比例重複されず小選挙区単独での立候補となったが、公明党の推薦は得ている。結果的にこれが背水の陣となったとも言える。
前回は立憲民主党と候補者を一本化した共産党であるが、今回は候補を擁立した。そのため立憲民主党の海江田万里代議士には不利な条件となっている。今回も僅差で山田代議士が有力なのではないか。
維新は前回比例復活の小野泰輔代議士が7区へ。代わって党政調会長の音喜多駿・参院議員が立った。音喜多参院議員は、知名度は高いのだが、何かと問題を起こすこともあって今ひとつ勢いが感じられない。
若い女性候補も目立つ。参政党の桜井祥子候補は40歳。Web・スマホアプリ開発エンジニアで、一級建築士資格勉強のためのWebサービスを運営とのこと。
無所属の佐藤沙織里候補は35歳。昨年の統一地方選では千代田区議選に政治家女子48党(現・みんなでつくる党)公認で立候補し落選。その後離党し、「さ党」を立ち上げるも9月に「あなたの可処分所得をあげる党」に名称変更した。ただし、今回は無所属での立候補となる。
みんなでつくる党も高木寛史候補を立てた。肩書は「無職・アルバイト」とある。
「お金をみんなへシン独立党」の新藤伸夫代表は今年の都知事選に出馬。政見放送で歌うというのがお馴染みだが、政党公認候補でないため今回は政権放送がないのが残念。
◆東京2区(中央区、台東区)
自民党の辻清人代議士盤石の選挙区。4回連続当選で、ここ3回は比例復活すら許していない。
国民民主党の鳩山紀一郎候補は鳩山由紀夫・元首相の長男。東京2区はもともとは叔父の鳩山邦夫・元代議士の地盤でもあるのだが、2017年総選挙では邦男・元代議士の長男・鳩山太郎候補が出馬し惨敗している。一定数の得票は見込まれるものの、鳩山家の一員であるというだけでは当選はなかなか苦しいのではないか。
共産党の細野真理候補は前回は比例単独、2022年の参院選比例区にも出馬経験があるが、選挙区は初となる。
維新の会の今村充候補は開成から東大医学部を経てハーバード大大学院を卒業したエリート医師。東大将棋部の元主将で、全米将棋選手権で3回優勝しているとのこと。
◆東京3区(品川区、島嶼部)
毎回、自民党の石原宏高代議士と立憲民主党の松原仁代議士が激戦を繰り広げる激戦区。前回は松原仁代議士が勝ったが、今回は東京26区に移ったため、石原代議士が有力だろう。
松原代議士の後任は阿部祐美子・前立憲民主党都議。1期目途中での鞍替え出馬となった。
国民民主党の奥本有里・元品川区議は、昨年の都議補選に都民ファーストの会後年で出馬するも落選している。
共産党の香西克介候補は5回連続の立候補。「共産党のジャイアン」というあだ名で親しまれている。
川口めぐみ候補は2022年の品川区議補選を皮切りに、品川区議選、都議補選とこのところ積極的に出馬している。
◆東京4区(大田区の一部)
自民党の平将明・デジタル担当大臣が強い。4回連続当選で、比例復活すら許していない。
井戸正枝・元代議士は2009年に民主党公認で兵庫1区で当選経験がある。2017年には立憲民主党公認で東京4区に立候補も落選。前回は東京15区で立候補していた。今回は国民民主党に移籍しての出馬となった。
石川雅俊候補も2022年参院選は立憲民主党から比例代表区に立候補するも落選。その後、維新の会に移籍した。
共産党の谷川智行候補は5回目の国政選挙立候補。前回は東京4区で次点となった。今回も新人では唯一比例区との重複候補(3位)ということで、比例復活も厳しいものの共産党内では今後に期待されているのかもしれない。
◆東京5区(世田谷区の一部)
立憲民主党の手塚仁雄代議士と自民党の若宮健嗣代議士が毎回しのぎを削る激戦区。
前回同様、手塚代議士が有力と予想。手塚代議士は立憲民主党東京都連のフィクサーともでもいうべき存在で、野田佳彦元首相の側近として野田新代表誕生の立役者となった。また、蓮舫・前参院議員の都知事選擁立にも関与したとされる。今回、多くの選挙区で立憲民主党と候補者がぶつかる共産党も、東京5区には候補者を立てていないことも有利に働いている。
◆東京6区(世田谷区の一部)
前回同様に立憲民主党の落合貴之代議士が有力か。
自民党の前職・越智隆雄代議士は裏金問題で比例重複が認められなかったことから立候補を断念した。代わりに元アナウンサーの土屋美和都議を擁立したが、立候補もギリギリでさすがに厳しい。土屋候補は2021年都議選の際に「ニューヨーク大学経営大学院修了」という経歴が詐称ではないかと問題になっている。
◆東京7区(港区・渋谷区)
もともとは立憲民主党の長妻昭・元厚労相の地盤。
丸川珠代・参院議員が鞍替え出馬したことで注目されている。丸川候補は裏金問題で比例重複が認められなかったこともあり、かつてほどの人気はなくなっているようだ。
立憲民主党の松尾明弘・元代議士は2017年総選挙は東京2区から立候補。落選したものの、2020年に初鹿明博代議士辞職に伴い繰り上げ当選。前回も2区で落選、2022年参院選東京選挙区でも振るわなかった。今回は返り咲きのチャンスが出てきた。
維新の会の小野泰輔は前回は1区で出馬し比例復活している。
◆東京8区(杉並区の一部)
前回は吉田晴美候補が自民党の石原伸晃・元幹事長を倒す殊勲を挙げている。
石原・前代議士は出馬を断念、来年の参院東京選挙区出馬を目指すとの事。自民党は門寛子候補を擁立した。候補者中唯一の地元(杉並区)出身を売りにしているが、現状では吉田代議士には及ばないだろう。
日本維新の会の南北ちとせ候補は、過去に福井県坂井市議を務めている。
◆東京9区(練馬区の一部)
公選法違反で公民権停止となっていた菅原一秀・元代議士が再起を図る。自民党は当初、今村洋史候補を擁立する予定であったが裏金問題で公認が得られなかったことから立候補を断念。与党分裂は避けられた。その後、菅原候補を推薦としている。
立憲民主党の山岸一生代議士は、前回自民党公認候補を破って当選した。今回は菅原元代議士と接戦を演じているようだ。
みんなでつくる党の大津綾香党首が比例区と重複で立候補した。
◆東京10区(文京区・豊島区)
自民党の鈴木隼人代議士と立憲民主党の鈴木庸介代議士が激突。共に40代で同じ鈴木姓ということで紛らわしい。過去2回同様に鈴木隼人代議士が勝つのではないか
◆東京11区(板橋区の一部)
下村博文・元文科相が裏金問題で非公認となった。そのため、前回は大差で敗れた立憲民主党の阿久津幸彦・元代議士にもチャンスが出て来た。
維新の会の大豆生田実候補は「おおまみうだ・みのる」と読み、元栃木県足利市長。2017年総選挙は希望の党公認で栃木5区から立候補したが大差で敗れている。
◆東京12区(北区・板橋区の一部)
もともとは公明党と共産党が激突する選挙区だったが、公明党の岡本三成代議士が新設の29区に移ったため、自民党で比例単独で2度当選している高木啓代議士が立候補してきた。
前回は維新の会の阿部司候補が比例復活しているが、公明・共産に入れられない有権者の票がかなり流れたからだと考えられる。従って今回はかなり苦戦するのではないか。
◆東京13区(足立区の一部)
候補者4人がいずれも30代以下という若い選挙区。
前回大差で勝ち抜いた自民党の土田慎代議士が今回も有力。
◆東京14区(墨田区・江戸川区の一部)
松島みどり・元法相が安定の強さ。
れいわ新選組の現職・櫛渕万里代議士も立候補するが、比例復活に必要な得票率10%を確保できるかが注目といった程度で、当選ラインには大きく届いていない。
82歳の大塚紀久雄候補は前回に続いての出馬。過去には参院東京選挙区から出馬の経験もある。
◆東京15区(江東区)
当選した議員が2人続けて不祥事で辞職した選挙区。昨年、補欠選挙が行われたばかり。
補欠選挙で自民党は候補者擁立を見送ったが、今回は25歳の大空幸星候補を擁立している。
前回は野党統一で立憲民主党の酒井菜摘候補が勝ったが、今回は共産党も独自候補を立てている。
また、前回健闘した須藤元気・元参院議員と金澤結衣候補も立候補。金澤候補は維新を離党して無所属となった。
この乱戦を抜け出すのは前回同様、酒井菜摘代議士かと思われる。台風の目は前回同様、須藤元気・元参院議員か。
◆東京16区(江戸川区の一部)
前回当選の自民党の大西英男代議士が引退。息子の大西英男・元江戸川区議が後を継いだ。ただ英男候補は2021年の都議選で落選していることもあり、有力ではあるが当確とは言いがい。
対抗馬は立憲民主党の柴田勝之候補か。
◆東京17区(葛飾区・江戸川区の一部)
絶対的な強さを持つ平沢勝栄代議士だが、裏金問題で自民党を非公認となった。
とはいえ、前回とまったく同じ顔ぶれではとてもではないが平沢代議士を脅かしそうにもない。
◆東京18区(武蔵野市・小金井市・西東京市)
立憲民主党の菅直人・元首相が引退。後任として松下玲子・前武蔵野市長が立候補した。ところが、松下市長の後任を決める武蔵野市長選挙では後継の笹岡裕子候補が破れる波乱。
市長選では笹岡候補を支援した共産党が独自候補を立てていることもあり、自民党の福田かおる候補に遅れをとっているようだ。
◆東京19区(小平市・国分寺市・国立市)
多摩地域には与野党どちらが勝ってもおかしくない伯仲区がいくつも存在するが、ここもその1つ。立憲民主党の末松義規代議士と、自民党の松本洋平代議士が凌ぎを削る。前回同様に接戦の末に末松代議士が勝つのではないか。
◆東京20区(東村山市・東大和市・清瀬市・東久留米市・武蔵村山市)
自民党の木原誠二代議士盤石の選挙区。
共産党の宮本徹代議士は比例重複で重点候補となっているが、小選挙区を勝ち抜くのはかなり厳しい。
◆東京21区(八王子市の一部・立川市・日野市)
前回は激戦の末に自民党の小田原潔代議士が当選したが、その小田原代議士は裏金問題で自民党を非公認となった。
もともと選挙に強くないため、今回は立憲民主党の大河原雅子代議士が有力ではないか。
◆東京22区(三鷹市・調布市・狛江市)
ここも激戦区である。とはいえ、ここ4回ほど勝っている自民党の伊藤達也代議士が有力か。
立憲民主党の山花郁夫・元代議士は前回は比例復活もかなわなかった。
前回は22区で立候補し、後に比例区で繰り上げ当選となったれいわ新選組の櫛渕万里代議士は14区に移動。その票がどう動くかが鍵。
◆東京23区(町田市)
ここも従来なら激戦区の1つだったが、自民党の小倉將信・前女性活躍担当相が健康上の理由で立候補を辞退したため、立憲民主党の伊藤俊輔代議士が有力になった。
自民党は小倉代議士の代わりに吉原修・元都議を擁立。吉原元都議は都議を5期務めた後、2022年の町田市長選挙に立候補し落選している。
都知事選にも出馬したAIメイヤーがみんなでつくる党から立候補。もともとは多摩市(東京30区)が地盤だが、三井健候補に地盤を譲ったのだろうか。
◆東京24区(八王子市の一部)
これまでずっと萩生田光一・元経産相が強かったが、裏金問題で自民党を非公認となった。しかも7月の都議補選では自民党候補が落選しており、一転して苦しい状況となっている。
ただ、野党側も足並みが揃わず、立憲民主党と国民民主党が共に候補を立てた
。
この中では立憲民主党は有田芳生・元参院議員は知名度が高いため。萩生田候補に一矢報いる可能性はある。
国民民主党の浦川祐輔候補は早稲田実業学校出身。つまり、萩生田候補の中学・高校の後輩に当たる。図らずしも、先輩・後輩対決になってしまった。
さらに維新の会の佐藤由美・元都議も国民民主党に所属していたことがある。
◆東京25区(青梅市・昭島市・福生市・羽村市・あきる野市・西多摩郡)
島嶼部を除き都内では最も面積の広い選挙区である。
自民党の井上信二代議士鉄壁の選挙区。7回連続当選、ここ6回は比例復活も許していない。今回も安定している。
維新の会の宮崎太朗候補は、過去2回青梅市長選で落選した経験がある。
れいわ新選組の依田花蓮候補は元男性。2019年に新宿区議に当選も2022年参院選出馬のために辞職。同年には新宿区長選挙にも立候補している。
◆東京26区(目黒区・大田区の一部)
26から30区は今回新設の選挙区となる。
立憲民主党は都知事選で落選した蓮舫・前参院議員の擁立を進めていたが、それに反発した松原仁代議士が立憲民主党を離党して無所属で出馬。松原代議士はもともと都議時代は大田区を地盤としていた。
結局、蓮舫・前参院議員は総選挙には出馬せず、立憲民主党は代わりの候補者を立てていない。従って、選挙巧者の松原代議士が有力だろう。
◆東京27区(中野区・杉並区の一部)
7区から立憲民主党の長妻昭・元厚労相が移動してきた。やはりその長妻・元厚労相が圧倒的に有利と見られる。
自民党は黒崎祐一・元港区議を擁立。ポスターに「若い力で変える」とあるにしては老けてるなと思ったら、47歳。確かに、長妻元厚労相よりは若いが…。
この選挙区には26歳の石倉弘次郎候補が立候補しているのでまったく霞んでしまっている。
◆東京28区(練馬区の一部)
新設の選挙区では一番の激戦区。
前回は9区で立候補した自民党の安藤高夫・元代議士と、前々回9区で立候補した立憲民主党の高松智之候補の競り合いとなる。どちらも決め手を欠くが、野党が乱立していることもあり、僅差で安藤・元代議士が勝つのではないか。
◆東京29区(荒川区・足立区の一部)
公明党の現職・岡本三成代議士が12区から移動。野党乱立もあって有利に進めている。
立憲民主党の木村剛司・元代議士は東京14区で当選経験もある。
国民民主党の樽井良和・元代議士は2003年に民主党公認で比例近畿で当選。2011年には渋谷区長選挙で落選したが、2012年参院比例区で繰り上げ当選している。2019年総選挙では希望の党公認で東京10区、2021年総選挙は国民民主党で比例中国で落選と、政党も選挙区も転々としている。
維新の会の海老沢由紀候補は元プロスノーボーダーで、元大阪市議。2022年参院選は東京選挙区で出馬している。その際に東京で子育てをしていたことを主張していたため、大阪市議会の居住用件はどうなっていたのかが問題にもなった。
◆東京30区(府中市・多摩市・稲城市)
自民党の長島昭久代議士が東京18区から移動。永らく民主党に所属していたこともあり、リベラル層にも人気がある。優位は動かないだろう。
立憲民主党は五十嵐衣里・元都議を擁立したが、もともとの地盤が武蔵野市というのが懸念材料。
「みんなでつくる党」は三井健候補を擁立。三井候補は2019年多摩市議選は自民党推薦で次点だったが、2023年は「東京新党16」から立候補。そして今回みんつくと、迷走しているようにしか思えない。
◆比例代表区
比例代表区の予想は私個人では限界があるため、各種の情勢調査に基づく予想と、比例単独候補の名前をあげておくに留める。
◆小選挙区獲得議席数予想
東京都内の小選挙区の当落予想をまとめると次の通りとなる。
今回は区割りによって都内の小選挙区は5つ増えた。自民党は4議席以上上乗せしそうな勢いである。一方の立憲民主党は1議席増程度に留まっている。
公明党は1議席を死守。日本維新の会、国民民主党、日本共産党の議席獲得は厳しい状況だ。
無所属は5だが、その内訳は元自民党4、元立憲民主党1。いわゆる“裏金”議員は自民党公認を含めて4議席獲得(1減)。公選法違反の菅原一秀・元代議士も返り咲きとなる。
ただこの予想はあくまで私の個人的なものであり、多分に願望も含まれている。100%公正だとは言い難い。
激戦・接戦の選挙区が13あり、それらの結果がどう転ぶかで議席数は大きく変わってくる。また、情勢自体も刻一刻と変わってきている。
例えば日本共産党の機関誌「しんぶん赤旗」のスクープによると、裏金事件で自民党を非公認になった無所属の候補者にも、自民党から公認候補と同じ2000万円が振り込まれていたらしい。これでは何のための非公認という措置だったのか。こうした報道は自民党にとっては大きな打撃となり得る。
ここに載せた予想はブログ版「栄光なきドン・キホーテ」に掲載したものを元にしている。ところが、最新の新聞各紙の情勢を見ると、早くも予想が大きく変わっている。
例えば、裏金議員5人のうち私は4人を「有力」または「当落線上やや優位」とした。自民党の山田美樹代議士、無所属の平沢勝栄代議士、下村博文代議士、萩生田光一代議士がそう。唯一、小田原潔代議士を「当落線上やや不利」としている。菅原一秀代議士も「当落線上やや優位」である。ところが最新の情勢では、平沢代議士以外は軒並み苦戦しているのだ。
実は今回このnoteに転載するに当たって予想を最新のものに書き換えようとも考えた。しかし、一度発表したものを後から変えるというのも何だかフェアではない。そこで、そのままにすることにした。予想が外れた時の言い訳とでも思って頂きたい。
いずれにせよ、衆議院議員総選挙の投票日が10月27日に迫ってきた。有権者のみなさんには一票を無駄にすることなく投票して欲しいと思う。その際にこの予想が何らかの参考になればこの上ない喜びである。