名前の由来
おはこんばんちは。 碧です。
今日は名前の由来なんぞ書いてみようかと。DonQo Hand。どんこはんど。おフランスのような響きがあるけれど、めんちゃ日本語。どの言語にもかぶりなし(多分。Googleさんにも出てこなかった)。え?シイタケのどんこ?シイタケ農家とか、そういうのを販売してる?Non Non!セラピストです。
48歳にして介護の世界に飛び込んだ私。職場的に「週三日ね」と言い渡され、幸いにも当時の夫が婚姻費用を支払ってくれていたけど、娘が高校卒業するころには、この状況をなんとかしないと、生活保護まっしぐら、という事で悶々とする日々。ケアマネを薦められたけれど、ケアマネの受験資格を得るまでに最低でも8年かかるんすよ。還暦まぢかのアラ還だよ。脳みそ追いつかないよ。もう不安で不安で寝る時に脂汗だらだら。それでも娘を連れて家を出ると決めたのは私。だから何かしていないと落ち着かなかった。
それが突然アロマの勉強をしようと思ったのは、入浴介助をしていたある日。とある利用者の足が紫色となりパンパンに腫れていた。緩くマッサージをしてあげれば、もしかして循環がよくなっていくかもしれない。でも正しいケアの方法が分からない。その時に「ごめんなさい。本当はなにかケアの方法があるのかもしれないけれど、私には何もできないの」と、そっと撫でながら呟いたら、その方が「いいのよー。それよりもぎゅっとしてほしいわ」って微笑んだ。
思わず「それなら喜んで!」と抱きしめたら、小さく「嬉しい」って聞こえた。いつもニコニコしている人だけど、本当にうれしそうに笑っていた。それで帰宅後、マッサージの事を検索。リンパというのもその時に初めて意識した。言葉では意識していたけれど、そもそもリンパって何よ。
実は私、それまでにマッサージをお金出して受けた事がなかった。母親が「人にお金払ってまでマッサージ受けるなんて贅沢だ!」というタイプの人で、そういう世界から目を背けていた。
そんな私だったけれど、よく周りを見て見たら、癒しのケアを必要としている。そこからアロマやリンパを毎日検索する日々。幸いにも貯金が多少ある。でも「あはき」を勉強するには大学か専門学校に行く必要があり、そこまではリームーーーー。そんなときに目に入ったのがJAA理事でもある浅井先生による「介護アロマ」だ。すぐに講座を申し込み、二日間に受講した。周りはセラピストさんや、介護福祉士などが多い。私のように、アロマの「ア」も理解しておらず、介護職としても初心者はいなかった。けれど、マッサージのやり方は未経験ながら褒められた。そしてなぜか「手」が良く褒められた。
「みんな見て。この人の手はセラピーに向いている!このどんこのように厚みのある手は人を癒す手だ!」
まぁ平たく言えば太っているからなんですけどねw
でも確かに私の手は暖かいってよく言われる。利用者の皆さんは冬場になると、繋いだ手を離さない。これってもしかしたら私の特性かもしれない。
これが私の屋号である「DonQo Hand」の由来。
あの頃よりはちょっとだけ痩せたw でも厚みがあってあったかい手は健在。そしてメタボ予備役であることには間違いない。そこは改善しよう(反省している。健康診断の度に)
介護アロマセラピストのディプロマは頂いた。実践的なマッサージを習った。でもアロマとなるとやや弱い。だって説明が少なかったんだもん。あれはある程度アロマを勉強しているならいいけどねー、という内容だった。
当時はメディカルアロマという物に固執していて、その理由は「サ担会議でセラピストも意見が出せるようになりたい!」というもので、その場にいる医療者を始めとした専門家たちを説得するにはメディカルな知識がないとだめだ!と思っていたから。まぁその考えは当たらずとも遠からずで、今も根っこはそこなんだと思う。
そこでNARDのアロマアドバイザー受講へとなるのでした。
続きはまた